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風を読む力が衰えたゴーン氏

JUGEMテーマ:ニュース

 

日本時間の202018日の22時から行われた元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏の記者懇談会(実質的な記者会見)ですが、が以外メディアの反応をネットでチェックしてみると、

・日本からの逃亡の詳細については語られなかったことは失望である

・書類を示しながら説明したことは「効果的」ではあるが未だ経営者のようである

・フランスメディアは「新事実もサプライズもなかった」と厳しい論調

という感じです。

 

私自身も、当初、「どんな新事実が語られるのだろう」とある種のわくわく感がありましたが、Abema TVで会見をリアルタイムで視聴していて、40分ぐらいで、「もういいや、深夜にトイレに起きるから、その時、どこかの大手メディアが会見の様子をまとめたネットニュースがあるだろうから、それをみよう」と日中の疲労感から、就寝してしまったぐらいです。

 

私の解釈では、ゴーン氏は、この会見で、

・日産自動車のクーデーターである

・このクーデターには日本の政府関係者もかかわっている

・このクーデターでは不正な司法取引がされている(私は無実だ)

・日本の人質司法はおかしい(公正な裁判が行われると思わない)

・家族にも会えず、風呂にも週に2回しか入れない

といったことしか述べていなかった気がします。

 

感情論でいえば、裁判が結審するまでは「推定無罪の原則」ですから、何不自由なく過ごしていた富裕層からしたら、拘置所生活は過酷だし、保釈されても常に監視された状態では、精神的にもしんどいだろうなぁ、とお気持ちはお察しします。

しかし、日本企業の経営者であり、その国の法律に違反した容疑で捕らえられてしまった以上「郷に入ったら郷に従え」じゃないとダメでしょ、と思います。

つまり、ゴーン氏の主張は、「わがままな部分」が多く「お気の毒だけど容疑がかけられた以上、その国の司法制度に則りましょうよ」と世界的に受け止められたのではないかと思います。

 

例えば、正確なことはわかりませんが、報道などによれば、中国では、麻薬の密輸(違法薬物の取引)に関わると、重罪で、その量(末端金額)によっては「終身刑や死刑」になるそうです。

「麻薬を勝手に荷物に入れられてしまった」といった「濡れ衣」の場合は別ですが、確信犯的にお金のために中国で法を犯そうとするならば、「重罪も覚悟しましょう」という話です。

 

したがって、ゴーン氏は、当初は「日産を危機から救った英雄」でしたが、客観的に見れば、

・多くの工場を閉鎖し、大量に人員整理した

・コストカットしまくって下請け企業の経営をひっ迫させた

・多額の役員報酬を得ていた

・グレーな税務処理で利益を自らに還流させた可能性が高い

・グループ企業に長く君臨した

といったことから「敵」も多かったわけで「足元をいつか救われるかも」というリスクを予見した行動をとっておくべきだったと思います。

敗者になってしまえば、仮に「不正行為はなかった」としても、負け犬の遠吠えにしか聞こえないのが世の常です。

 

それにしても、ゴーン氏の会見、PR会社が付いていた割には、「ピンぼけ感」満載です。

あれでは、世間の同情や共感はあまり得られないでしょう。

「裸の王様」を長く続けてしまうと「風を読む経営感覚」は無くなり、自らを客観視する能力も衰えてしまうのだろうか、それとも世間が能力以上に「カリスマ化」しただけで所詮、この程度の人物だったのだろうか、と思った「ゴーン会見」でした。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ680号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:00
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家計を支える世代が安定して稼げない業界

JUGEMテーマ:ビジネス

 

20191231日の読売新聞が、

「タクシー運転手 若者離れ…平均60歳 低収入で敬遠」

という記事を一面に掲載していました。

 

記事では、

・男性運転手の平均年齢が初めて60歳を超えた

・男女を合わせた平均年齢も59.9才と調査対象125職種で最も高い

・高年齢化は、低収入で若年層が集まらないこと

20202月は過去最多の25都道府県で運賃の値上げが認められる

・免許取得要件の緩和も進める

・調査対象の全産業の平均年齢は42.0

・調査対象の全産業の平均年収は約560万円

・タクシー運転手の平均年収は約350万円

・子育て世代がこの年収で家計を支えるのは苦しい

・高齢者ドライバーの事故増加の懸念がある

・介助タクシーのニーズが増えているので力作業を考慮して若者を採用したい

・・・

といったことが報じられていました。

 

ちなみに、平均年齢の高い職業(調査対象125職種)は、

1位:タクシー運転手:59.9

2位:施設警備員:59.2

3位:大学教授:57.4

4位:役員などの運転手:56.9

5位:用務員:55.6

だそうです。

 

個人的には、「なぜ調査対象は、「大学教員」ではなく「大学教授」なのかな?」という気がします。

もちろん、大学教授は、絶対的な年功序列な職場ではありませんが、その道の学識キャリアを積んだ方が就くポジションなので、年齢が高いのは当然なので、「産業や職種の平均年齢や年収」を調査したいのであれば、「大学教員」の方が適切な気がします。

 

タクシー業界の課題(若年労働者の確保、年収アップ)解決の処方箋は、すぐには思いつきません。

ただ、確実なのは、「タクシー産業」というビジネスモデルとして、「平均年収が低い」ことは、「若者が目指す職業」として成立せず、「事故率アップや介助タクシー増加による力仕事の必要性」を考慮すると業界はもちろん、利用者である私たちへのサービスにも影響が出るので、国を挙げての課題であることは間違いないでしょう。

 

話題は、変わりますが、私の仕事のひとつである「マネジメントシステム認定・認証制度に関する審査員」の世界の平均年齢は、もっと高齢な業界だと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、この業界における審査員は、「正社員主体の認証機関」、「委託主体認証機関」がある(業界的には、委託契約者審査員の方が断然多い)ので、「業界全体での調査結果」として正確なデータはおそらくないでしょう。

ちなみに、エコアクション21という環境省関連の環境経営システムの審査員資格者(約600名)の平均年齢(筆者が2018年に出席した会議での説明より)は、約63才と聞きましたし、ISO認証機関数社の関係者の話では、「審査員を主たる業務としている契約審査員」を対象とすれば「平均年齢は65歳を超えている」そうです。

 

このように、タクシー業界だけでなく、マネジメントシステム審査の業界も「高齢化」して「若者の参入が極めて少ない」のですが、この最大の理由も「安定して稼げない」ことにあります。

職種的には、大雑把に言って、業界知識、業務経験や審査技術が問われるので、「ある組織の審査を担当できる適切な人」は限られている専門職種のはずですが、「専業」としてやろうとすると「年収が安定しない」ですし、片手間としてスポットでやるとしても「単価が決して高くない」ので、他の収入(コンサルティングなど他の収入や年金など)がある程度確保された層しかこの仕事に従事していないのが現状です。

 

審査対象組織にもよりますが、工場の審査は体力も使うので、足腰が丈夫でなければ厳しいですし、また、相手組織の管理職クラスは40代、50代が主体なので、あまり年齢差があると、会話がかみ合いません。

したがって、本来、4050代の審査員がもっと必要だと思いますが、この年代の審査員は、感覚的には23割以下でしょう。

 

私見ですが、年金受給世代が「この金額ならやってもいいよ」という価格を基準として委託単価が決められていたり、「審査費用の極端な値下げの余波を委託審査員が真っ先に受け」て専門職種としてはあり得ない委託単価が設定されていて、現役世代の中堅層がこの業界に参入してこれる土壌がないのです。

 

以前、教育評論家の尾木直樹氏がワイドショーのコメンテイターとして「教員の質の確保として採用倍率が3倍を切ると低下すると一般的に言われている」とおっしゃっていました。

マネジメントシステム審査員の世界もまさに同じで、審査員従事者の年齢の偏りと質の低下を避けるためには、「業界一丸」となった給与水準を下げない対策(※紙面の都合で詳述は割愛します)が必要だったのだと思います。

しかし、構造的に「正社員」と「委託契約者」で成り立っているので、「委託契約者が声を挙げ身を守る場がなかった」ので、単純作業労働者とそん色のないレベルの単価業務に成り下がってしまいました。

一度下がってしまった「審査料金の相場」を上げるのは至難の業なので、これからも役職定年を迎え、65歳以降も働ける仕事として「転身を目指す層」(50代後半)を人材として確保していくことが主体のビジネスモデルとなりそうな気がします。

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 07:17
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スズキ“スイフト”(父娘編)のCM効果

JUGEMテーマ:日記・一般

 

お正月のテレビ番組は、当然ですが、特番ばかりです。

面白い番組もあるのですが、放送時間が長いので、視聴するかどうか、非常に迷います。

「何もすることがなく、テレビでも見てのんびり過ごすか」

という心境の時なら、だらだらと視聴してしまいそうですが、仕事で気になっていることがあると「時間がもったいない」という気持ちがつのって「思い切って見るのをやめよう」という選択になります。

 

2020年の3が日のテレビは、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝は、ほぼ視聴してしまいましたが、それ以外で見た番組は、「出川哲朗の充電させてもらえませんか」のみ。

駅伝の放送時間が長いので、「テレビばっかり見ているじゃん」と言われそうですが、家に引きこもっていた割には、テレビを観ませんでした。

 

話題は全く変わりますが、長時間テレビを見ていると、いつのまにか、フレーズが頭の中にすり込まれたり、タレントさんの一瞬の表情が脳裏に刻み込まれるコマーシャル(CM)があります。私の中でこうした「2020年お正月に特に印象に残ったナンバーワンCM」は、自動車メーカーの「スズキ スイフト」です。

ポイントは、

・「嘆かわしい」のフレーズ

・「・・・とか言うんだよ」のタレント(山田杏奈さん)の表情

です。

《山田杏奈さんが出演するSUZUKIのスイフトのCM

https://www.youtube.com/watch?v=45pQwzRq_ds

 

CMを見ていただければ、説明するまでもないですが、「15秒間」の展開としては、

・スマホで車のサイトを主役(山田杏奈さん)が見ている

・男友達がスマホをのぞき込んで「車ってどれも同じに見える」とつぶやく

・その場面を思い出しながら、父と娘(山田杏奈さん)で「嘆かわしい」という

・車(スイフト)の特性(走り爽快コンパクトなど)と走行映像を紹介

・父と娘で海岸沿いの道をドライブする

・助手席で娘が「これでしょ」と視聴者に向かってつぶやく

という流れです。

 

CM自体は、20199月から流れているようですが、短時間に何回も流れると、さすがに頭に残ります。

また、前述したように「山田杏奈さんの表情とフレーズ」が気になって、世間の人は、どんな印象を持っているんだろう?とチェックしたくなります。

そこで、Twitterで、「スイフト、CM、嘆かわしい」をチェックすると、

「スイフトのCM 嘆かわしい〜 が気に入っている」

「スイフトは良い車だし山田杏奈も可愛いと思うが、嘆かわしい〜ってあのCMは嫌い」

「スイフトのCMで、父娘で 「嘆かわしい〜」 って二人で言うの結構好きだな」

「スイフトのCMの「嘆かわしい〜」ってやつ見る度に、何とも言えないむず痒い不快感」

・・・

といった「つぶやき」がたくさん出てきます。

 

アンチ派のつぶやきを整理すると、

・「嘆かわしい」っていう言葉の選択がおかしい

・「嘆かわしい」は友達に使う言葉ではない

・「嘆かわしい」は、車に関心が薄い人を小馬鹿にしている印象がある

といった点がポイントのようです。

 

辞書で【嘆かわしい】を調べると、

・悲しく情けなく感じられる

・残念に思う

とあります。

つまり、このCMのストーリー展開としては、「スイフトの良さがわからないなんて残念だ」と父娘がつぶやくシーンなので、「嘆かわしい」は言葉の用法として間違っていません。

 

たぶん、日常的な場面で考えれば、「娘が友達とのシーンを回想した後」のお父さんの反応は「そうなんだぁ、それはスイフトの良さが○○くんには伝わっていなくてもったいないね」と娘のボヤキをなだめるのが普通の日常会話でしょう。

したがって「父と娘で車に無知な友達を“嘆かわしい”とぶった切るのは何事だ」というのが、アンチ派の感情なのでしょう。

 

マーケディング戦略や宣伝・広告に関する知見が私は乏しいので、しっかりとした分析は出来ませんが、このCM、結果的には「嘆かわしい」とつぶやくフレーズにインパクトがあって、スイフトの宣伝効果としては、成功だと思います。

もちろん、賛否があるので、「否」が多すぎると、メーカー、車種、タレント・・・に対して大きなマイナスですが、「否」を気にし過ぎて万人受けする内容だと、印象も薄くなるので、「この車の特徴って何?調べてみよう!」、「スズキの販売店に行ってみよう!」という動機づけになることは間違いありません。

 

車を購入する立場で考えると、「莫大なCM制作料が車の価格に付加されている」と考えると「嘆かわしい」(笑)のかもしれませんが、メーカーやCM制作者、出演タレントにとっての「宣伝効果は大」といえるのでしょうね。

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 07:11
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ゴーン元日産会長の記者会見後の予想

JUGEMテーマ:ニュース

 

202018日、日本を脱出してレバノンでお正月を過ごした元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏が、記者会見を行うそうです。

噂では、日本メディアは会見場から締めだされるとはなしなので、海外通信社経由で会見の様子は、各メディアとも準備をしているのでしょう。

会見時間は、日本時間の22時ごろのようなので、その時間は、テレビ朝日系列の報道ステーション放映中です。

どんな会見になるのか、夜を待ちたいと思います。

 

旧聞に属する話ですが、あらためて、ゴーン氏の「出国」を振り返りたいと思います。

1228日まで、日産自動車が手配した警備会社が付いていた

・警備が解除された翌日の1229日の午後2時半に外出し男性2人と合流

・ゴーン氏含めて3人で品川駅から新大阪駅に新幹線で移動

・新大阪から関西国際空港まではタクシーで移動

・関西国際空港付近のホテルにチェックイン(3人)

・大型の音響機器に隠れてホテルを午後11時過ぎにチェックアウト(2人)し空港へ

・プライベートジェット専用の施設、保安検査場を経由して機内へ

・日本を出国(出国記録なし)し、トルコを経由してレバノンへ

 

各メディアの報道によると、ゴーン氏のブレーンは、日本の空港の保安体制をチェックし、関西空港のプライベートジェット専用の保安検査場の検査装置が大型機器に対応していないことをみつけたそうです。

 

つまり、「保安検査場の穴」を見つけたことから、「日本出国」は、「荷物に隠れて機内に潜入」し、入国時は、複数所有していた正規のパスポートで入国するという方法での「脱出」を計画したのでしょう。

 

ゴーン氏が日本を出国したという速報ニュースが入った時に、私が真っ先に頭に浮かんだのは、1999723日に発生した全日空61便ハイジャック事件です。

この事件は、一橋大学を卒業し航空会社を就職先としたが就職できなかった犯人(JR貨物に就職)が、「羽田空港の保安検査の穴」を指摘する書簡を航空会社に送ったが、なしのつぶてで、実際に実践した事件です。

この事件以降、保安検査体制が各航空会社とも強化されていたはずでしたが、プライベートジェットの世界は、一般人の発想では盲点でした。

 

そもそも、保安検査は、不特定多数(搭乗名簿はあるが偽名でも搭乗できる)の搭乗者が、機内に何を持ち込むかわからないから、しっかり検査しています。

しかし、プライベートジェットの場合は、搭乗者が限られていて、身元も明らかなので、そもそも「そこまで厳重ではない」そうです。

また、厳しく過ぎると「日本の航空会社は細かすぎる」と敬遠されるので、経済活動の観点からも一般より緩いようです。

 

今回のゴーン氏の「脱出」で、お金持ちの人は、不法行為を起こしても、いざとなれば何でもできることを世界の人が知ってしまいました。

私の今後の予想ですが、

・ゴーン氏が日本の司法制度の問題を記者会見で訴えても、思ったより世界の反応は鈍い

・税法的には「微妙」でも、世界各地に私邸を設置したのは事実で「私腹を肥やした」イメージは定着した

・日本の「人質司法」の基本原則は、すぐには大きく変わらない

・警察の取り調べに弁護士が付けられない点は今後変わるかも

・日本政府としては、三菱自動車や日産の「ルノーの子会社化」が阻止できたので、目的は果たしたので、静観していそう

・・・

と予想します。

さて、どうなることか、今後の動向に注目です。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:09
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小売業における課題・機会とリスク

JUGEMテーマ:ビジネス

 

少し前に、ある勉強会で「小売業・卸売業における内部・外部の課題と機会」について、グループディスカッションする機会がありました。

 

研修会企画者の「お題設定」が「小売業・卸売業」と漠然としていたので、各参加者がどういった業態(小売か卸売か、小売であれば総合スーパーか専門店か、コンビニか・・・など)をイメージするかで、課題や機会として考えられるものは、変わってしまいます。

 

多かった回答は、

 

《内部の課題》

・人材確保

・働き方改革など労働環境

・在庫管理

・価格競争等による利益率の減少

 

《外部の課題》

・高齢化等に伴う顧客層の減少

・販売店や同業他社との競争激化

・ネット通販利用者の増加

 

《内部の機会》

IT化の推進

・職場環境の改善

・省エネによる経費削減

 

《外部の機会》

・地域活性化

・特色あるサービスの提供で顧客増加

・宅配サービス

・店舗接客の充実による差別化

・メーカーとの共同開発商品

 

などでした。

 

話題は少しそれますが、「SOMPOリスケアマネジメント株式会社」の斎藤康雄氏、宗像明彦氏によると、小売店舗におけるリスク(事故)として特に注意するものが4つあるそうです。

それは、

・火災事故

 →発生頻度は少ないが、損害規模が極めて大きい

・侵入窃盗事故

 →発生頻度は比較的高く、犯罪という社会悪に対し企業は防止に努めるべき

・賠償責任事故

 →重点的な対応が必要。事故だけでなく苦情対応も重要

・駐車場内事故

 →賠償責任事故のひとつであり、損害規模が小さいが発生頻度は極めて高い

です。

 

月並ですが、小規模小売店舗が1店舗しかなければ、こうした課題や機会、事故のリスクは、オーナーや店長が認識して、日々目配りして注意していれば、確率的にも問題はあまり生じないでしょう。

しかし、多店舗展開している場合のエリアマネージャーや総括責任者は、こうしたことをマネジメントシステムとして管理しなければ、風評被害も含めて経営への影響は大きいのはいうまでもないでしょう。

 

それにしても、グループ討議や他のグループの発表を聞いていると、「なるほど」と感じることも多かったです。

私たちが企業訪問する際に、このような「なるほど」を促すことができた時は、仕事冥利です。

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 12:02
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“ヘディングと脳への影響”に関する新聞記事

JUGEMテーマ:ニュース

 

2020年1月6日付の読売新聞(夕刊)で、

「サッカー選手死因 認知症が3倍以上」

という見出し記事がありました。

 

2018年8月に雑誌「サッカーダイジェスト」で、

「繰り返し頭部に衝撃を与えることが慢性外傷性脳症を引き起こす」

「いずれはプロレベルでヘディングを制限することが必要だと信じている」

と英国公共放送「BBC」のインタビューで脳の専門医(ベネット・オマル医師)が指摘したとする記事を見たので、「いよいよ、日本でも、こうした議論がされるようになったのか?」と感じながら、記事を読みました。

 

読売新聞の記事では、(以下、引用抜粋)

・英国グラスゴー大学の研究チームが認知症など神経変性疾患で死亡するリスクが高いと発表

(米医学誌「ニューイングランドジャーナル・オブ・メディシン」に論文は掲載されている)

・死亡リスクが一般人より3倍以上高い

・1900〜1976年に生まれたスコットランドの元サッカー選手7676人と2万人の一般人を比較

・すでに死亡していた1180人の死因を分析すると神経変性疾患は一般の3.5

・アルツハイマー5.1倍、アルツハイマー以外の認知症3.5倍、パーキンソン病2.2倍

・肺がん、心筋梗塞のリスクは、一般人より低かった

・東京医科歯科大の成相直准教授は、

「運動の効果で長生きすることで、神経変性疾患にかかるリスクが高まった可能性もある」

と指摘

・アメリカサッカー協会は、10歳以下のヘディングを全面的に禁止している

・成相教授によると、現時点でヘディングが脳機能に悪影響を及ぼす科学的証拠はない

・日本臨床スポーツ医学会の脳神経外科部会長の獨協医大の荻野雅宏准教授は、

「海外でも注目を集めている結果だが、過度に不安になる必要はない。

ヘディングが脳に与える影響について日本でも議論を始めるきっかけにして欲しい」

と話している

・・・

(記事の引用、ここまで)

ということだそうです。

 

私が記事を読んで、「あれ?」と思ったのは、読売新聞が取材した「脳医学に関する学識経験者」として登場した2人の医師がいずれも「ヘディングと神経変性疾患の因果関係に否定的」であることです。

成相准教授にいたっては「科学的根拠はない」としていますが、「科学的である」というのは「考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさま」をいうので、調査対象数から考えても「ヘディングと神経変性疾患の因果関係は高い」と言っても決しておかしくありません。

「医学的根拠」「生物学的根拠」というのであれば、まだ理解できますが。

 

ちなみに、国立がん研究センターの予防研究グループがまとめたレポートによると

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/252.html

・たばこを吸う人の死亡率は、男性では 1.6倍、女性では1.9倍高い

・たばこを吸う人の死亡率は、

がん(男性 1.6倍、女性1.8倍)

心臓病や脳卒中などの循環器疾患(男性1.4倍、女性2.7倍)

その他の死因(男性1.6倍、 女性1.4倍)

だそうです。

 

もちろん、たばこの死亡率の統計データは、英国グラスゴー大学研究チームと違うので、一概に比較はできませんが、「たばこの死亡リスク」は、2倍弱にもかかわらず、全世界的に健康被害が「常識」と化し、喫煙習慣が健康という観点では望ましいものではない、という価値観になりつつあるのに、たばこよりもそれよりも高い割合でヘディングの影響の可能性が論文発表されたのに「過度に不安になる必要はない」と言えちゃう専門家って何?という感じがします。

 

高校野球の世界でも、ようやく球数や登板間隔制限ができましたが、極論を言えば、肩や肘の故障は、野球選手としての生命は絶たれても、日常生活に大きな影響を与えるわけではありません。しかし、「脳への影響」は、死亡リスクはもちろん、日常生活に影響の大きい認知症リスクもあるので、「医学的根拠が明らかになってから対策は考えればいい」と専門家が見解を述べるのは、個人的には少し疑問です。

しかも、読売新聞がコメントを掲載したひとりの医師は、日本臨床スポーツ医学会の脳神経外科部会長です。

むしろ、将来的には「杞憂でした」と仮に「医学的に証明」されたとしても、少なくとも成長期における一般スポーツ活動(例:高校までの体育授業におけるサッカーのヘディング禁止)において予防医学的に警鐘を鳴らすべき立場ではないでしょうか。

 

また、マスメディアとして、通常は、ある主張に対して、学識経験者のコメントを掲載するなら、「賛否」を一般紙は掲載するべきと思うのですが、その辺りは、読売新聞はどう考えているのかな、と感じた記事でした。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 16:58
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ANA客室乗務員のアルコール基準値違反

JUGEMテーマ:ニュース

 

202014日、全日本空輸は、女性客室乗務員(20代前半)から乗務前のアルコール検査で基準値を超える数値が検出されたことを発表したそうです。

 

その影響で、この女性乗務員が乗務予定だった13日の福岡発成田行きは25分遅延し、この便以外に、福岡発羽田行きNH242便が14分遅延し、福岡発羽田行きNH244便が24分遅れ、福岡発羽田行きNH246便が18分遅れとなり、国内線4便が遅延したそうです。

各社の報道では、この4便の遅れで影響を受けた搭乗者は1391人に及んだそうです。

 

なお、全日空では、ストロータイプの検査機器を使用しており、この検査機器が検出できる下限値は0.05mg/lで、「アルコール検出=ANAの社内規定違反=乗務停止」となるそうです。

この女性乗務員は、

・客室乗務員が13日朝に福岡空港へ出社

・午前630分ごろに乗務前アルコール検査を実施した結果、0.14mg/lが検出

・その後2回計測した

・午前640分ごろ実施の2回目は0.14mg/lが検出

・午前7時ごろの3回目では0.05mg/lが検出

・女性乗務員によると、焼酎2杯を飲んだと会社に説明している(飲酒時間は不明)

という経緯のようです。

 

ちなみに、道交法では、0.15 mg/lが検出されれば、「酒気帯び運転」となり減点対象です。

この「呼気中アルコール濃度0.15mg/L」とは、血中アルコール濃度に換算すると、0.3mg/mLに相当するそうで、具体的な事例としては、ビール中びん1本、日本酒1合、ウイスキーダブル1杯になるそうです。

女性乗務員が説明する「焼酎2杯」がストレートなのか、水割りなのかわかりませんが、早朝に出社していることから、前の日の夕食で焼酎は摂取したのではないでしょうか。

なお、ANAの社内ルールだと「滞在先での乗務前の24時間以内の飲酒は禁止」となっているので、この女性乗務員は、おそらく「羽田ベースの乗務員」ではないかと思いますが、規則に反して飲酒したことになります。

 

ひとりで食事を取ったのか、同僚と取ったのかは不明ですが、もしかしたら、ANAでは、「滞在先での24時間以内の飲酒禁止なんて厳しすぎるよね。前の晩に深酒しなければ、アルコールは検出されないよね」という「社内の常識」があったのかもしれません。

 

食品会社に勤務する友人が、「生牡蠣は長期休暇の時以外食べない」と話してくれたことがあります。

私が「大変だし、職業倫理として偉いね」というと、「いやいや、同僚には、在職中は絶対に牡蠣を食べない、と言っている人もいるから」と返されましたが、牡蠣の場合は、症状が出るのに時間が掛かるので、そのぐらい徹底しないと「会社や関係者、消費者に迷惑」をかけてしまう可能性があります。

 

ただ、アルコールの場合は、時間とともに血中アルコール濃度は下がるので、二日酔いするほどの大量飲酒でない限り、「24時間以内禁止」は、少し長い気もします。しかし、「12時間以内禁止」だと体質的にアルコールが抜けきらない人もいるので、一律ルールは、難しいですね。

 

それと、今回、影響があった便は4便で、最大でも「25分遅れ」なので、個人的には「飛行機の遅延」としては、大幅な遅れとはいえず「許容範囲」だと思います。

ただ、検討しなければいけないのは、「アルコール検査で基準値を超えた場合のバックアップ体制」です。

たぶん、成田・羽田行の便内での「客室乗務員の玉突き交替」があったのだろうと思いますが、他のバックアップ方法の検討も必要なのかもしれません。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 11:10
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ナイキ厚底シューズと黄金世代

JUGEMテーマ:スポーツ

 

202012日、3日に開催された第96回東京箱根間往復大学駅伝。

1回大会から数えて100周年ということでも注目を浴びた大会でしたが、結果は、青山学院大学が圧倒的な強さで5回目の総合優勝(往路1位、復路2位)を飾りました。

 

今大会で注目されたのは、新記録が多数生まれたことです。

・区間新記録は、10区間中7区間で生まれた

・区間新記録は、7区間で合計13選手

・往路新記録は4校

・復路新記録は1校

・総合新記録は2校

・来年のシード権確保の10校は全て11時間切り

 

テレビを見ている範囲ですが、気象条件がよく、いわゆる「マラソンに向いた天候」だったことも好記録連発の要因ではありますが、やはり何と言っても、「ナイキ社の厚底シューズ」の影響は大きかったといえるのではないでしょうか。

 

実際、今回の区間賞10選手中、10区区間賞かつ区間新の創価大学嶋津雄大選手を除いて、全てナイキ社の厚底シューズでした。

また、1月3日付の読売オンラインによれば、

「ナイキ社の厚底シューズ着用率は出場210選手の約85%」

だったそうです。

 

私も履いたことがあるので、実感がありますが、読売の記事では、

・「ヴェイパーフライ(VF)」シリーズは、超軽量ソールの厚底

・ソールに炭素繊維のプレートを埋め込まれており、クッション性や反発力を高める

2018年にはVFを履いた設楽悠太選手と大迫傑選手が、男子マラソンで日本記録を更新した

20197月発売のタイプは、選手から「今までより反発を受けやすい」と好評

201912月の全国高校駅伝でも多くの選手が着用した

と報じられていました。

 

私が履いたのは、練習をぜんぜんしていない状態なので、「好調時の使用時と不使用時のタイムの比較」ができていないのが残念です。

しかし、感覚論で恐縮ですが明らかに「なんだか走らされていてスピードが出る」という感覚は非常にあり、「ちゃんと練習した状態の時に、これで走ってみたい」と思いました。

 

今回の箱根駅伝は、しびれる展開はもちろん、「新時代到来」が明らかでした。

以前は、「駅伝はオーバーペースで入ったらダメ、後半必ず垂れるから」というのが常識でした。

例えば「花の2区」を走った多くの助っ人留学生で、持ちタイムが断然速くて、前評判が高かった選手も、前半飛ばし過ぎて、後半の権太坂で失速し、助っ人としての期待に反して67分台後半(去年までなら67分台でもめっちゃ速い)で終了、という感じのランナーも数多くいました。

しかし、ナイキ社の厚底シューズは、脚が持つので、前半からガンガン飛ばしても後半に大きく失速することなく次の区間につなぐレースができたわけです。

 

前評判の高かった東海大学が、青山学院大学に敗れた敗因は、色々ありますし、各区間個別のランナーの当日の体調もあったので、一概には言えませんが、ざっくりした全体的な感想としては「突っ込んで入ったか、落ち着いて入ったか」の違いが大きな差になって表れたように思います。

典型的なのは、東海大の3区と9区。

それぞれ、区間6位と8位ですから、役割はそこそこ果たしていますが、青山学院のランナーとのタイム差は、それぞれ49秒、142秒遅れでした。

トラックの持ちタイムならむしろ東海大のランナーの方が速いぐらいですから、結果論ですが、厚底シューズ(VF)の力を信じて前半から突っ込むべきだった気がします。

 

それにしても、東海大学4年生世代は、「黄金世代」と呼ばれました。

その理由は、高校駅伝の花の1区(10キロ)で、上位10選手のうち6人が入学し、世間からは両角監督のスカウト力が評価されるとともに「乱獲」と揶揄された世代だからです。

振り返れば、4年前は、「この世代が在学中に何回“3大駅伝”で優勝できるかな」とワクワクしていました。(※学生3大駅伝:出雲、全日本、箱根、と言われている)

結果的には、黄金世代1年の出雲駅伝、3年の箱根駅伝、4年の全日本駅伝と12大会中3つの優勝でした。

当初の期待のすごさを考えれば、少々物足りない結果ですが、この世代にはワクワクさせてもらった4年間で感謝しかないです。

それにしても、青山学院の原晋監督の指導力(最優先度を箱根に置き、ロード対策の中心の長い距離の走り込み)はすごいな、と思いますし、しばらく「箱根は青山学院」時代が続きそうです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ679号より)

 

 

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:14
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体力回復の遅れと生活習慣のマイナーチェンジ

JUGEMテーマ:日記・一般

 

体力の回復力が遅くなったな、と最近、実感します。

話がそれますが、私の場合、大人になってから、からだの変化をまず感じたのが、体重です。

成長期は、どんぶり飯を朝昼晩と毎食、食べていても、太ることはありませんでした。

私の場合、中学時代は文科系部活で、高校時代は帰宅部でしたので、激しい運動をしていたわけではありませんが、それでも、毎食お腹いっぱい食べても、肥満児になることはなかったです。

 

しかし、20代半ばになると、徐々に贅肉が付くようになりました。

30代手前では、学生時代と比較して56キロ体重が増えていたので、1年あたり約500グラムずつ増量していったわけです。

そこで、まず、実施したのが、食事量を減らすこと。

ごはんは、茶わん一杯、おかずも大皿から小皿に取り分けて、食べたくても最初に食べると決めた量以上は摂取しないようにしました。

 

この方法は、数年は一定の効果があり、体重増量が横ばいになりました。

しかし、30代半ばになると、この方法も、もう通用しなくなり、また、徐々に健康診断のたびに増量していることが実感できました。

この当時は、仕事の付き合いも多く、飲み会も多かったので、この状況を「放置」していたこともあり、40代になると、自分では気づきませんでしたが、10年ぶりにあった知人からは「太ったね」と言われるようになりました。

確かに、20代前半と比較すれば体重は10キロ増えていますし、30代前半の頃の写真と比較すると明らかに顔がデカくなっていました。

 

40代前半の時に、東日本大震災があり、震災翌月から、突如、ランニングを始めて3ヶ月で10キロ減量したことは、何度か(ブログやメルマガで)紹介しているので詳細は省きますが、なんとか「デブ」といわれない標準体型を50過ぎまで維持してきました。

 

体重に気を取られていましたが、いわゆる「疲れが抜けない」という状態も年齢を重ねるとともに、どんどん進行していました。

431ヶ月からはじめたランニングですが、当時は、トレーニングすればするほどタイムが早くなったので、楽しくなってしまい練習強度もどんどん上げて行きました。

・月間走行距離400キロ

・日常のトレーニングは、最低キロ43040秒で20キロ

・週に12回は、キロ4分〜410秒で10キロ

という練習をしていました。

フルマラソンも、多い年で「年間23レース」に出場(ハーフ、10キロレースを含めると年間45レース)していました。

 

しかし、40代後半から、

・座骨神経痛と腰痛発症

・フルマラソンやハーフマラソンを全力で走ると翌週まで疲労が抜けない

・キロ430秒の練習をすると翌日は疲労が抜けない

という状況になりました。

 

つい数年前まで、フルマラソンの翌日に、キロ430秒で30キロ走りたい友人の練習に平気で付き合えましたが、いまでは、絶対に無理です。

仕事も忙しくなり、いまでは、出場レース数自体が減りましたが、それでも、秋、冬は、出場したいフルマラソンのレースが多く、とりあえずエントリーをしちゃっています。

しかし、昔のように、全てを全力で走ると悲しいことにその翌週は「廃人」と化すので、最近は、フルをハーフに変え、「旅ランや完走することを目的」とした参加の仕方に変更しつつあります。

 

今、ヤバいのは、視力の衰えからくる根気が続かないことと、体力回復の遅さです。

これらは、仕事のやる気ともつながっているようで、昔なら徹夜してでも処理できた仕事が、後回しになっています。

現状を認識し、マイナーチェンジした食生活、運動生活、仕事や日常習慣に心掛けないと、と痛感するこの頃です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ652号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 16:42
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日常的に記憶や感覚は必要がなくなるとどんどん更新される

JUGEMテーマ:日記・一般

 

先日、近所を散歩していたら、大きな空き地が(私にとって)忽然と目の前に現れました。

一瞬、「何があったところだっけ?」と思いましたが、この場合は、すぐに思い出せて「キリンビール園があったところだ」と分かりました。

取り壊している最中も、見ていたはずですが、建物が完全になくなってから気づきました。

 

街の中心部を歩いていると、クレーンなどたくさんの重機が空き地に入って、商業ビルを建設していました。

こちらの場所は、自力では思い出せず、知人やネットに頼ってしまいました。

日常的に見ているはずの建物でも、無くなって空き地になっていたり、再開発途中で新しい建物の建設中は「いつもと違う」と気づきますが、「昔からそこにあったように」建物がすでに鎮座していると、不思議なことに、「前は何だっけ?」とすぐには思い出せません。

 

話題はすっかり変わりますが、朝ドラも、時計代わりに、日々、楽しみに視聴していた番組が終わり、新しい朝ドラになって2ヶ月もすると、ひとつ前の作品はまだ思い出せても、2つ前(1年前)、3つ前(1年半前)ともなると、瞬時にはでてきません。

 

同じような「昔はどうだったんだっけ?」の感覚として、パッと思いつくものに、

・百科事典

・ウォシュレット

・携帯やスマホ

もそうです。

 

今の時代は、テレビや雑誌を見ていて、名前のわからないタレントさん、経済用語、話題の政治家の経歴、・・・など「気になること」があると、スマホを取り出して、うまく検索ワードをいれれば、時間にして、23分で知りたいことがわかります。

スマホ・・・いや、ネット検索というシステムがなかった時代は、どうやってこうした疑問を解消していたんだろう??と考えると、旬のタレントさん以外の情報は「百科事典」が頼りの綱でした。

私の場合は、小学生のころから「プロ野球選手」と「タレントさんの経歴」になぜだか関心が深かったので、プロ野球選手は野球場に行くと「選手名鑑」がありましたが、タレントについては、中学の時に「テレビタレント事典」なるものを八重洲ブックセンターでみつけ、それ以来、毎年改訂版が出るたびに購入していました。

しかし、いまなら、ネットで検索すれば一瞬で調べられます。

 

ウォシュレットも、これだけ世の中に普及したのは、まだ、そんなに歴史があるわけではないと思いますが、地方のビジネスホテルに泊まると、まれにウォシュレットなしのトイレがあります。

用を足した後、トイレットペーパーで拭き取っても、なんだか、お尻の清潔感がしっくりきません。

でも、たぶん、10年前なら、外でトイレ(大)を使用したうちに5割以上は、ウォシュレットがなかったと思います。

でも、便利になるとすっかり、昔を忘れてしまいます。

 

外での人との待ち合わせは、いまや、「昔はどうしていたんだろう??」と本当に感心します。

携帯電話が普及していない時代は、駅に手書きの「掲示板」がありましたが、いまや、「掲示板」といえば、ネット上のものになっています。

 

人間の記憶とは、もちろん、しっかり一生脳裏に強く刻まれる知識や経験もありますが、日常的なことは、自分との関りが薄くなり、役割を終えると、古い記憶やその時の感覚は、「あまり必要ないもの」として記憶から消えて行ってしまうのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ673号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 07:39
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