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ぼーっと過ごしていると同調圧力に流されるだけの生き方になる

JUGEMテーマ:日記・一般

 

NHKの朝ドラ「エール」の時代背景が、現在「太平洋戦争まっただ中」です。

視聴者の大半はもちろん、脚本家も「リアルのこの時代を経験していない」ので「想像」するしかないが、この時代の多くの国民は、大本営発表を真に受けて、「日本は勝つ」と信じていたのでしょうし、多くの戦争映画により、少年たちは「お国のために志願兵になりたい」と憧れたのでしょう。

 

戦後は、「言論の自由」が認められ、現代社会においては、情報も一般人が容易に入手できるようになったので、「あれ?本当にそうなのかな?」と少し疑問を持てば、「真実」を自ら調べることができる時代になりました。

つまり、今の日本においては、声を大にして公に発信し、行動するかどうかは別にして、第二次世界大戦下の日本のように、無意識にメディアを通じて情報が流されている「国家のプロパガンダ」を鵜呑みにする国民は、それほど多くないでしょう。

 

しかし、「同調圧力に弱い」という日本人の特質は、コロナ禍における「マスク」や「外出自粛」のように「国家から強制されずとも自主的に行動する」という良さがある反面、「人と違うことは恥ずかしい」、「なんだか社会から取り残された気がしてできない」という弱さも生みます。

 

社会政策やイデオロギーについては、今の時代、賛否含めて、各個人が自分の頭で考えられますが、「ビジネス的な側面を背景とする慣習」には、「生まれたときからそれが当たり前」となっていて、あまり疑問を持つ人は多くないかもしれません。

 

例えば、

・土用の丑の日に鰻を食べる

・バレンタインデーやホワイトデー

・食事は1日3

・持ち家を持つことが1人前の社会人

・・・

などです。

 

「土用の丑の日の鰻」は、諸説あるそうですが、江戸時代の学者、平賀源内が、うなぎ屋から「夏場はうなぎが売れないので何とかできないか」と相談され、「本日、土用丑の日」と書かれた看板を出すことを提案したところ、店は大繁盛して、世の中に広まったと言われ、今では「夏バテ防止にはうなぎだよね」と「常識」になっています。

 

バレンタインデーやホワイトデーは、クリスマス商戦と一緒で、単なるイベントです。

いまでこそ、「バレンタインハラスメント」という概念ができ、一昔前のような「義務感」はなくなりましたが、それでも、気になる、あるいは、近しい異性から何ももらえなかったら、寂しく感じるのは、このビジネス戦略に毒されているからでしょう。

 

「食事は3食きちんと食べましょう」というのは、成長期における子供や農作業をはじめとした肉体労働が産業の主体だった時代なら当然ですが、現代社会人の多くは、肉体労働よりデスクワークが増えたので、体質的な特質がある人を除き、どう考えても3食きちんと食事をすれば摂取カロリーと代謝カロリーを計算すれば、カロリーオーバーです。

おそらく、食品産業を成長させ、経済を回すためには、国を上げて「3食しっかり摂りましょう」キャンペーンをするしかありません。

 

また、「朝はトーストを食べる」というアメリカ人の文化は、エジソンが「トースターを売るために考えついた戦略」という説もあるようです。

 

金融業界や住宅業界も負けてはいません。

銀行の儲けは、集めたお金を貸し出して、その利ざやで稼ぐ、というビジネスです。

多くの国民からお金を「預金」という形で集めても、株式投資など「運用益」だけでなく、「貸付先をたくさん確保」するためには、「持ち家を早めに購入させ長期ローンを組ませること」です。

 

また、建設、住宅業界は、古民家のように「築何百年」も住まわれては困るわけです。

そこで、「1世代1住宅」の設計思想で住宅を作るわけです。

本来、「環境問題」を住宅に持ち込むなら、木造住宅やRC造の住宅を50年サイクルで取り壊すのを止めて、リフォームやメンテナンスを定期的にしっかりやった方が、日本全体で環境負荷を考えたらいいはずです。

 

もちろん、こうしたことをわかった上で、「そうは言っても、消費することで経済を回さなければ世の中は成り立たないから」と知らず知らずのうちに誘導されている社会習慣に自ら乗っかって、市場に貢献するのは自由です。

しかし、多くのものごとには「そのようにしたい人たちがうまく理由を付けて私たちを煽動している」ということを知っておくことも、流されずに生きていくために大事なことのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ719号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 14:28
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