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レギュラー化された「ポツンと一軒家」の視聴率が好調

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

本日は、「ポッキーの日」ですが、話題は、201810月からレギュラー放送となった「ポツンと一軒家」(テレビ朝日系日曜1958分〜)話題です。

 

この番組を視聴している方ならご存知と思いますが、

Google Earthの衛星写真から一軒家を探し出す

・ようやく見つけた家を遠巻きに見守り、民家か空き家をチェック

・在宅していた住民に「なぜ住んでいるのか」、「どう暮らしているのか」などの話を聞く

・その人の背景にあるドラマをあぶり出す

という番組です。

 

この番組の第1回視聴率が、同時間帯で1位の14%にもなったそうです。

この時間帯には、NHKの大河ドラマ「西郷どん」がありますが、ふだん、テレビを見ない実家の父と「西郷どん」視聴から脱落した母も熱心な視聴者となっています。

 

女性セブン20181122日号によると、この番組プロデューサーの植田貴之さんは、以前は、

『人生で大事なことは○○から学んだ』という番組を手がけていたそうです。

番組終了後、『有名人よりも、一般人から学ぶことの方が多いのでは?』という発言が会議でスタッフから出され、放送作家さんが、『じゃあ、山道を車で走っていてたまに見る、ポツンと建っている一軒家には一体どんな人が住んでいるんだろう?』と思いついて、『とりあえず撮ってきて』と撮影スタッフを派遣したことから番組の企画が始まったそうです。

 

この番組は、「有名人の人生を振り返り、生きるヒントをもらう」番組で、私もたまに視聴していました。

当たり前ですが、番組はプロが作っていますから、面白かったのですが、自分に当てはめてみた場合「ちっともヒントにならない」(ちょっと言い過ぎですが)のです。

その理由を私なりに考えてみると、芸能人、有名人の殆どの人生の振り返りでは、人生を変えてくれた「〇〇さんとの出会い」というものがあります。

つまり、逆に言えば、「〇〇さんと出会わなかったら今の自分はない」ということです。

これを自分に当てはめると、「どうやったら〇〇さん的な人に出会えるんだろう」ということになり、運に身を任せるしかありませんので「学び」にならないのです。

 

もちろん、「引き寄せ理論支持派」的にものごとを考えれば「願いが強かったからキーパーソンに出会えた」という「〇〇さんに出会ったのは運ではなく必然」と考えることもできるのかもしれません。

ただ、それでは、殆どの人は「ヒント」になりません(笑)

 

この番組では「一般人」を扱っているので、多くの場合「自分にも当てはめる」ことができます。

また、直接自分には当てはまらなくても、ふつうの一般人ですから、感情移入もしやすいです。

同じような番組として、テレビ東京系の『家、ついて行ってイイですか?』があります。

これも、ごく普通の一般人を対象にしているので、入り込みやすいです。

「シロウトを主役にして番組が成り立つの?」と一昔前なら感じてしまいますが、今の時代は、「みんな、精いっぱい頑張っているんだ」と共感する番組の方が、視聴率がとれるのかもしれません。

 

ちなみに、この番組は、

・本当に住民はいるのか?・・・といったスリルを失わないため、事前の現地調査をしない

・一般の人にカメラを向けるため、番組スタッフは細心の注意を払って撮影する

・現場に向かうのは最少人数

・個人宅の訪問なので、服装や話し方は失礼にならないよう気をつける

・時間帯にも注意し、自宅を訪問するのは日中だけで、日が暮れたら捜索は終了

というポリシーを守っているそうです。

 

視聴率が取れると、番組を継続するために、無理をします。

「ポツンと一軒家」も、きっと、「実際に住んでいる民家」、「取材を受けてもらえる住民」となると、いつか、「取材対象は枯渇」するでしょう。

イッテQの「やらせ」疑惑ではないですが、その時は「惜しまれつつ終了する」という英断をして欲しいものですね。

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 09:10
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北海道平野部での初雪の遅さが史上2位

JUGEMテーマ:ニュース

 

20181110日のNHK札幌の朝のニュースを見ていたら、初雪が明日以降(1111日)になると、「北海道の平野部で初雪の遅さが132年ぶり(史上2番目)」となるそうです。

 

ちなみに、117日が立冬で、暦の上では「冬」の突入しましたが、

117日時点で初雪が1ヶ所もないのは1990年以来28年ぶり

・今年は、11月に入っても高気圧に覆われて寒気が入りにくくなっている

2017年の初雪は、旭川市(平年値1023日)と釧路市(平均値1110日)で1017

2017年の初雪は、札幌市(平均値1028日)で1023日と例年より早かった

1990年は、1110日に観測しており、11日以降になれば1886年の1118日に次ぐ遅さ

になるそうです。

 

朝のニュースでは、今年は、エルニーニョ現象が発生したということですから、一般的には「暖冬」になるのでしょう。

 

例年、11月上旬に、旭川に出張していますが、コートを着て出かけていましたが、今年は、もちろん、コート無し。

陽が落ちて、夜になっても、気温が810℃もあり、びっくりしました。

例年であれば、夜になるとタクシーが、路面凍結を気にして慎重に運転するため、ふだん、20分ぐらいで到着する訪問先も、30分ぐらいかかったりしましたが、今年は通常時間で移動できました。

 

エルニーニョが発生すると、日本では、日本海側は降水量が少なく、太平洋側は多くなるようです。

そのため、過去のケースだと、冬本番の1月、2月に東京で大雪になり、受験生に影響が出たり、マラソン大会が中止になったりするようです。

 

出張が多い私としては、できるだけ荷物を増やしたくないので、コート無しで移動できる期間が長いのはありがたいです。

暖冬になると、スキー場のオープンが遅れますし、夕方の気温が15℃を下回らないと「鍋料理が食べたくならない」という傾向もあるようなので、お天気に影響されるビジネスは、傾向と対策が必要でしょう。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 09:46
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デザイン思考

JUGEMテーマ:ビジネス

 

ここ数年、デザイン思考という言葉を聞く場面が増えてきています。

その理由は、

GoogleAppleも取り入れている考え方

・イノベーションを起こすプロセス

として、多くの企業やビジネスマンが関心を持つようになったからでしょう。

 

以下にデザイン思考について、簡単にまとめてみました。

 

◆デザイン思考とは何か?

→問題解決のプロセス

→ユーザーの本質的なニーズを見つけ、イノベーションを起こすプロセス

 

◆デザイン思考が注目されている理由

・イノベーションを促進する

・良いアイデアが生まれやすい

・遊び感覚でアイデア・イノベーションを生み出す

・強い組織ができる

といった効果が期待できるため

 

◆デザイン思考の5段階のプロセス

ゞΥ

¬簑蠶蟲

A和

ぅ廛蹈肇織ぅ

ゥ謄好

という順序で実現される

 

5段階のプロセスの概要

ゞΥ

ユーザーからスタート

→既存の製品・サービスをどのように利用しているか

→どのようなことに不満を持っているのか

→気づかなかったこと、わかったニーズを些細なことでも書き出す

 

¬簑蠶蟲

→何が問題、何が課題なのかを明確にする

「問題の明確化のポイント」:3S

1.Short(短く)

2.Specific(具体的に)

3.Sexy(魅了的に)

 

A和

→問題に対する解決策を検討

→解決策のアイデアは「質より量」で洗い出す

→有望そうなアイデアは、プロトタイプに持っていく

 

ぅ廛蹈肇織ぅ

→創造段階で出たアイデアを形にする(モノの場合)

(サービスの場合はアイデアを具体化し試行)

 

ゥ謄好

→テストしてフィードバック

→開発チームでは気づかなかったことを洗い出す

→プロトタイプを改良する

→「設計プロセス」でいえば「妥当性の確認」

 

それでは、デザイン思考を用いて製品が開発された事例を、「iPod」で考えてみたいと思います。

 

ゞΥ

→既存の音楽プレーヤーとその利用状況を調査

→聞きたい音楽を聴くためにMDを取り換える作業が必要

CDからPCに取り込んでプレーヤーに入れ直す作業がある

→たくさんの曲がプレーヤーに取り込めない

 

¬簑蠶蟲

→簡単に音楽が取り込めるプレーヤー

→沢山音楽を入れることができるプレーヤー

 

A和

→簡単に操作ができるクイックホイール

PCにつなぐだけで自動的に同期ができるAuto-Sync

→聞きたい曲を探しやすい画面サイズやすぐに見つけ出せるUI

 

ぁ↓ゥ廛蹈肇織ぅ/テスト

→良いアイデアはすぐプロトタイプにしてメンバーでテスト

→クイックホイールはプロトタイプ制作の繰り返しの中で誕生

 

それにしても、1990年代後半からこの約 20 年の間にビジネス書の中で注目を浴びた代表的な「ビジネスにおける問題解決のための思考法」として、

1)論理的思考

2)デザイン思考

3)スタートアップ思考

などがコンサルタントを中心に紹介されてきました。

 

これらの違いは、ひとことでいえば、「人の視点に違い」ではないかと思います。

結論から言えば、

・論理的思考→三人称

・デザイン思考→二人称

・スタートアップ思考→一人称

だと思います。

 

論理的思考は、論理に飛躍があっては、その結論について、誰かと共有することができません。したがって、論理的思考は、データの分析、問題点の整理と実行へのブレイクダウン、自分の考えを相手にしっかり伝えるといった点で効果を発揮します。

つまり、新たな発想や企画が実行可能かどうかを検証するときに有効です。

逆に言えば、、ビジネスの新しい発想を論理的思考に過度に期待するのは、難しいかもしれません。

 

デザイン思考の場合は、取り組む課題は「顧客」(あなた)の課題であり、誰かの課題をいかに早く解くかになりがちな印象があります。

つまり、「自分の意志」よりも「相手の課題」を重視する視点なので、デザイン思考は、相手や顧客といった「あなた」に共感して入り込む「二人称的なもの」であると思います。

 

スタートアップ思考については、機会をあらためて説明したいと思いますが、「君はどうしたいのか」「君だけの洞察は何か」という、自分だけの問題を突き詰めようとする思考なので、一人称的な思考なのです。

 

これらの思考は、例えば、

「新たに成長する自社の柱となる新規事業を作りたい」

というような時に、

・スタートアップ的に自分だけの秘密や自分の意志からまずものごとを思考

次に、

・デザイン思考を使って顧客のニーズを汲み取って製品や機能を作る

併せて、

・論理的思考を使って分析し、筋道を立てて関係者に伝えながら着実に実行していく

という流れになるのではないかと思います。

 

つまり、ビジネスを成功させるときには、これらの考えを組み合わせて考えることが必要なのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ618号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:06
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リーダーシップ

JUGEMテーマ:ビジネス

 

一般的に、リーダーの役割は、

◆リーダーは組織の目的及び方向を一致させる

◆リーダーは人々が組織の目標を達成することに十分な参画できる内部環境を作り、維持する

ことにあるといわれています。

 

また、組織の人々がマネジメントに参画することで、

「組織の便益のためにその能力を活用することが可能」

となるといわれています。

 

昔ながらの「ボス」は、「カリスマ性」や「部下に恩義を売る」、「役職・立場」といった「心理的強要面」の要素が大きかったと思います。

しかし、当たり前ですが、現代社会では、「内的動機付けを促す事を中心とした仕組」、つまり「ボスマネジメントからリードマネジメント」でないと、「ボス」の求心力は、得られないでしょう。

 

ボスマネジメントからリードマネジメントとは、

1)    部下を動機付けることに気を配る

⇒動機付けの障害を取り除く

2)    誰が悪かったかを探す

⇒何が悪かったかを探す

3)    欠陥の責任を取らせる

⇒欠陥を防ぐ方法を調べる

4)    生産性に全員の注意を向けさせる

⇒上質に全員の注意を向けさせる

(注:上質とは、生存、愛・所属、自由、楽しみ、力への欲求)

5)個人の達成を強調し、それに対して報酬を与える

⇒「グループの達成を協調し、その達成を認める

6)仕事をしろと命令する

⇒仕事をしやすい方法を確立する

という変化です。

 

また、リーダーシップには、コミュニケーションも重要です。

第26代、27代連合艦隊司令長官の山本五十六は、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

と言いましたが、これは、

「真に知ることは必ず実行を伴う、知と行とは表裏一体で、「知っている」、「聞いた」では、真に知ることにならないばかりか、まるで理解していない可能性が高い」

ということです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ576号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 08:29
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東京医科大学の追加合格者は約100人

JUGEMテーマ:ニュース

 

浪人回数の多い受験生や女子を入試において、不利に扱っていた東京医科大学が、過去2年分の入試結果を調査したところ、一般入試と推薦入試で計約100人が不正に不合格となっていたそうです。

東京医科大学では、不当に不合格となった受験生の意向を確認し、希望者については入学を認めるそうです。

 

2018116日付の朝日新聞によると、

・第三者委員会が10月下旬に公表した報告書では、201718年度の一般入試を分析した結果、不当に不合格になった受験生が計69人いた

69人の内、少なくとも55人が女子だった

・東京医科大学が、入試結果を精査したところ、対象者は約100人になった

・第三者委員会は2018年度の本来合格者の入学を認めるべきだと提言

2017年度については、「大学側の判断に委ねる」としていた

・東京医科大学は、検討した結果、2017年、2018年度の受験生を同じように扱うと決めた

(以上、記事より)

 

東京医科大学は、女子受験生らを中心に、損害賠償請求がされ、社会問題ともいえるほどのニュースになったので、道義的にも「不当に不合格になった受験生は受入ぜざるを得ない」との判断に至ったのでしょう。

 

ただ、東京医科大学の医学科の入学定員は「120人」です。

ちなみに、現在、東京医科大学の1年生から6年生の学生数と教員数は、

・学生数:748

・教員数:784

です。

 

対象者は約100人で、そのうち、入学を希望する人がどのぐらいいるのかわかりませんが、仮に、100%とすると100人、25%とすると25人です。

入学定員に占める割合は、100人だと約83%、25人だと約16%となります。

 

2019年度の入学定員は、大幅には、変えられませんから、過去2年の「不正を修正」するとなると、現在の東京医科大学を希望する受験生にとっては「非常に厳しい狭き門」となるでしょう。

 

追加合格者として、2019年度に、入学する学生は、堂々としていていいのはもちろんですが、他の大学に入学している場合は、単位を取りつつあるわけで、これらの単位をできるだけ、受入して欲しいと思います。

また、別の大学に支払った入学金や授業料は、補填するべきでしょう。

さらに、2017年以前の不当な不合格者についても、調査して、公表するべきでしょうし、逆に「特定の学生に加点していた問題」も、しっかり原因追及していくべきでしょう。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:10
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ビジネス誌に掲載されていたISO規格認証に関する記事

JUGEMテーマ:ビジネス

 

以前は、専門誌、ビジネス誌はもちろん、会社四季報や一般週刊誌に、「ISOマネジメントシステム規格」に関する記事が取り上げられていましたが、最近では、ほとんど目にしなくなりました。

 

専門家の立場でいえば、不見識や事実誤認で高評価されたり、逆に批判されるのは、寂しいものですが、「世間から話題にされない」のも「困ったもんだなぁ」と思います。

 

「週刊エコノミスト」(2018724日号)を見ていたら、ひさびさに「ISO関連記事」が掲載されていました。

「マンションの大規模修繕を考える(第8回)」という「記者と専門家のインタビュー形式」のコラムで「マンション大規模修繕工事の入札を妨げるISO?」というタイルの記事です。

 

このコラムの要点を、以下にまとめてみました。

(注:以下、記事を編集)

 

記者:「マンションの大規模修繕工事について、管理組合側で良心的な工事会社を選定すべきですが、それが実行されていないのが現実なんですね」

専門家:「管理会社や設計コンサルタントは、見積もり参加条件にいろいろ知恵を絞って工事業者をふるい落とします。その一例としてISOがあります」

 

記者:「管理組合としてはISO規格の認証を受けている工事業者の方が信頼できますよね?」

専門家:「一見、認証保有は工事業者の技術力を保証しているかのようですが、修繕工事の現場や仕上がりに大きく影響することはありません。ISO規格が見積もり参加条件とされれば、中小工事業者は、スタートラインに立つことができません。仮に修繕業界の実態を無視したこんな条件が公募項目にあるとすれば、不完全入札システムを言わざるを得ません」

(引用編集ここまで)

 

つまり、この記事では、

◆管理会社は元請けとなる、あるいは、紹介業者に修繕工事を受注させれば紹介手数料が入る

◆紹介手数料目的で、自社の影響力の強い工事業者を選定するために都合のよい応募条件としたい

ISO取得を見積条件とすることで、一部の優良な中小工事業者がスタートラインに立つことができない

ということを言いたいようです。

 

言わずもがなですが「大規模修繕工事」は、マンション住人やオーナーさんにとって、適正な価格で、質の良いしっかりした施工をしてもらうことが重要です。

管理組合や紹介した発注業者が、「自分たちの利益のために工事品質より自分たちに都合の良い業者を選ぶためにISO取得を入札条件にしている」のであれば、それは、マンション住人やオーナーさんに対する背信行為です。

 

確かに、この記事でも言われるように、ISO取得の有無で「修繕工事現場や仕上がり」に大きな差はないでしょう。

ただ、星の数ほどある工事業者の中から、「ある一定レベルの施工品質以上の工事業者を選定する仕組み」としては、ISOは、「ひとつの物差しとして比較的確実な仕組み」だといえるでしょう。

具体的には、ISO900114001規格では、苦情の受付や施工不良、手直し、事故などについて、記録を残すように要求されていますから、何かあったときに「記録がありません」ということはないですし、問題点を分析して、再発防止する仕組みが業者にあるわけなので、いい事例、悪い事例のノウハウの蓄積があるので安心感があると思います。

また、緊急事態に対する想定と手順の整備、訓練についても仕組みが備わっていますから、周辺住民に対する安心感もあるはずです。

 

ただ、この専門家が言いたいのは、「ISOを取得するほどの体力がない工事技術の高い工事業者が入札に参加できなくなる可能性がある」という主張は、確かに一理あると思います。

ただ、その場合の問題の本質は、「ISOが入札条件であるということではなく、都合よく自らの利益を拡大しようとする管理組合や元請け業者」です。

 

この記事を、ななめ読みすると、あたかも「ISOによって有能な業者が排除されている」ような主張のコラムに見えますので、多くの人は、ISOについての誤解を深めるかもしれません。

ただ、この専門家の方は「管理組合に寄り添う外装工事のプロ」なので、例えれば、コネ入試やコネ入社を正当化するために、客観的に都合の良いルールを作るのと一緒で、ISOを、そうしたふとどきな輩たちに利用されている現実も見てきているのかもしれません。

 

一定レベルの仕事の質を担保する、業者選定の仕組みとして、ISO認証制度は有効だと思いますが、発注者の思惑を見抜く能力もないと、都合よく入札と言いながら恣意的に業者が選定されてしまうのかもしれないですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ603号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 07:01
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クレジットカードの不正利用が増えている

JUGEMテーマ:ニュース

 

2018114日付の産経新聞が「クレジットカードの番号盗み被害が増加」という記事を掲載していました。

 

記事によれば、

・日本クレジット協会によると、カード番号や暗証番号などの情報が盗み取られる被害は、統計を取り始めた平成26年以降、年々増加している

・被害額が過去最多だった平成29年は、カードの偽造などを含む不正利用の被害額全体の74.8%を占めた

201816月の被害額も93億円と、前年同時期(86億円)を上回っている

・盗まれた情報は、換金しやすい電化製品や宝石、航空券などをネット上で購入するのに使われている

・カードの所有者のもとに身に覚えのない高額の請求が来ることもある

・総務省の情報通信白書によると、ネットショッピング利用世帯は平成14年の5.3%から平成28年には27.8%まで急増している

・決済方法も約7割がネット上でのカード決済

・利用者が増えたことで大量のカード情報を盗みやすくなった上、いったん盗めば不正利用で購入できる商品やサービスが増えていることが被害増加の背景にあるとみられる

・日本クレジット協会の担当者は「カード情報やネットショッピングの際に設定するパスワードを使い回さないようにし、パソコンのセキュリティーも厳重に管理してほしい」と話している

(引用ここまで)

 

記事では、「クレジットカードに関する被害」は、「ネットショッピングの拡大」が背景としていますが、もちろん、それも大きいでしょう。

ただ、通常のショッピングサイトのセキュリティは、しっかりしており、ネットを通じてクレジットカードの番号が盗まれるケースは、フィッシングサイトなどを通じて、カード番号を知らず知らずのうちに提供してしまったケースではないかと思います。

 

また、ネットショッピングばかりではなく、通常の店舗型のお店での決済の場合の「番号盗み」のケースはかなり多い気がします。

実は、私も、カード被害にあったことがあります。

結論から言えば、私の場合は、カード会社が、未然にチェックして、私自身の被害を防いでくれたので、私の実害はなく、実害があったのは、犯人に商品を売ってしまった店舗です。

 

私のケースは、おそらくですが(証拠はありません)、飲食店です。

飲食店で決済をする場合「テーブル決済方式」のお店がありますが、このケースは極めて危険です。

カードスキミングするチャンスはありますし、もっと簡単な手法なら、番号とセキュリティコードをメモされれば、不正な買い物は可能です。

 

出張が多いので、現金を引き出す手間(コンビニでも降ろせますが手数料が高い)を考えると、クレジットカードを利用する機会が多いですが、店舗やホテルの場合は、レジの目の前でカードを渡すので、店側はカード番号を盗み取るチャンスはほとんどありません。

しかし、テーブル決済の場合は、被害にあって以来、怖いので、できるだけ現金を渡すか、レジにまで付いて行って決済するようにしています。

 

それにしても、驚いたのは「カード会社の監視能力」です。

カード会社から連絡があったときに「お客様の普段のショッピング傾向と違う買い物があったので・・・」と言われました。

私のカード利用は、きちんと計算したことはないですが、たぶん、ホテルと鉄道、飛行機の決済で月々の支払金額の8割以上(もしかしたら9割)になります。

カード会社が連絡してきた時の「私が購入したことになっている商品」は「ゲームソフト」だったと思いますが、まず購入することはないカテゴリー商品です。

 

ただ逆に言えば、カードで決済するものが増えるたびに、カード会社は、どんどんビッグデータを蓄積していくわけで、商品やサービス供給者が欲しいデータがたくさん集まるわけです。

カード会社の監視部門が、どのような基準で、不正利用を監視しているのか、知りたい(超機密情報で絶対に無理でしょうけれど)ものです。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:10
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日本航空のパイロットがアルコール基準値越えで遅延

JUGEMテーマ:ニュース

 

2018年11月1日付の時事通信が、

「日航副操縦士、英国で拘束=乗務前、アルコール基準超―前日飲酒、予定便は遅れ」

とう見出し記事を報じていました。

 

この記事によれば、

・日本航空は11月1日に、男性副操縦士(42)が英ロンドンのヒースロー空港で、現地時間の10月28日、乗務前に同国の法令上の基準を超過するアルコールが検出されたとして、地元警察に拘束されたと発表した。

 

・日本航空によると、副操縦士は10月28日夜にロンドン発羽田行きのJAL44便に搭乗する予定だったが、拘束により、同便は予定時刻から1時間余り遅れて出発。

パイロットは3人乗る予定だったが、2人での運航となった。

 

・副操縦士は10月28日の夕方に同乗する機長ら2人とともにアルコール検査を実施。

この際にはアルコールの反応はなかった。

 

 ・送迎バスの運転手がアルコールの臭いを感じ、空港の保安担当者に連絡。

担当者が警察に通報し、実施された呼気検査でアルコールの値が基準を超えている疑いがあるとして、拘束された。

 

・その後いったん釈放されたが、10月31日に検査結果が判明。

血中アルコール濃度が法令上の基準値を9倍以上超えていたことが分かり、再び地元警察に拘束された。

 

・副操縦士はこの間の社内調査で、乗務前に適正なアルコール検査を実施したか問われ、「大変申し訳ない」と話した。

 

・日本航空は「機器を正しく使えば検知できたはずで、不適切な取り扱いがあったと考えている」と説明している。

10月27日夜に宿泊先のホテルでワインを瓶2本、ビールを約1.9リットル飲んでいた。 

(ここまで、記事から引用)

 

結果的には「基準値以上のアルコールが乗務前に検出」されたので、本人である副操縦士はもちろん、日本航空の運航管理の不備が問われるのは当然である。

それにしても、不思議なのは、

「アルコール検査を実施したのにアルコール反応がなかったのか?」

である。

日本航空は「検知機器の不適切な取り扱いがあった」との見立てですが、「不正な検査により乗務できてしまう仕組み」を徹底して見直す必要があるでしょう。

 

それと、JALの規定では、「乗務何時間前はアルコールを摂取してはならない」というルールがあるはずです。

アルコールを摂取したのが10月27日夜で、乗務が10月28日夜。

アルコール摂取から乗務するまでは、24時間近くあったと思われますが、アルコール摂取量が多かったために、基準以下にならなかったのでしょう。

日本航空の乗務基準の規定の詳細が分かりませんが「何時間前にアルコール摂取禁止」といった「時間で区切る妥当性」も検討した方がいいでしょう。

摂取量が多ければ、時間で制限しても無意味なことは、普通に考えても当然でしょう。

 

それにしても、送迎のバス運転士は、お手柄でしょう。

同乗する他のパイロットも一緒に送迎されていたはずですが、「気づかなかった」のか「気づかないふりをした」のか、この点もしっかり日本航空は検証して、パイロットのモラル、自覚についても再教育を徹底してもらいたいですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ618号より)

 

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元貴乃花親方(花田光司氏)が失敗した理由

JUGEMテーマ:スポーツ

 

少し旧聞に属する話ですが、幕内優勝22回の平成の大横綱「貴乃花」の貴乃花親方が、日本相撲協会を退職し、同時に「貴乃花部屋」が消滅しました。

あれだけの大横綱ですから、全国各地から講演会に引っ張りだこで、生活に困ることはまったくないと思いますが、個人的には「相撲界の体質と制度を改革できる人物」と思っていたので、残念です。

 

ただ、私は直接、元貴乃花親方(花田光司氏)にお会いしたこともなく、花田さんの性格や人物像をメディア情報を通じてしか知らないので、勝手なことを言えませんが、ひとことで言えば、「志が近い協会改革を考える仲間づくりができる人ではなかった」

と思います。

つまり、このまま協会に残っても、私たち世間の期待に応えるような活躍はできなかったのかもしれません。

 

2018929日付の日刊ゲンダイによると、

 

(以下記事を要約)

◆貴乃花親方は会見で、「9月場所後半、ある役員から圧力をかけられた」と話していた

◆その役員とは、「一門に入って一緒に頑張ろう」と粘り強く説得していた阿武松親方

◆ある親方によると、

・阿武松さんは責任感が強い

・同じグループの一員だったからこそ、貴乃花を一門に所属させようと必死になっていた

・しかし、圧力をかけた張本人のようなとらえ方をされ、ハラワタが煮えくり返っていたはず

・グチひとつこぼさないのは阿武松親方らしい

◆親しかった親方衆ほど、貴乃花親方から離れていく傾向がある

◆前々回の理事候補選で手を組むなど志を共にした山響親方(元前頭巌雄)も離れた

◆貴乃花親方に関して「アイツは人の話を何も聞かない。コミュニケーションが取れない」と周囲に話した

◆かつてのシンパの中には「アイツはクソ野郎だ」と吐き捨てた者もいる

(記事の要約、ここまで)

 

ということが、元貴乃花親方については、言われているらしいです。

私なりの分析ですが、

元貴乃花親方は、

・頑固な性格

・頑固なのは、視野が狭いから

・頑固だけど、才媛の景子夫人と結婚していろんな知恵がついた

・大横綱となりプライドが高い

・思い込みが激しい→だから、一時、宗教にもはまった

・視野が狭いが知恵がついた→一番タチが悪い

といった感じではないでしょうか。

 

相撲に対する愛情と弟子や後進を育成する情熱は、現役親方の中では、人一倍強いことは、誰もが認めるところでしょう。

ただ、かつての仲間も離れているような「人望のなさ」は、組織改革をする上で、致命的です。

組織内で人気がなくとも、数年前のように協会体質の腐敗が世間の関心事となっているような時に、「世間を味方に付ける術」があれば、組織は、世論に押されて、当時の貴乃花理事を推す(みこしを担ぐ)親方もいたでしょう。

しかし、組織内で仲間も作れない、世間を味方につける戦略も取れない、そうこうしているうちに、弟子の暴力事件が発覚する・・・そして、態勢を立て直すために「今はじっと我慢の時だ、一門に入って頑張ろう」と声を掛けてくれた阿武松親方まで敵視する態度。

これでは、どうしようもありません。

 

なぜ、このようなことになってしまったのか?!

元々生まれ持った花田氏の性格、人柄もあるかもしれませんが、私は、

・先代貴ノ花の次男として生まれ常にスターだった

・生まれた時から周囲に持ちあげられプライドが高い

・中学卒業後、相撲一色の生活で世間を知らず、視野が広がらなかった

・角界入り後、とんとん拍子で出世し、人に頭を下げたことが無い

といった点が「仲間も敵に回してしまい、仲間を増やす術が身に付かなかった」原因ではないかと思います。

 

私が2013年に上梓した「ちょロジ(ちょっとロジカルシンキング)」(パブラボ刊)の一節を以下に引用させていただきます。

 

(以下引用)

■ビジネスマンに必要な力

デキるビジネスマンになるために必要なのは、「観察力」や「先読み力」「想像力」「問題解決力」「リスク予測力」「筋道を立ててものごとを思考する力」など多岐に渡ります。けれども、どのようにしたら会得できるのでしょうか? ここで大切なのは、「ものごとを正確に評価・分析すること」と「客観的にものごとを捉えること」です。つまり、「多種多様な価値観を理解する力」なのです。

 

■多様な価値観を理解するには

多様な価値観を理解する力をつけるには、自らの経験を疑似体験として当てはめたり、興味のない情報に対しても受け取る姿勢をもつことが必要です。例えば、オリンピックで優勝した人の感激を、「運動会の徒競走で1番になったときの自らの心境」や「県大会で優勝した身近な友人の感激している様子」などから想像して感じることが出来るかどうかが大事なのです。そして、ここに新入社員が、「いろいろなことを若いうちに経験したほうが良い」と言われる理由があります。

 

客観的なものの見方や考え方をするには、多種多様な経験を通じて擬似経験値を高め、あらゆる価値観が理解できる頭を作っておく必要があるのです。そこで興味のない情報を遮断してしまうと、事象に対しての認識する力や、理解力が育みません。

 

■普段から「なぜ?」思考を

あらゆる価値観を理解するためには、いろんな情報を取り入れる必要があります。そのためには、世の中のさまざまな事象に対して「なぜだろう」「どうしてだろう」と考えてみましょう。インターネットの普及によって、情報過多となり、興味のある情報以外は無意識のうちに排除してしまう傾向にありますが、「どういうことだろう」「どのようなシステムで成り立っているのだろう」と好奇心を絶えず持っていましょう。興味がなくなればなくなるほど、社会的事象を理解できなくなり、理解できないものを無意識に排除するようになってしまいます。

 

また、良いか悪いか、または好きか嫌いかは別にして、社会の常識や価値観は時代とともに変化しています。

若いうちだけでなく、年輩になっても社会の常識や価値観、公平感の変化を敏感に読み取って受容することを心がけてみましょう。

(引用、ここまで)

 

上記引用部分にも記述していますが「視野が広がらない」=「多様な価値観を理解できない」、「相手の立場に立ってものごとを捉えられない」という事態になります。

花田氏は、

・大人気力士、先代貴ノ花の次男として生まれた

・角界入り後、下積み時代が殆どなく大出世

・力士時代は相撲以外に関心が無い

・取り巻きはイエスマンばかり

という状況ではなかったかと思います。

 

この状況だと、まわりは、花田氏に対して忖度した行動を取ります。

つまり、相手の立場でものごとを捉える能力は育ちません。

しかし、親方になってのスタートは、「一兵卒の年寄」です。

ただ、この時は、同じように若くして大出世した幕内24回優勝の大横綱北の湖氏が、理事長を務めていました。

北の湖氏は、角界に入ってからの経歴が同じような貴乃花親方を買っていたそうです。

要は、北の湖氏という「重石(おもし)」があった時代は、周囲の親方も、北の湖理事長の手前「長いものに巻かれろ」状態で、貴乃花親方と意見対立や軋轢を生むようなシチュエーションがなっかったのでしょう。

 

惜しまれるのは、北の湖親方が早逝してしまったことです。

北の湖理事長の重石がある時に、組織内でのさまざまな折衝を経験して、視野を広げ、人の話を聞き、理解できる論理能力を身に付けて欲しかったと思います。

ロジカルシンキングできれば、今の結果に至ることはなかったでしょう。

 

今後は、2019年の参院選出馬が噂されていますが、おそらく、世間の風向きが変わらなければ出馬するでしょう。

しかし、悪く言えば「意固地」、よくいえば「頑固で意見を曲げない」な自らの性格をあらためないと「国会議員ほど仲間を作る術」に長けていないと生き残れる世界ではありません。

鬼籍に入ってしまっていますが、おそらく、民主党推薦で出馬し国会議員になった大橋巨泉氏、社民党推薦で国会議員になった田嶋陽子氏も、どちらかというと「一匹狼」で生きてきた人間なので、「組織の論理」にはなじめず、政治家としては大成しなかったのだと思います。

 

今の状況であれば、花田氏が参院選に出馬すれば当選するでしょう。

しかし、こうした自らの性格に起因した問題を自覚して改善しなければ、国会議員になったとしても「客寄せパンダ」的に「票稼ぎマシーン」としての期待しか自由民主党からはされず、角界での阿武松親方のように、親分格の議員にさじを投げられてポイされる結果になってしまうのではないかと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ614号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:41
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KYBの検査データ改ざん問題はISO認証審査で検出できたのだろうか?

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オイルダンパー大手のKYBの検査データ改ざん問題の影響が、どんどん大きくなっています。

10月25日付のNHK「クローズアップ現代+」でも、この問題が取り上げられていましたが、免震ダンパー、制振ダンパーともに、施工後の物件で部品を交換することは、極めて困難であると報じていました。

 

一般的に免震ダンパーの方が、建物の地下に設置されているため、交換が制振ダンパーに比較して容易といわれていますが、それでも、地下には、さまざまな配管が張り巡らされており、取り外し・交換にともなう作業は、相当時間が掛かるそうです。

 

制振ダンパーの場合は、もっと強烈で、壁の内部に埋め込まれているケースが多く、マンションやオフィスビルの場合、入居者は、一時的に退去しなければ、工事ができません。

したがって、その費用負担をKYBはもちろん、施工会社なども一部を負担することになると、膨大な時間や費用が掛かることは間違いありません。

 

2018年10月26日付の日刊工業新聞では、記者の渡辺光太氏が、以下のような見方をしていました。

 

(以下、“記者の目”より引用)

 <記者の目>

  KYBによれば、問題の検査データ改ざんは、検査工程で引っかかった製品の数値を、記録し、再検査で通過できるように係数を加え改ざんしていたという。

免震ダンパーのような大型製品は内部の部品搭載も多く、再検査のために、部品をばらして、最初から点検するのは大変であり、その間の作業ももちろんやり直しとなる。

実際、一つの製品の再検査には3―5時間近くかかるようだ。

 

 そのため、再検査の対象が多ければ、現場の負担は比例して重くなる。

実際、不正行為の理由については会見で「なかなか製品の適切な性能が出づらく、改ざんしてしまったないか」と説明している。

再検査になってしまうこと自体は製造現場では仕方ないことだ。

だが、検査を通過しづらい、もしくはバラツキが大きすぎる製品を投入したことは問題の要因だった可能性がある。

もちろん、免震用ダンパーは自動車用ダンパーほどの生産量はないため、生産の自動化による品質改善などは難しかったのかもしれない。

 

 だが、KYBは17年には免震ダンパーの検査合格率86%まで改善している。

改ざんをしなくても、初回検査を通過させる性能とその技術は潜在的にはあったとみられ、当初からもう少しバラツキを抑えた製品を市場投入すべきだったのかもしれない。

または、検査通過率に合わせて、検査に人員を割くなど現場の負担を減らすことはできなかったのかと悔やまれる。

 (引用ここまで)

 

つまり、渡辺記者は上記に、

「不合格になった場合のやり直しに相当の時間が掛かる(煩わしい)のが問題」

「製造プロセスでバラツキが大きすぎる製品投入がそもそも問題の要因」

「検査合格率に対して現場の負担を減らす人員配置が必要」

といったことを述べていますが、私も、これらが問題だったと思います。

 

ISOマネジメントシステム監査の観点でいえば、

【機会】

「東日本大震災などを通じて防災意識が高まっている→オイルダンパーの受注増」

「建築基準法改正により新規物件の耐震基準強化→オイルダンパーの受注増」

・・・

【リスク】

「検査現場の負担が大きい→再検査をやりたがらない→検査データ改ざんの可能性」

「検査現場の要員が少ない→検査の不正を監視するチェック体制が弱い」

「製品のバラツキが多い→再調整、再検査の件数が増える→現場の負担増」

・・・

といったことが懸念されるので、こうした点について、経営層は、しっかり認識して、事業計画や目標、内部監査の重点事項として反映していたかどうかが、ポイントになります。

 

ただ、実際の認証審査の中では、こうした観点で審査をし切れていないのではないかと思います。

経営層が「リスクに感じているので、経営資源を追加投入しています」などと審査員に説明すれば「認証機関としては審査していたこと」になります。

しかし、経営層が、上記に挙げたようなリスクを認識していなければ、認証機関の審査員は、組織の経営層から、こうした説明を聞きませんから、審査記録には当然記録されません。

(経営層がその他のリスクとして認識していた事実はもちろん記録されます)

 

「組織不祥事」に関して、ISO認証に対する市場の期待は、このようなケースの場合「認証審査員が、検査現場の実情について、経営者サイドが気づいていないリスクについて、インタビューを通じて気づかせたり、リスクを想定して質問する、といった審査技術です。

でも、殆どの場合、経営者サイドには「うちの経営について第三者機関の審査員がわかるわけがない」と思っていますし、審査員も「そこまで踏み込めない」あるいは「踏み込む実力がない」でしょう。

 

オイルダンパーについては、KYBと系列子会社や川金ホールディングスのデータ改ざんがすでに明らかになっており、認証機関は、これまでの審査がしっかりと実施されたのか検証する段階に入ると思います。

各機関が、どのようなジャッジを下し、今後の糧とするのが注目したいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ617号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:05
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