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新型コロナ感染対策のリスク許容レベル

JUGEMテーマ:ビジネス

 

2020年7月22日から始まる観光支援策「Go To トラベル」について、7月16日に、赤羽一嘉国土交通相が「東京を発着する旅行をキャンペーンの対象から外す」方針を明らかにしました。

 

ご存知のように「Go To トラベル」は宿泊や日帰りの国内旅行代金の半額相当を補助する仕組みです。

しかし、ここ数日間、東京都をはじめ、大阪、神奈川、埼玉、千葉など都市部の感染者が拡大し、各地の首長らが延期や見直しを求める声を上げています。

 

感染者は拡大しているが、経済もまわさなければ日本は死んでしまう・・・、新しい旅行スタイルを国民に理解してもらう・・・、といった考えがある一方、「東京在住者の旅行者を受け入れるのは怖い」という地方の声を受けた折衷案的な措置が。政府が決定した「キャンペーンからの東京除外」なのかもしれません。

小池都知事が記者会見で、「国として都民、国民に対しての説明が求められるのではないか」と述べたそうですが当然のことで、国がこの「東京除外」について説明をしっかり果たすことが必要でしょう。

 

それにしても、全国的に感染者数は増大しており、専門家の間でも「単にPCR検査数が増えたからだけでは説明できない増え方だ」と考えられているようです。

また、ウイルスも、当初の中国型から欧米型になり、いまは東京・埼玉型というものになってきているそうです。

新型コロナウイルスのゲノムはRNAで、RNAは変異しやすいそうなので、インフルエンザ同様に、「ワクチン」や「特効薬」も「これで完璧に大丈夫」というものは、ないのかもしれません。

 

コロナに関わらず、「感染症のリスク」は、突き詰めれば「リスクゼロの生活」をおくることは不可能です。

したがって、「あるレベルで社会はリスクを許容していかなければ何もできないこと」になります。

 

ここ数日の話ですが、北海道に所在する取引先の方から「首都圏からの出張を終えて札幌に戻ったら、14日間経ってからうちを訪問してください」との申し出がありました。

(ちなみに、その取引先は、10年以上前から付き合いがあります。)

そこで、「私の仕事のスケジュール上、それは無理です。日程的に、お申し出の条件に合う日程で空いている日は、当分ないです」とお伝えし、今後の訪問日程を保留している事例があります。

 

新型コロナは、前述したように、「あるレベルで社会はリスクを許容していかなければ何もできない」のですが、この「あるレベル」が人によって大きく違うのが厄介です。

例えは、適切ではないかもしれませんが、潔癖症の人は「電車で吊革につかまれない」そうです。

「感じ方」は、人それぞれなので、私としては「つり革につかまれない方」を「それ変ですよ」と公言はしませんし、理解はします。

けれども、「私はつり革をつかむのは嫌だからあなたもつり革をつかまないでください」といわれたら、多くの人は、電車に乗りづらくなってしまいます。

それと一緒で、新型コロナの場合も、例えば、

・検温する

・こまめに手洗い、消毒を実施する

・マスクを着用する

・人との距離を1.5m以上確保する

・必要以上に大声で話さない

・・・

といった措置をとれば、訪問して打ち合わせや会議を実施することでの「集団感染リスク」は、ほぼないはずなので、「許容」してもらいたいものです。

通常の打合せなら、ZOOMなどによる「リモート会議」でOKなのですが、私たちの業界の仕事は、手順や条件が確立していないと業務が成立しないので、勝手に打合せ方法を変更できないのです。

 

個人的には、「首都圏など都市部にいた人」を「バイキン扱い」するのは、「はぁ〜」と思いますが、個人的な業務信条として「お呼びでないなら解消されるまでやりません」なので、当分は、こうした申し入れがある場合は「訪問先できないだろうな」と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ707号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 08:41
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