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「尊敬する人物を教えてください」は採用面接では聞いてはいけない

JUGEMテーマ:ビジネス

 

小学生の時に、社会科の教科書で、基本的人権の尊重とか職業選択の自由、と言ったことを習った。

当時は、こういったことは「用語先行」で知識として覚え、実感がわかなかった。

しかし、その後、小学生、中学生と年齢を重ねるたびに、例えば、在日韓国人の人が就職試験で差別を受けた、とか親が革新系政治団体の幹部で差別を受けた、といったようなニュースを新聞記事で見るようになり、なんとなく実感として世の中に思想や出自などによる就職差別があるんだなぁ、と実感するようになった。

 

話しは少し逸れますが、いまでもないわけではありませんが、昔の結婚は、相手の身辺調査が相当あったと聞きます。

今は、自由恋愛の時代ですし、子供が女性しかいなくとも、由緒正しい旧家でもなければ、お婿さんをとって「家を守る」という概念は薄くなっていますが、「家(家系)を守る」という概念が優先された時代は、子供ができるからだか、家系的に遺伝性の病気を持っていないか、知能レベルはどうか、裏の性格や生活習慣はないか、といった点を、興信所を使って徹底調査したそうです。

 

話題を就職の話に戻しますが、職業安定法では、

・人種

・民族

・社会的身分

・本籍

など社会的差別の原因となる恐れのある事項、思想及び信条、労働組合への加入状況に関する個人情報の収集は、原則認められないと定めているそうです。

 

確かに、本籍や人種は本人の適性や能力には関係のないことであるし、思想・信条も、個人の自由として憲法で保障されています。

こうした人権侵害になるような情報収集は、採用選考で行わない、というのは至極当然のことでしょう。

 

ただ、私が就職試験の頃に聞かれたような、

「短所はどこですか」

「尊敬する人物を言ってください」

なども、今の時代は、人権侵害に通じる

「採用試験で質問してはいけない不適切な質問」

なのだそうです。

 

私の就職試験の頃の定番質問であった

「親の職業」

「家族構成」

も今の時代は「NG」だそうです。

 

こうした質問は、何気ない悪意のない質問であることは、質問された学生サイドも、基本的にはわかると思いますが、採用されなかった場合、労働基準監督署に通報される可能性もあり、人事担当者はもちろん、アルバイトの採用を担当するケースなど、多くの人が身近に直面する可能性があるわけで、注意が必要でしょう。

 

ちなみに、私の場合、「親の職業」という質問は、ありがたいことに採用面接では確実に有利に働いていました。

学校を卒業する当時、某財閥系大手電機メーカーの面接を受けていますが、最近になって知りましたが、私が面接を受けた直後に、その企業から父に連絡が来て「息子さんが弊社に入社してくれそうです」と連絡が来ていたからそこに就職しなかったときはびっくりした、と。

 

陸上部のある某実業団では、選手のプロフィールをみると「A型」ばかりです。

私たち、ランニング愛好家の仲間内では、「アスリート気質はA型」というデータがその実業団にはあって、A型ばかりを採用しているのではないか、という噂をしています。

もちろん、実業団側は「たまたま」というかもしれませんが、仮に「適性や能力が血液型というデータで立証されている」として、それを採用基準に企業側がしていたら、労働監督署はどんな判断(適法?違法?)をするのだろう、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ507号より)

 

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 06:58
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人の振り見て我が振り直せ

JUGEMテーマ:ビジネス

 

「人の振り見て我が振り直せ」

ということわざを最近、よく実感します。

 

年齢を重ねると、ついつい、

「最近の若いもんは」とか「昔はこうだった」

というフレーズの話をしてしまいます。

 

もちろん、自分もそうでしたが、若い時には、好奇心旺盛で、知識欲もあり、なんでも貪欲に諸先輩や目上の人、経験者の話は吸収したい、という欲求がある。

したがって「最近の若いもんは」系の話も、うざくてくどい部分を適度に「受け流す」技術があれば、「なるほど」と勉強になることの方が多いし、ためになる。

 

まぁ、これは宿命で、若い時は、一般的に経験不足だから、年長者や知識や経験が深い方の話を聞いて、インプットしなければ、データーベースが基本的に不足しているから、成長ができない。

 

ただ、自分が社会の中で中間層より上の世代になってくると、さらに上の世代が、昔話をしているときに、

「もうそれ以上話がくどいと、若者は、もう完全に話しをスルーして聞いていませんよ」

というのが客観的に見えるときがよくある。

先日も、団塊世代の社長と20代の若手社員が雑談している場にわたしが居る、というシチュエーションがあった。

その際に、社長は、趣旨として、

「人生、90年と言われる時代になったのだから、めちゃめちゃ死ぬ思いで苦労する時代が10年、15年あってもいいんじゃないか。その苦労を乗り越えてビジネスマンとして一流になれるし、成長できる」

というようなことを話していたのだが、途中から、

「昔は、まさに月月火水木金金、のつもりで365日働いた。いまは実質200数日しか働いていなくて甘い」

みたいな話がくどくなってきて、若手が明らかに「話しを右から左に受け流している」のが、傍で聞いていた中間層年代の私にはわかったが、社長はそれを感じ取らなかったようで、延々と話している。

こうなると、まさに「自分もそうならないように気をつけよっと」となる。

 

別のエピソードであるが、バスに乗っていたら、70近いおじさんとそのおじさんの近所に住んでいるらしい40代のちょっとこぶとりの学校の先生という組み合わせを見かけた。

おそらく、ふたりは、近所の顔見知りで、たまたま帰宅時間帯のバスに乗り合わせたという感じだった。

おじさんは、数年前に40年以上勤務した会社を退職したこと、退職金が4000万だったこと、今は警備員の仕事を派遣でしていること、警備員の仕事は、11万円で、2時間の時もあれば8時間勤務の時もあるが1万円であること、通勤手当が11500円出ることなどを話していた。

40代の人は、最初は、ひさびさに会った近所の目上の人、という感じでし素直に話しを聞いていたが、そのうち、おじさんが「今度の日曜日にいっぱいやりましょうよ、驕りますよ」とか「今度、有志で海外旅行に行く計画があって、HIS3泊四日だけど10万程度で先生も行きましょうよ」とか「(40代の先生がこぶとりだから)糖尿病には気をつけた方がいいよ」とか、素直に話しを聞いていることをいいことに、どんどん話が発展していって、明らかに、何度もやんわりスルーしているのであるが、おじさんの「一緒に飲もう」的なお誘い攻撃は止まらない。

 

おじさんの声は、自分が想像している以上にでかい声で、バス車内に響き渡っていたから、私以外の他の乗客も不快感や「このつかまっちゃった40代の人、かわいそうだなぁ」という視線を送っているのだが、おじさんは、全くまわりの状況に気づかない。

 

また、別のエピソードだと、出張で来た女性の方(おばちゃま)が、「地元の人しか来ないようなお店」を探して、ふらっと入ってきた。

私は、たまたま、そのお店に居合わせたのであるが、「お客さん、お目が高いですね、このお店を見つけるとは、すごい目利き力ですね」と話のきっかけを作って、お店に滞留させようとマスターに話しを振ると、おばちゃまの話しが止まらなくなってきた。

 

これらを見て、ほどほどにしないと、「おっさん(おばちゃん)のくだくだ話」になって、次は相手にされなくなってしまうなぁ、と実感した。

ホント、自分自身も気をつけたいです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ498号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:51
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物流界のイノベーション

JUGEMテーマ:ビジネス

 

2016113日付の東洋経済に「宅配ポストは疲労困憊する配達員を救うか」と題した記事を掲載していました。

 

記事によると、

EC(ネット販売)の隆盛で拡大の一途をたどる宅配便市場

2016年度の宅配便の個数は37.4億個と、この5年間で15%増えた

◆経済産業省によると、2010年に7.7兆円だったEC市場は2015年には13.8兆円(62%増)

◆宅配大手のヤマトホールディングスの今期の中間決算は、売上高7066億円(前年同期比3.3%増)、営業利益209億円(16.4%増)だった

だという。

 

しかし、ネット販売は小型物品の割合が多く、1個当たりの単価は低く、宅配業者は、ネット販売の荷物が増えれば増えるほど「忙しいけど儲かっていない」という状況のようですね。

 

私もネットで買い物をする機会が増えた人間ですが、私のような単身で、かつ、出張が多いが困るのは「荷物の受け取り」です。

逆に言えば、ネット通販利用者の悩みは、届けてくれる宅配業者の悩みでもあるわけです。

 

つまり、再配達コストが物凄いことになっているでしょうし、コスト以前に、ドライバーさんは疲労困憊でしょう。

 

その打開策として、コンビニでも受け取りシステムがあります。

このメリットは、宅配業者は、コンビニに届ければ業務完了ですし、利用者は、21時以降の受け取りもできます。

私も利用したことがありますが、確かに便利です。

 

最近増えた「受け取りシステム」は「宅配ロッカー」です。

私は利用したことはありませんが、主要駅やショッピングセンターに設置されていて、24時間受け取り可能なのだそうだ。

 

問題解決手法として「納期遅れは、品物を届けることを前提にしているから、品物を届けないという発送の転換がイノベーションになる」という考え方があります。

別の例でいえば「清掃は汚れるものを持ち込むから発生するので、汚れるものを持ち込ませない」という発送の転換です。

物流業界のイノベーションは、なかなか活発です。

 

話は逸れますが、それに比較して酷いのが、カード会社や携帯、ネットなどをはじめとした毎日利用するものが不具合になった時のサービスセンターです。

「営業時間は午前9時から午後5時まで、土日祝日はお休みさせていただいております」

という音声ガイダンスが流れると、

「忙しい人は問い合わせできる時間帯なんてないじゃん」

とひとり、つぶやいています(笑)

こちらの世界も、改善・改革して欲しいものです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ514号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 18:05
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世間を敵に回すマスコミ対応時のNGワード

JUGEMテーマ:ビジネス

 

201682日に小池百合子都知事が初登庁した時に、都議会を、挨拶めぐりをした際の川井重勇都議会議長の対応に、苦情が殺到しているという。

 

このシーンは、テレビ報道で、何度も繰り返し報じられているが振り返ると、

川井都議会議長は、

◆「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と小池氏に挨拶

◆記者に対して「あなたの要望に応える必要はない」とコメント

◆小池氏との握手も記念撮影も拒否した

という出来事です。

 

小池氏は、当初、自民党に推薦を求めたが拒否され、自民党都連は増田寛也氏を支援したのだから、自民党出身の川井議長が感情的に「コノヤロウ」と思うのは仕方がない。

しかし、世間から見れば、議長は中立という立場から、所属政党(自民党)を離れているし、選挙が終われば「ノーサイド」で、大局的には、「都民のために頑張りましょう」とお互い思っているのだから、握手や記念撮影ぐらいすればいいのに、それを拒否するなんて大人げない、と確実に思うだろう。

 

川井議長は、マスコミ対応と世間の反応に対する「怖さ」をきちんと熟知していなかったのだろうか?

 

話は少し逸れますが、一般論として、企業が不祥事や製品事故を発生させた際に、マスコミ対応することになりますが、この状況では、

「普段なら許されるような言葉が、一瞬で世間を敵に回してしまうことがある」

ことを強く認識しておく必要があります。

具体的には、以下のような言葉が「NGワード」になってしまう可能性があります。

 

◇知らなかった、部下がやった

→責任逃れのように感じる

 

◇法律は遵守している、法的には問題ない

→企業として法律を守るのはあたり前の話で、事件・事故を防ぐために、どれだけ事前の努力をしていたのか、ということが聞きたい

 

◇みんなやっている

→業界の常識は世間の非常識と認識すべき

 

◇たいしたことではない

→実際、結果的には「健康被害は起きていない」などたいした事故ではなかったとしても、これを言ってしまうと、外部の人には、消費者を大事にしていないように聞こえる

 

今の時代、マスコミ報道は、文字でも映像でも、SNSを通じて2次使用、3次使用されどんどん拡散していきます。

つまり、実態以上に尾ひれがついて世間に伝わる可能性があるわけで、このことを政治家など公人や企業人だけでなく、私たち一般人も認識して行動するべきであろう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ501号より)

 

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 06:58
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組織で“自律した人財”を育成するために必要な視点

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やる気のある新入社員でも、最低限のビジネスマナーや業務上の技術的スキルが身につくと「成長の踊り場」になります。

では、「慣れた頃にさらなる成長を促す」ためには何が必要かといえば、「ストレッチさせること」です。

 

ここで言いうストレッチとは、

「ストレッチ」

⇒経験から学ぶ力のこと

⇒問題意識を持って高い目標や新たな課題に取り組む姿勢

⇒自分の想定よりも高い基準の仕事への挑戦が、経験から学び成長につながる

です。

 

「成長の踊り場」がなぜ生じるかといえば、

「自らの想定の範囲内でできる仕事をやっているから」

である。

つまり、新たな経験をする、新たな役割で仕事をする、いつもよりも高い基準で仕事をすることを通じて、ストレッチは実現されるのである。

 

ただ、単にストレッチを求めてもうまくいとは限らないといわれています。

それは、発想としてほとんどの人が、

「これ以上、仕事が増えたり、仕事のレベルがあがると“今の自分では無理”と感じる」

からです。

つまり、みんな「いっぱいいっぱいだ」と感じる若手社員が多いわけです。

 

したがって、成長するためには、「挑戦する意味を伝え、若手社員にできる自信を湧かせること」や「後押しすること」が必要で、それによって「若手社員の“大丈夫だ”という気持ちにつながる」わけです。

 

ここでいう「後押し」は、

『あなたはこういう力があるのだから、できるよ』というような「評価している能力を伝える」「周囲の期待を伝える」「成長の魅力を伝える」というようなことです。

 

また、若手社員で、同じような仕事をさせていても1年が経過すると成長に大きな差が出てくることがあります。

デービッド・コルブ氏が提唱した「経験学習サイクル」理論によれば、

1)「経験」

2)経験をした上で「内省」を通じて、振り返る

(3)経験から今後に使えるように概念化を行って自分の中で「持論化」として蓄積する

(4)その蓄積したものをもとに「実践」として、新しい取り組みを行う

という学習サイクルを意図的に回すよう計画すべきだそうです。

 

つまり、ストレッチな「経験」をしたとしても、その後の「内省」「持論化」「実践」を行わないと、その経験は成長にはつながらないのだそうです。

次代の社員を真剣に育てたい場合は、上記視点を理解し、頭に入れて、会社の仕組みを構築することが肝要である。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ519号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:55
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航空会社から送られてきた回答文

JUGEMテーマ:ビジネス

 

先日、搭乗予定の便が欠航になった。

すると、数日後に、航空会社からアンケートが送られてきました。

今までも、欠航や遅延が生じた場合は、このようなアンケートが送付されてきましたが、

「どうせある意見として統計されてしまうだけで具体的な対処はなにもされないだろう」

との思いから、メールをよく見ないで「スルー」してきました。

 

しかし、アンケートのメールをよく読むと「回答が必要な場合は下記宛に送付ください」とあったので、アンケートの回答だけでなく、メールでも返信してみることにしました。

 

その結果、以下のようなメールがすぐに返ってきました。

(注:以下、回答文引用(さし障りがある部分は、若干編集しています))

 

平素より○○マイレージクラブ会員として

弊社便をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 

この度は、〇月×日弊社△△便をご利用予定のところ

○○空港の降雪による影響のため、欠航となり、アリガ様をはじめ皆様に

多大なるご迷惑をお掛け致しましたこと謹んでお詫び申し上げます。

 

さらにその際対応致しました××空港ならびに△△空港の係員の対応が

至りませず、アリガ様にはご迷惑ならびにご不快の念をお掛け致しましたこと、

重ねてお詫び申し上げます。

 

弊社と致しましては、今般のようなイレギュラー時こそ

お客様へ適切なご案内を致しましたうえで、お振替の手続き等も

迅速に行なうべきものと存じておりますが、

お客様お一人おひとりへの丁寧なご案内には多いに不足が

ございましたため、弊社対応へのご指摘を頂戴するに至り、

弊社の対応力の不足を深く反省致す次第でございます。

 

今般、アリガ様より頂戴致しました、空港係員の不躾な対応への

ご指摘につきましては、当該空港はもとより、空港部門統括部署へ申し伝え、

今後は斯様なご迷惑をお掛けすることの無きよう、業務の振り返りを行い、

イレギュラー発生時の一連の対応能力の向上に努めて参る所存でございます。

 

この度は、ご迷惑とご不快の念をお掛け致しましたこと

あらためまして、深くお詫び申し上げます。また、お忙しい中、

「○○国内線サービスアンケート」にご協力いただき

誠にありがとうございました。

 

弊社サービスには至らぬ点も多々あろうかと存じますが、

お客様のご指摘、ご意見を糧に、改善とより一層の

サービス向上に努めて参る所存でございますので、

変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

(引用ここまで。(返送されてきたお詫び文(一部編集))

 

感想としては、

◇回答が比較的早く(メールしてから中1日で返信あり)気持ちがよい

◇回答文は、長文で、私宛に書かれた文章のように見えるが、定型文を編集したものっぽい

◇丁寧な言い回しではあるが、具体的な取り組みの方向性が見えない

◇担当者への伝え方によっては、状況が呑み込めず私が単なるクレーマーと勘違いされてしまう

と感じました。

 

欠航や遅延は、ビジネスでもプライベートの旅行でも「かんべんして欲しい」ですが、まず1か月後をめどに、「同じ路線と同じようなシチュエーション」でどのように対応方法が改善されているか、実体験してみたいです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ520号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:25
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業務の「兵隊」部分を完全委託すると組織は衰退する

JUGEMテーマ:ビジネス

 

私の世代でも、自分が社会人になった頃と今は、日本の産業構造が大きく変わった、と思う。

おそらく、私より一回り以上、上の世代はより産業構造の変化を感じているのではないかと思う。

 

私が学校を卒業したころもすでに進んでいましたが、高度経済成長期の製造業との違いは、生産拠点がどんどん海外に出ていってしまったことです。

要は、人手が掛かる仕事は、同時に、国内生産だと人件費が増大してグローバル化により国際競争力で勝てませんから、労働賃金の安いところに移転していったわけです。

 

私が、経営コンサルタントのはしくれとして、仕事を始めた頃は、大手企業や大手企業の系列子会社の生産部門の業務改善の仕事は、まだそこそこありました。

業務改善の基本は、「動作分析」から始まります。

「動作分析」とは、簡単に言えば、作業プロセスを細かく分析して、ロスや無駄をなくし、最も効率の良い方法を「標準」として作業者を訓練し、生産性を向上させるわけです。

 

ただ、コンサルティング会社に転職した20年前でも、すでに「動作分析は古臭い業務改善指導」と化してきていました。

なぜなら、大手企業やその系列企業では、国内における単純作業は既に機械化され、設備投資するより人件費が安くなるような場合は、国外に生産拠点を移し始めていたからです。

 

話題は少し変わりますが、働き方も変わったと思います。

昔の職制は、正社員、パート従業員、アルバイト、でしたが「派遣社員」という新たな非正規雇用が増えたのも変化です。

製造業であれば、昔から「ホワイトカラーとブルーカラー」と分類され、ブルーカラー業務は徐々に非正規雇用で負荷調整されるようになってきていましたが、いわゆる「知的サービス」にも、その波が押し寄せてきたわけです。

 

つまり、知的サービスには、「企画したり、業務指示を下す頭脳部隊」と「お客様現場の最前線で知的サービスを提供する兵隊」がざっくりいえばありますが、後者の兵隊部分を「業務委託」という形式にしはじたわけです。

 

中には、正社員は、「頭脳部隊」だけにして、「兵隊部分」は、完全に「外部委託」という組織運営をしているところが増えました。

私の経験ですが、このような形態の場合、

「産業として草創期にある」

「兵隊部隊の個々能力が高い」

時期は、「兵隊部隊」が、完全に外部委託でも問題なく仕事はまわります。

 

しかし、産業として成熟しはじめると、サービスを提供される側(お客様)のレベルが上がっているにもかかわらず、「兵隊部隊の知見や技能」は進化しません。

それは、端的には、

「兵隊同士はコンペティターだし、育成指導料という対価が無いから若手の兵隊を育てる道理が無い」

からです。

 

製造業で、労働コストを下げるために、パート従業員や期間従業員を雇用するケースでも、現場に必ず正社員は存在します。

そうしなければ、事務管理部隊に到底できない現場での技術的知見が蓄積されず、業務レベルが進化しないことをわかっているからです。

 

しかし、意外と知的サービスの世界では、兵隊部隊の技能レベルが一定水準以上ないとできない比較的高度な業務であることから、正社員として雇用する賃金体系が確立されていないこともあるのか、完全外部委託のケースが多い。

(おそらくその理由は、兵隊部隊の年齢層がある程度の社会経験がないとできないため高齢となり、業務見習い期間中を含めた育成コストと活用年限が合わない)

 

こうしたことに気づいているのか、気づいていても「見なかったことにしている」のかわかりませんが、結構、こうした形態の組織が存在する。

こうした組織には、品質マネジメントシステム規格の「組織の知識」の理解と実践をして欲しいものである。

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:02
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アレルゲン「乳」が混入して自主回収したUHA味覚糖のお詫び文

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2016127日付の時事通信によれば、

(以下引用)

UHA味覚糖(大阪市)は7日、コンビニエンスストア大手のセブン-イレブンで117日から販売しているチョコレート菓子「贅沢コロロ ショコラグレープ」16万個の自主回収を始めたと発表した」

と報じていました。

 

記事によると、「海外メーカーから買い入れた原料のチョコレートに、乳成分が混入していたこと」が判明したため」である。

ご存知のように「乳」は、表示が義務付けられている「特定原材料7品目」のひとつである。

(注:特定原材料7品目は、卵、小麦、乳、えび、かに、落花生、そば)

つまり「商品そのものに乳成分の表示がない」ため「乳アレルギーの人」は食べることで、アレルギー反応が出てしまうため回収となったのだ。

 

早速、UHA味覚糖のウェブサイトをチェックしてみました。

すると、「お詫びと商品回収に関するお知らせ」と題した「お詫び文」が掲載されていました。

https://www.uha-mikakuto.co.jp/information/20161207.html

 

「お詫び文に含めるべき要素」として、代表的な「社長限界でしょ」に当てはめてみました。

 

◇謝罪→記述あり。

ただし、あっさりしている印象。

 

◇調査→記述あり。

ただし、

・奈良工場で製造した製品(贅沢コロロ ショコラグレープ)であること

・原料のチョコレートは「バリーカレボージャパン株式会社」が製造したものであること

は書かれているが、いつからいつ製造されたものか、や、賞味期限がいつのものかなどの記述が無い。

また、「奈良工場」の製造所記号などを記載しなければ、一般の消費者にはわかりにくい

 

◇原因→記載なし。

おそらく調査中なのであろう。説明不足。

 

◇改善→何とも言えない一般的な記載あり。

「原因」が判明していないから仕方がないが、「品質管理を徹底し、再発防止に努める所存・・・」では、何も期待できないし、信頼回復につながらない。

 

◇処分、賠償など→記載あり。

着払いで現品を送ってもらえれば返金できることは記載されている。

しかし、本来欲しかった人にとっては、返金よりも「乳」が混入していない代替品が欲しいはずで、代替品か返金かの選択制にするなど、もうちょっと賠償について説明があっても良いと思う。

 

上記のように、個人的見解ですが、評価してみました。

よくある「お詫び文」でダメとは言えませんが、私見ですが、今後の経過報告に関する記述などが不足しており、物足りなさを感じますね〜。

 

話は全く変わりますが、「UHA味覚糖」といえば、CMがいつの時代も特徴的で、話題になります。

個人的には、女優の矢田亜希子さんが高校生時代に出演していたCMが好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=Vxme-xQUhy0

1996年のCMでもう20年以上前のものですが、懐かしいですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ519号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:02
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キリンが開発した国産最軽量のアルミ缶

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飲料大手のキリンホールディングスの子会社で、中間持株会社の「キリン株式会社」のパッケージング技術研究所は、20161122日に、国産最軽量となるアルミ缶を開発したと発表した。

 

神奈川新聞の記事によると、このアルミ缶の開発で、

◇350ミリリットル缶で約5%、500ミリリットル缶で約7%の軽量化を実現

(350ミリリットル缶は14.613.8グラム、500ミリリットル缶は18.116.8グラムへ)

11月下旬にキリンビール神戸工場から市場への展開を開始

◇缶の厚みを薄くしつつ、ふたには折り目をつけるなどして強度を維持

◇缶全体の厚みも均一

◇製造過程での二酸化炭素(CO2)排出量が年間約2万9600トン削減

などになったという。

 

当たり前の話ですが、缶の強度が維持され、軽量化が図られ、缶の製造工程での加工温度など生産技術を工夫することは、「物流コストの削減」、「製造コストの削減」、「環境負荷の削減」などに効果があり、品質にも環境にも安全にも配慮した素晴らしい技術開発である。

 

ちなみに、キリンのパッケージ研究所は、生産子会社であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンの製品にこのアルミ缶を投入していくであろう。

普通に考えれば、他の飲料メーカーにも、こうして開発した技術を「製品」として提供していくのであろう。

 

少し専門的な話になりますが、「キリン(株)のパッケージ研究所」を組織として品質マネジメントシステムを考えた場合は、「製品の設計・開発」は「容器」になります。

しかし、飲料生産子会社を含めた「キリングループ」で品質マネジメントシステムを構築するとなると、「市場に提供するべき製品」は「ビールやワイン、清涼飲料水」そのものですから、「容器の設計・開発」は、「製品の一部」となってしまいます。

 

マネジメントシステム監査で、審査員が事例をサンプリングする場合、「容器の設計・開発」事例しか設計事例としてサンプリングしなかったとしたら、ふつうに考えれば適切な監査だったとは言い難いといえるのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ517号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:26
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指導者にキャパがない時の受講者の取るべき対応

JUGEMテーマ:ビジネス

 

勉強でも、スポーツでも指導者によくありがちなタイプに

「俺が言ったとおりにやっていれば大丈夫」

「俺が組んだ勉強やトレーニングメニューに沿ってやっていれば大丈夫」

という方がいます。

 

指導される側が、右も左も見えない時代は、このタイプの指導者について行くのは楽です。

逆に、例えば、脳の働きや身体の動き、生理学的な知識を教え、成長していくための理屈はこうだ、こういったことをやるとこうなる・・・的な理屈を論理的に教え、あとは、自分で考えてやりなさいタイプの指導者だと、この時点では、教わる側は、なんともストレスがたまる、という何をしていいのかがわからない状態に陥ります。

 

「俺が言ったとおりにやっていれば大丈夫」タイプの指導者に言われたことを、一心不乱に取り組み、ピタッとその通りに成長してくると、教わる側は、指導者に対して絶大の信頼を得て「指導者と受講者の蜜月期」に入ります。

 

しかし、その体制は、それだけでは、長続きしません。

それは、例えば、「スランプ期をどう乗り切るか」といった「伸び悩み」や「ケガで故障しているとき」の指導が的確でないと、「指導者と受講者の蜜月期」はあっという間に終わります。

 

ビジネスでも、スポーツでも一緒ですが、会社や個人の調子がいい時は、極論を言えば、めちゃくちゃに酷い指導やアドバイスをしない限り、何をやってもうまくいくのです。

話は脱線しますが、バブル経済期は、ちょっとしたきっかけで、うまくいけば売り上げ増やヒットにつながりますから、要は「感性勝負」のイケイケどんどんです。

 

しかし、そういうときこそ、ちゃんと客観的なデータを収集し、

◇成功要因は何なのか

◇顧客のニーズや期待はどのように変化しているのか

◇苦情や要望にはどのようなものがあるのか

といったことを論理的に分析する習慣を身につけていないと、ダメになった時の対策も「感覚的」なものになり、なかなか回復しません。

ちなみに、このような組織の代表として、凋落激しい某お台場のテレビ局がその一番の好例でしょう。

 

さて、話しを戻しますが、「俺の言ったことをやっていればいい」タイプの指導者について、調子の悪くなった時は大変です。

受講者も賢くなって、「この方法じゃうまくいかないよなぁ」と感じても、それをやり続けると、どんどん悪くなり、結果的には再起不能になります。

指導者も、今まで従順だった受講者が、意見を言うようになると、「精神的にお前は弱いんだ」とか「屁理屈をつけてあなたはサボっている」といったさらにやる気のない発言をする、あるいは「無視をする」といったおとなげない態度になって、受講者のこころはどんどん離れていきます。

 

受講者の立場で考えた場合、このような時はどうするか??

一番いいのは、調子の悪い時に臨機応変で柔軟な思考や発想ができる指導者に指導者自体が成長し、変わってもらえればいいのです。

しかし、まぁ、現実的には、「キャパをすぐに広げる」のは難しいので、その時は、受講者側が、その指導者の今までの労に対する感謝の意を表しつつ、徐々に離れ、キャパのある指導者のもとに走るしかないでしょう。

「冷たい」「そんなことはできない」と情に流されるのは、自由ですが、受講者がその後、失敗したところで指導者は、責任を取れないですから。

 

指導者も受講者もそれぞれが成長し「変わる」ことをしなければ、蜜月時代は長く続かないのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ468号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 06:32
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