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規模の拡大路線を選んだセブン&アイホールディングス

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2020年8月3日付の読売新聞が、

「セブン&アイ、米コンビニ「スピードウェイ」2兆円で買収へ」

という見出し記事を報じていました。

記事によれば、

・セブン&アイ・ホールディングスが、米国のコンビニエンスストア運営会社の買収を決めた

・買収提示額は約210億ドル(約2兆2000億円)

・2020年2月に独占交渉権を獲得したが、価格が折り合えず断念していた

・買収を決めたのは、アメリカコンビニ第3位のスピードウェイ

・ガソリンスタンド併設型コンビニを米国で約4000店展開

・国内市場の拡大が見込みづらい中で、セブン&アイは海外展開を強化したい考え

ということのようです。

 

日本国内のコンビニ市場が、店舗数としては「飽和状態」と言われています。

そうだとすると、スケールの拡大路線を図るなら、海外市場に打って出るしかないので、当然の経営戦略といえるのかもしれません。

セブンイレブン・ジャパンの場合、2019年7月11日(セブン-イレブンの日)に、全国で最後の未出店エリアだった沖縄県にセブン-イレブン店舗をオープンしたことで、全国47都道府県への出店を達成しました。

まだ、わずかに、国内に開拓の余地はあるものの、人口減少期に入る日本にとって、規模の拡大を求めるのは、将来性がありません。

 

規模の拡大ではなく、店舗の内容や効率を上げるとしたら、

・セルフレジによる無店舗販売

・他の小売(スーパー、ドラックストアなど)とのコラボレーション

などが考えられます。

しかし、セブンイレブンの場合は、1991年に破綻したアメリカ本国のセブンイレブンを傘下に入れ、日本で培ったノウハウを投入して立てなおした実績から、海外コンビニの買収によりセブンイレブンノウハウの注入という道を選んだのでしょう。

 

ダイヤモンド・リテイルメディアの報道によれば、米セブン-イレブン(以下、米セブン)は、

・米セブンは、アメリカとカナダで約9800店舗を展開する米国最大のコンビニ

・米セブンは、日本を除く世界のセブン-イレブン商標を保有している

・米セブンは、世界で7万1000店舗を展開している

・米セブン全店売上高は3兆9362億円(対前期比1.4%減。2019年12月期)

・米セブンの営業総収入は2兆7398億円(同2.9%減)

・米セブンの営業利益は1216億円(同9.5%増)

・セブン&アイの営業利益は4242億円(20年2月期の連結営業利益)

ということなので、相当、セブン&アイに米セブンは貢献しています。

 

ファミリーマートは、am/pm、ココストア、サークルKサンクス、ローソンは、ポプラやセーブオン、スリーエフを取り込んで店舗を拡大しましたが、国内コンビニの再編は一段落したので、規模の拡大は、国内では頭打ちです。

ファミリーマートやローソンは、どのように今後の戦略を考えているのだろう、と思います。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:14
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