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セブンイレブン:自主回収されたバウムクーヘンとその原因

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2020年9月1日付の「IT mediaビジネス」が、

「セブンやヨーカドーのバウムクーヘン174万個を自主回収 一部商品にカビが発生」

という見出し記事を報じていました。

 

記事によれば、(注:筆者一部編集)

・セブン&アイ・ホールディングスは9月1日、バウムクーヘンの自主回収を発表した

・対象商品は、「セブンカフェ ふわふわバウムクーヘン」(税別158円)と「セブンプレミアム ゴールド 金のしっとりバウムクーヘン」(198円)

・この商品の一部にカビが発生していたことが判明し、商品は売り場から撤去された

・この商品を製造したのはユーハイム(神戸市)

・セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、など合計2万店以上で販売されていた

・回収対象個数は2種類合計で約174万個になる

・現時点でお客から健康被害の申告はない

ということだそうです。

 

ちなみに、この「セブンプレミアム ゴールド 金のしっとりバウムクーヘン」(198円)は、私の大好物です。

購入後、すぐに食べない時は、冷蔵庫または、冷蔵庫に入れて保管しており、実際、このコラムを執筆時点で冷凍庫をチェックしたら、1つ保管されていました。

 

 

細菌やウイルスの専門家でないので、私の認識に誤りがあるかもしれませんが、一般的に、腐敗菌は、真空状態であれば、防げると思います。

しかし、この商品は、乾燥材は入っていますが、通常のフィルムによる個包装で常温保存です。

したがって、夏場は、高温多湿な日本においては「腐敗リスクのある商品」なのだと思います。

記事では、自主回収理由として「一部商品にカビが発生」とありますが、製造元のユーハイムの製造段階でのミスというより、輸送または販売店における商品管理上の問題ではないかと思います。

 

さらに、カビの原因追及をするならば、大手のユーハイムですから、当然、食品安全マネジメントシステムがあるはずです。

要は、フローダイアグラムを作成し、危害要因分析を実施し、CCP、OPRPやそのベースとなるPRPを決めるのですが、その際に、この商品を常温製品とするならば、「販売時期や販売先の保存状態におけるリスク」を考慮しておくべきだったと思います。

 

《※おさらい》

ハザード分析・評価の結果により、管理すべき工程は、

・重点的に管理が必要な工程:CCP(HACCPプラン)

・日常的に十分注意すべき工程:OPRP(オペレーションPRP

・ハザード評価に関係なく基本的な衛生管理を行うべき項目:PRP(前提条件プログラム)

となる

 

食品安全ハザードではありませんが、一部のスーパー(全国チェーンです)では、夏場にチョコレート菓子(常温製品)が一斉に店頭から消えます。

私は、お気に入りのチョコレート菓子があるのですが、例年、夏になる前に買いだめして、冷蔵庫保存しています。

おそらく、このスーパーでは、品質的に「夏場は商品の一部が溶けて品質クレームが増えること」がわかっているから販売しないのではないかと思います。

 

ユーハイムのウェブサイトを見る限り、カビの原因については言及されていませんが、どのような対応策を是正処置として実施するのか、ぜひ、公表して欲しいものです。

https://www.juchheim.co.jp/

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ714号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:31
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