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大学入学共通テストの記述式は採点誤差が生じるだろう

JUGEMテーマ:ニュース

 

20191111日付の毎日新聞の報道で、

「英語だけじゃない 数、国「記述式」の不安」

と題した見出し記事が報じられていました。

 

記事によれば、

・立憲民主党の斎藤嘉隆参院議員は毎日新聞政治プレミアに寄稿した

2020年度から始まる大学入学共通テストでは英語民間試験の導入が延期された

・新たに記述式試験が導入される国語や数学にも問題があり、不安が高まっていると語った

・斎藤氏は国語の記述式問題について、条件に縛られており記述式と言えない

・数学についても「いわゆる空欄補充という形式」で目的とする記述式と言えない

・採点方法も複雑なため、自己採点が難しく、自分の実力にあった正確な出願が不可能

・採点業務は民間に委託され、50万人の答案を1万人が20日間で採点する

・アルバイトによる採点も行われる見込み

・大プロジェクトであるが、計画や手法がずさん

・現場を見ずに計画を立てていることに原因がある

・記述力による評価の必要性にしても理念は正しいが、実行面では政治的配慮や利権がある

・有識者や霞が関の思い込みで制度が作られ、現場と乖離している

などと主張しているそうです。

 

他の報道では、週末に実施された世論調査では、国民の5割以上が民間試験(英語)の導入延期を指示しているそうです。

私自身は、大学受験当時、共通テストの前身の共通一次世代ですが、最大のメリットは、

・マークシート方式なので、採点者による誤差がない

・自己採点結果がほぼ正確なので2次試験の出願が正しくできる

ことにあります。

 

そもそも、答案用紙を採点したことがある人ならわかると思いますが、一般論として記述式の採点は難しい(採点者による誤差が出る)です。

私は、学生時代に、学習塾でのテストの採点、大学の補助教員とレポートや試験の採点をした経験があります。

一応、採点する際は、採点マニュアル(採点基準)のようなものがあって、「ここまで記述されていたらプラス何点」、「この記述が欠けていたらマイナス何点」といった採点ガイドラインはありました。

しかし、正直なところ、同じ人間が採点しても、最初に採点した答案用紙と食事やトイレ休憩を挟んで採点した答案用紙を全く同じ基準で採点できていたかと言われると、自信がありません。

また、記述式の回答が長文になるものは、採点者がななめ読みする可能性もあり、回答者の回答意図をしっかり読み込めているかどうかも微妙だと思います。

 

採点される側のエピソードとしては、受験生時代の模擬試験で、代々木ゼミナールの全国統一模擬試験で、小論文が全国3位になったことがありました。(確か偏差値は80台でした)

この結果は嬉しかったですが、正直なところ、「うまく書けた」という実感はなく、採点結果が出た時は、「うそでしょ?!」と思いました。

その後、小論文の模擬試験は何度か受けましたが、偏差値的には6570程度と、上位ではあるものの飛びぬけた結果を出すことはありませんでした。

勝手な予想ですが、高得点が出た小論文の採点は、採点者の評価が甘かったのではないかと今でも思っています。

 

以上のような点から、共通テストは、多くの受験生が受験する実質的な「統一テスト」ですから、選択式回答であるマークシート方式でいいのではないかと思います。

大学2次試験については、記述式ですが、各大学が責任を持って実施するのですから、採点者による誤差は発生すると思いますが、採点者の力量(専任講師以上など)を決めて実施しているでしょうから、受験生としても納得可能でしょう。

 

それにしても、大学入試のケースは、国民が理解しやすいテーマですが、理解しにくい政策などもこの調子でまともな計画や実行可能性の検証をせずに決まっていると考えるとぞっとしますね。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 12:09
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信州そば発祥の地:高遠の幻のそばの種復活

JUGEMテーマ:日記・一般

 

地方出張すると、ローカルニュースを好んでチェックします。

地方テレビ局の民放のローカルニュースも好きですが、意識的にチェックしているのは、NHKです。

NHKのアナウンサーは、地域採用の契約社員の身分のアナウンサーもいるようですが、正社員のアナウンサーは、全国転勤があります。

そのため、NHKのローカルニュースを見ていると「あっ、NHKの東京放送センターにいた○○アナは、今、ここに勤務しているんだぁ」と懐かしむことができるからです。

 

数か月前に、仙台出張した際に、NHKのローカルニュースを見ていたら、「石井かおるアナウンサー」がニュースを読んでいて、懐かしかったです。

石井さんは、数年前はよく、有働由美子アナが司会をしていた「あさイチ」のリポーターで見かけました。

年齢的には、私より少しお姉さんですが、ベテランアナウンサーらしい着実なリポートに好感が持てたので印象が強いのです。

 

さて、話題は変わって、長野出張している時に、NHKのローカルニュースを見た時のことです。

「幻のそばの種復活へ」というニュースが流れていました。

ながら視聴だったので、しっかりメモしていませんが、

・高遠でそば屋を営む男性が「幻のそばの種を復活」させた

・きっかけは「昔の蕎麦はうまかった」という高齢者の声

・戦後、農業試験場で大量生産するために品種改良されたそばが信州の蕎麦の主流

・男性(山根健司さん)は、復活までに12年の歳月をかけた

・・・

というようなニュースでした。

 

ネットでこの「幻のそば」に関する情報を探すと、2019723日付の「伊那谷ねっと」に「幻のそば入野谷在来種 種まき」と題した記事が掲載されていました。

 

 

記事によれば、

・信州そば発祥の地伊那そば振興会は723日に伊那市長谷浦のほ場で、幻のそば「入野いりの谷や在来ざいらい種しゅ」の種まきを行いった

・この日は伊那そば振興会や信州大学などの関係者10人ほどが、8アールのほ場に、手押しの機械を使って入野谷在来種の種をまいた

・入野谷在来種は、一般的なそばの実よりも小粒で、打ったそばは香りが豊かなのが特徴

・入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていた

・終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり、消えていった

・伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ、6年前に塩尻市の長野県野菜花卉試験場で見つかった

・伊那そば振興会が4年前から浦のほ場で種をまき、徐々に種の数を増やしていった

20199月中旬に80キロのそばの実の収穫を予定している

11月には高遠町内のそば店で初めて一般に提供したいとしている

(以上、伊那谷ねっとより抜粋)

そうです。

 

 

 

NHKのローカルニュースでは、試食した人の声が紹介されていて、「そば本来の香りがする」旨の感想をもらしていました。

 

ちなみに、この「幻のそばの種」を追い求めた男性が営むそば屋さん(高遠の一刻)には、私は、20166月に訪問しています。

11月の一般に提供されるという「入野谷在来種」のお蕎麦を、ぜひ、味わってみたいですが、今年はチャンスがないかなぁ。

 

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ667号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 08:12
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再びストライキが行われた佐野サービスエリア

JUGEMテーマ:ニュース

 

2019118日の日本テレビのニュースによると、

「労使間のトラブルで今年8月に一時営業を休止した栃木県の東北自動車道・佐野サービスエリアで、8日朝、再びストライキが行われた」

そうです。

 

報道によると、

・ストライキを行ったのは、佐野サービスエリア上り線のレストランの従業員

・この施設は、社長と従業員の労使トラブルで8月に一部の営業を休止した

・その後、社長が退任し、営業は再開された

・新たに就任した社長が、ストライキの中心となった従業員の辞職や損害賠償を求めた

・(そのため従業員側は)今回、再びストライキに踏み切った

というのが今回のストライキの経緯のようです。

 

他の報道をチェックすると、経営側の弁護士によれば、新社長は、前経営者から営業譲渡を受ける際に「トラブルのもとになった双方の退任」を求めたそうです。

ここでいう「双方」とは、当時の社長と労働組合を主導したK氏です。

つまり、現社長の言い分は、「前社長が退任したのだから労組を主導したK氏も退職してください」ということのようです。

 

法律的な面はわかりませんが、普通に考えて、現社長の言い分は、前社長との合意であって、労組側(K氏)とは合意されていない話です。

また、労働組合やストライキは、労働関連法令で保障された労働者の権利です。

現社長からすれば、「労組を主導して従業員を扇動するような社員は業務の邪魔だ」という発想かもしれません。

しかし、退職を強要する行為は、違法かどうかは私にはわかりませんが、少なくともパワハラになるでしょう。

 

お昼のテレビでは、現社長側が「営業妨害です」とストライキを決行した従業員に叫んでいる様子が流れました。

しかし、ストライキ自体は、違法ではありませんし、そうならないようにマネジメントするのが経営者です。

また、報道では、8月のストライキに対する損害賠償を求めているそうですが、これも、これまでの報道情報から考えると、ストライキにいたった原因を作ったのは、旧経営陣であり「お門違いの賠償請求」だと思います。

 

この「佐野サービスエリアにおけるストライキ」については、2019817日のブログで少し触れました。

http://blog.logcom.jp/?day=20190817

それにしても、そもそも佐野サービスエリアの運営は、ネクスコ東日本からの業務委託だと思いますが、ネクスコ東日本は、この問題について、どのような立ち位置なのだろうと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ671号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 06:40
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“できるビジネスマンのマネジメント本”の「まえがき」公開!

JUGEMテーマ:ビジネス

 

2019年10月25日に発売した“できるビジネスマンのマネジメント本”(玄武書房)

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「できるビジネスマンのマネジメント本」の「まえがき」を公開させていただきます。

 

(以下、まえがき、より)

あなたが、「とびきりの美人、あるいは美男子と、高級レストランで食事をする機会ができた」とします。恋愛感情があるなしに関わらず、美味しい食事をしながら、楽しい会話をすることを想像して、食事に行く前から、わくわくした気分になるでしょう。

しかし、いざ食事が始まってみると、相手の箸の使い方が悪い、くちゃくちゃと音をたてながら食べる、スープをずるずると啜る、ドリンクを飲む前にナプキンで口を拭かないままグラスに口をつけてべっとりと痕が付く・・・といった行為を相手がしていたら、おそらく、食事に行く前のわくわく感は

あとかたもなく消え去り、百年の恋も冷めてしまうでしょう。もしかしたら、いち早く「この食事の席を終わりにして帰りたい」と思うかもしれません。

 

私の友人にマナー講師をしている人がいるのですが、「テーブルマナーは、若いうちから身につけないと大人になってから正しいマナーを知ってもなかなか矯正できない」のだそうです。

 

確かに、テレビの料理番組を見ていると、料理の知識が豊富で、腕前もあるタレントはたくさんいますが、意外と箸の持ち方はめちゃくちゃな人が多いことに気づきます。

おそらく、本人は「正しくない箸の持ち方」に気づいているのでしょうけれど、子供の頃に身についてしまったものは、大人になって直せなかったのだと思います。

 

テーブルマナーの例をあげましたが、私たちは、大人になると、社会人としてさまざまなことを考え、判断をするシーンが増えます。

ビジネスマンは当然ですが、仮に外に働きに出ない専業主婦(主夫)であったとしても、家族会議や町内会の集まり、PTA、趣味のサークルなどを通じて、打合せをしたり、それらの集まりの中で発生した諸問題について議論をすることはあるでしょう。その時に、先に挙げたテーブルマナーのように、「ものごとの見方・考え方の基本」が身についていなかったとしたら、どうなるでしょう。

おそらく、堂々巡りのムダな議論が続き、次元の違う議論が延々と繰り広げられるでしょう。挙句の果ては、声の大きい人、組織内で影響力のある人の意見がごり押しされて、結果的に間違った決定をしてしまいます。

知識や情報、経験は年齢とともに増えていきますが、テーブルマナーと同じように「ものごとの正しい見方・考え方」、つまり「ビジネススキル」を若いうちに身につけなければ、大人になってからは、なかなか矯正できません。

 

私は、「ビジネススキル」を身につけるには、「マネジメントの原則」を身につけることが身近な方法として最適と考えます。しかし、マネジメントの原則について「経営学」や「ドラッカーマネジメント」を勉強しなさい、といわれると堅苦しく感じると思います。

そこで本書では、身近な日常の出来事やニュースで話題になった例を取り上げて、「ビジネススキル」を理解していくことにします。興味のある項目から読み進め、自分のことに置き換えて、反芻して考えることで、自然と「正しいものの見方・考え方」が身につくでしょう。

正しいものの見方・考え方が身につけば、少し大げさに言えば、生きる意味や仕事に対するモチベーションも変わるはずです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ670号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 15:01
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羽田空港の断水と再発防止

JUGEMテーマ:ニュース

 

2019116日に、東京・羽田空港の飲料水が断水したそうです。

国内線第2ターミナルは、結局、6日中に復旧せず、殆どの飲食店が営業できず、売店の弁当が飛ぶように売れたそうです。

 

各メディアの報道では、

・空港職員から「水がしょっぱい」との報告があった

・調査すると、貯水タンクの水の塩分濃度が高くなっていることが確認された

・その結果、貯水タンクからの水の供給が止められた

・塩分濃度が高くなった原因は不明

・トイレの手洗い場では水の入ったペットボトルを置いて対応している

・日本空港ビルディングは貯水タンクの水を抜いて原因を調べたうえで、新しい水を入れる

・水の供給は7日中には復旧できる

ということのようです。

 

結果的には、「やれやれ」ですが、気になるのは「塩分濃度が高くなった原因究明」です。

東京の空の玄関口で、空港利用のビジネス客、観光客はもちろん、飲食利用の客といった利用者はもちろん、飲食店関係者など多くの利害関係者がいることから、「とりあえずの応急処置での復旧」をするのでしょうけれど、「原因不明」のままでは、言わずもがですが、いずれ再発するでしょう。

 

専門家やネットの声を調べると、羽田空港の立地的に、海水が貯水タンクに混入した恐れがあるのではないかと言われています。

貯水タンクまでつながる導管の亀裂などの調査は、水の供給復旧と同時に実施されると思いますが、早く、原因を究明して欲しいものですね。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:49
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廃棄物処理法は「排出事業者責任」が基本

JUGEMテーマ:ビジネス

 

廃棄物管理において、近年、企業が注意を払わないといけないのは、「不正転売や横流し」のリスクです。

よく耳にするこの種のリスク事例としては、

・産廃処分業者に委託した社名入りの段ボール箱が、山林に大量に廃棄されていた

・産廃処分業者に依頼して廃棄したはずの製品が、インターネットで販売されていた

・社名入りの包装紙が転用されていた

といったものです。

 

製造メーカーにおいては、自社の工場から発生する廃棄物だけではなく、生産委託先工場や販売代理店、物流倉庫から発生する廃棄物にも注意を払う必要が出てきたわけです。

自社が委託している産業廃棄物の収集運搬業者の選定、定期的な最終処分場の確認はもちろんのこと、委託先工場、倉庫、販売委託先で発生する廃棄物の処理方法についても、廃棄物処理手順を指示するか、あるいは、自社と同等の管理がされているか、確認が必要でしょう。

 

話題は、少し変わりますが、平成3041日施行で「マニフェストの虚偽記載等に関する罰則が強化」されています。

具体的には、

6か月以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金(従来)

1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金(平成3041日以降)

です。

 

ご存知のように、廃棄物処理法の罰則は「両罰規定」といって、違反者本人と法人に対して罰則が科されます。

また収集運搬・処分業者については、「処理基準に適合しない収集運搬、処分、保管」について、行政指導や行政命令が命じられることがあります。

改善命令に従わない場合は、「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金またはその併科」となります。

 

企業(排出事業者)が注意しないといけないのは、廃棄物処理法が「排出事業者責任」の考え方が基本なので、「産業廃棄物の処理委託先が不適正処理」を行った場合、状況によっては、排出事業者も責任を問われ、環境汚染等の除去に必要な措置を命じられることがあるのです。

廃油、廃液など化学物質を排出する企業だけでなく、単なる紙ごみやプラごみでも大量に不法投棄されていて、その除去作業について排出事業者が必要な措置を負うことが決定された場合は、相当の金銭的な支出にもなりますし、組織の信頼性低下にもつながるので、「たかが廃棄物」と甘く考えないようにすることが重要ですね。

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:03
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長野県の大手住宅設備機器販売会社の元社員はなぜ巨額のビール券を搾取できたのだろう

JUGEMテーマ:ニュース

 

2019107日付の報道で、長野放送が、

「ビール券巨額詐欺 未払金5.2億円 店側が賠償求め男の元勤務先を提訴「職務の取引として信頼」 長野」

という見出しのニュースがありました。

 

長野放送の報道によれば、

・長野市の酒店で巨額のビール券がだまし取られた

・酒店が詐欺の疑いで逮捕された男が勤務していた会社を相手取り、賠償を求める訴えを起こした

・詐欺の疑いで逮捕されたのは、長野市の無職の男性(53

・警察によると、20192月、長野市内の酒店から約14000万円分のビール券などをだまし取った

・関係者によると、容疑者は当時勤務していた大手住宅設備機器販売会社の取り引きを装った

・男は「エアコンの販売促進に使う」などと説明し、業務用メールで注文していた

・酒店側は「職務の取り引きとして信頼した」と説明

・男が勤務していた会社に対し、未回収金の一部578万円余りの支払いを求めている

・ビール券の取り引きは3年前から繰り返し行われていた

・未払い金は52000万円ほどまでに膨らんでいる

そうです。

 

この長野放送の報道だけだと、よくわからない点が、

・未払い金が巨額過ぎるが、酒店のビール券の売掛金管理はどうなっていたのか

・未払い金が52000万円なのになぜ、一部の578万円の支払い請求なのか

といった点です。

ふつうに考えれば、未払い金が5億以上もあるということは、3年前から容疑者の男が発注していたビール券の支払いが滞っているのに、なぜ、男が注文したビール券を引き渡していたのか不思議です。

ただ、他の報道では「この大手住宅設備機器販売会社から過去に9億円以上のビール券の注文があった」ということが言われているので「酒店は住宅設備機器会社を信用」してしまったのかもしれません。

 

それにしても、この大手住宅設備機器販売会社も「業務用メール」で元社員(容疑者)がビール券を大量かつ継続的に注文していたのであれば、なぜ、不正に気づかなかったのかという疑問が残ります。

容疑者の男が、個人アドレスで酒店にビール券を発注していたのであれば、会社は不正を把握しづらかったかもしれませんが、業務用メールであるならば、怪しい業務を監視することも可能だったはずです。

また、そもそも逮捕された容疑者の男もこの巨額なビール券を何に使用したのでしょう。

 

再発防止という側面でこの報道を捉えれば、大手住宅機器販売会社と酒店の双方は、しっかりとした原因究明をして欲しいものだと思います。

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 08:40
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大学駅伝指導に慣れてきた両角速監督

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2019114日付のスポーツ報知が

「指揮官名前通り「速」の東海大「勉」の筑波大」

という見出し記事を報じていました。

 

記事本文を読む前に、「その通り!座布団1枚!!」と思いました。

20191028日の本ブログで、20201月の箱根駅伝本戦に出場する東海大、青山学院大、筑波大の監督(両角速氏、原晋氏、弘山勉氏)が、同学年であることを紹介しました。

http://blog.logcom.jp/?day=20191028

 

私は、学年的には、彼らの1学年下なので、原監督が世羅高校で主将をされていたこと、両角監督と弘山監督が昭和最後(昭和6412-3日)の箱根駅伝の花の2区を走っていたことについて、リアルタイムで記憶に残っています。

しかし、それから30年の時を経て、このスポーツ報知の記事にあるように、それぞれのチームカラーを表した方(「速」と「勉」)が監督になって活躍していることには気づきませんでした。

確かに、この3人が生まれた1966年度は、大学駅伝界の「黄金世代」といえるのかもしれません。

 

それにしても、113日に開催された「第51回全日本大学駅伝対校選手権」では、東海大学が16年ぶりに優勝しました。

過去2大会は、いずれも準優勝。

準優勝、準優勝、優勝ですから、立派な成績です。

しかし「乱獲」と言われた「黄金世代」と呼ばれる今年の4年生が居ながら「なぜ優勝できないの」という想いもありました。

 

駅伝指導については全くの素人の私が述べるのも失礼ですが、両角監督は、ようやく大学駅伝指導に慣れてきたな、と思います。

両角監督が目指す指導と選手像は「世界で活躍できる選手の育成」です。

長年指導してきた佐久長聖高校出身選手の代表格は、マラソンの現在の日本記録保持者大迫傑選手です。

 

両角監督の指導は、簡単に言えば「トラックで勝負できる選手」を主体にした指導です。

詳細の練習メニューは存じ上げませんが、東海大の選手のSNSなどをチェックする限り、以前は「ハーフ以上の距離を走り切るスタミナ重視の練習」は、あまりしていないような感じでした。

しかし、高校の長距離指導は、大会ではロングでも10キロです。

したがって、3000m5000mといったスピードを鍛える練習重視でも、10キロ以下が高校駅伝の距離ですから、勝負でき、都大路の全国大会でも優勝することができたわけです。

 

しかし、大学の場合は、最も視聴率があり、世間が注目するレースは「箱根駅伝」です。

箱根駅伝の各区間は20キロ前後です。

マラソンをしている人ならわかりますが、10キロまでの練習と、ハーフ以上を走りぬく練習は違います。

つまり、以前の両角監督は、「トラック重視の延長に駅伝がある」というスタンスの練習でした。

したがって、素材のいい選手を高校時代にスカウトして東海大に入学させても「駅伝的には伸び悩み」(トラックでは成果が出ている)という結果だったわけです。

 

この数年は、選手のSNSや陸上関係の報道を見ていても、ロードのロング練習が増えています。

その結果、トラックのタイムでは、並み(といっても大学長距離界では上位クラス)でも、ハーフマラソンでは、めっぽう強いという選手も、ここ数年は現れている気がします。

 

今年度で卒業する「黄金世代」以降は、100点満点のスカウティングはできていない、とも言われていますが、来年度以降も距離が長くなればなるほど(要は、出雲より全日本、全日本より箱根)強さが東海大は出てくるかもしれません。

今回の全日本は、黄金世代の4本柱「館澤、關、鬼塚、阪口」抜きで勝利しました。

彼らが故障から帰ってきたら、箱根は、どんなオーダーになるのだろう、と楽しみです。

 

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“ニッスイいわし水煮”缶詰の回収

JUGEMテーマ:ビジネス

 

20191029日の共同通信が、

「日本水産、缶詰56千個を回収 菌混入で膨張、いわし水煮」

という見出し記事を報じていました。

 

記事によれば、

・日本水産は1029日、ベトナムで製造し、輸入販売している缶詰の自主回収を発表した

・自主回収する缶詰は、「ニッスイいわし水煮(175グラム)」

925日に量販店の従業員が、膨張している商品を見つけた(全国で9月から発売)

・対象商品は、55872個で賞味期限が20227月または8月と記載された商品

・缶の加熱殺菌工程の後に常在菌の一種が混入したことが原因とみられる

・現時点で健康被害の報告はないが、食べると下痢などの症状が出る恐れがある

ということだそうです。

 

早速、日本水産のウェブサイトを確認してみました。

すると、20191029日付で「お詫びと回収のお知らせ」と題した文書が掲載されていました。

http://www.nissui.co.jp/news/pdf/20191029.pdf

 

私見ですが、共同通信の記事とこのお詫び文から気になる点は、

・缶が膨張した商品が見つかったのが925日なのに公表されたのはなぜ1029日なのか

・「日本産いわし」とあるが、日本の漁港で水揚げされた「いわし」をベトナムに輸送しているのか

という点です。

 

食品工場に勤務する知人にこの件について聞くと、

・いわしの缶詰は、手作業が多く、人件費がコストに大きく影響する

・いわしの加工は、うろこ、頭、ひれ、内臓を手作業で処理する

・いわしは傷むのが早いから、ベトナムの委託工場の加工工程と作業を再確認するべき

だそうです。

 

日本水産のお詫び文では、「謝罪と処置(返金)」については触れていますが、「原因、再発防止」については「調査中」となっています。

膨張した異常な商品が店舗で見つかってから1か月以上も経過しているわけなので、「回収すればいいだろ」という話ではなく、なぜ、発表が発見から1ヶ月も経過したのかをきちんと説明するべきだと思います。

また、このコラムでも、食品の回収の報道は何度も扱っていますが、その後、ウェブサイトを確認しても、「どのような原因で、どんな対策を取ったのか」についてほとんどの会社で、公表していません。

回収後の再発防止策について「聞かれたら回答する」という姿勢ではなく、しっかりと、公表することが、消費者への信頼感向上につながると思いますし、製造メーカーとしての責務だと思います。

 

ちなみに、日本水産のウェブサイトによると、国際的な食品安全マネジメントシステムの認証規格であるFSSC22000を日本水産(ニッスイおよび国内グループ会社)は、17の国内事業所で取得(201910月現在)しているそうです。

今回回収された商品の委託工場であるベトナムの工場の製造管理はどうなっているのか?管理レベルは国内と同等レベルなのか?について明らかにして欲しいです。

また、量販店など全国の卸売り、小売り業者も、日本水産の海外委託工場生産品についてもFSSC22000の取得要求をして行くべきではないかと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ670号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 05:01
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失敗学をテーマにした“ミス・ジコチョー”が面白い

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

2019年10月期のドラマが概ねひと通り開始になりました。

録画を含めてこれまで視聴したことがあるドラマを挙げてみます。

 

《月曜日》

・ハル〜総合商社の女〜(テレビ東京)

《火曜日》

・まだ結婚できない男(フジテレビ)

《木曜日》

・科捜研の女(テレビ朝日)

・ドクターX6(テレビ朝日)

《金曜日》

・ミス・ジコチョー―天才・天ノ教授の調査ファイルー(NHK

・時効警察はじめました(テレビ朝日)

・孤独のグルメ8(テレビ東京)

・一人キャンプで食って寝る(テレビ東京)

《土曜日》

・少年寅次郎(NHK

・俺の話は長い(日本テレビ)

《日曜日》

・グランメゾン東京

 

各ドラマの感想の詳細は、割愛しますが、現状、相棒18や月9でディーンフジオカさんのシャーロック、福士蒼汰さんの4分間のマリーゴールド、高畑充希さんの同期のサクラなどは、ほぼ「視聴するのを見送ろう」と心の中では決めています。

 

これまで視聴した前記したリストを見るとわかるように、「金曜日」はめっちゃ忙しいです(笑)

全てをリアルタイムで見ているわけではありませんが、リアルに見るとすると、22時からNHK、23時15分からテレビ朝日、24時12分からテレビ東京、24時52分から引き続きテレビ東京・・・となります。

23時15分からの時効警察の終了時刻は24時15分なので、次回予告を見ていると24時12分スタートの孤独のグルメが始まってしまいます。

 

私のお気に入りのドラマは、ひとつに絞れませんが、「ひとつ挙げろ」と言われれば、「孤独のグルメ」でしょう。

安定感では「ドクターX」。水戸黄門的な気分がスカッとするドラマです。

個人的には、今回の注目ドラマは、松雪泰子さん主演の「ミス・ジコチョー」です。

 

ミス・ジコチョーを視聴されている方はご存知だと思いますが、このドラマは「失敗学」がテーマです。

監修に、失敗学の権威で、東京大学名誉教授で、「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員長」も務めた畑村洋太郎氏が担当しているのも「マネジメント」に携わる者としては注目のドラマです。

 

ネタバレになるので、あまり書けませんが、このドラマは、

・さまざまな事故を第三者の目で調べる「事故調査委員会」を題材にしている

・主人公(工学者)は「人は誰でも失敗する。大切なのはその失敗とのつきあい方だ」を標榜している

・主人公は、本業の研究より事故調査に好んで参加する

・主人公は、初対面の相手に「あなた、最近どんな失敗しましたか?」と平気な顔で聞いてしまう

・謎解きシーンで主人公は、「失敗しちゃった」という

・・・

といった点がポイントです。

 

ミス・ジコチョーは、全10話。

NHK朝ドラ「半分青い」のヒロインのお母さん役とは違った「松雪泰子さん」に注目したいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ670号より)

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 08:15
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