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洋式トイレの不都合な真実

JUGEMテーマ:日記・一般

 

日本国内において、洋式の水洗トイレが登場したのは、1960年代と言われています。

私が幼少の頃は、父や母の実家(要は祖父母の自宅)に行くと「和式トイレ」でした。

特に父の実家は、当時、かやぶき屋根の住居で、和式トイレといえば聞こえはいいですが、「白い陶器製の和式便器」ではなく、「両足を乗せる板の間に深い空間があり、そこに便を落とす方式」の便所でした。

したがって、排泄物はもちろん、お尻を拭いたちり紙も、両足の間の空間から見えるし、夏になると用を足している最中に、ハエがブンブン舞っている状態で不衛生でした。

 

今では、すっかり主流は「洋式トイレ」です。

ものごとには、必ず「メリット・デメリット」があるので、少し整理してみました。

 

◆洋式トイレのメリット

・姿勢が楽に用を足せる

洋式トイレは、イスに座っているのと一緒ですので、非常に、姿勢が楽です。

足腰が弱くなると、断然、洋式トイレに軍配が上がります。

 

・寒い時期も快適に使用

最近の便座は、温度調節ができるので、座り心地も快適です。

また、温水洗浄便座が、普及したので、お尻も清潔です。

 

・水を節約する機能がある

水洗トイレのメリットは「自宅を衛生的にできる」ことです。

いわゆる下水道が普及していない時代の「ぽっとん便所」は、排泄物の臭いが便所に漂っていて、明らかに不衛生でした。

水で排泄物を流すわけですから、衛生面は格段に向上し、また、流す水を節約機能もあるので、使用水を減らすことができ、環境面でもメリットがあります。

 

◆洋式トイレのデメリット

・清掃が和式トイレより面倒

洋式トイレは、和式トイレに比べると構造が少し複雑です。

パーツで考えると「蓋」、「便座」、「便器」、「貯水タンク」があり、清掃箇所が多いです。

 

・長時間使用による健康不安

足腰が弱い場合は「座るので姿勢が楽」である反面、「居心地がよく長居してしまう」ため、排せつ時間が長くなり「痔」になる人もいるようです。

 

・衛生面が気になる

洋式トイレは、便座に座るので、公共トイレでは「見知らぬ誰かの後に座るのはヤダ」という人も多いです。

ただ、最近は、公共トイレに除菌クリーナーが設置されているケースが増えましたね。

 

・価格が高い

和式トイレより洋式トイレの方が設置費用、ランニングコストを考えると「高い」のは否めません。

 

・水漏れリスクがある

水漏れ原因箇所として「給水管接続」、「止水栓」、「排水管接続部」、「トイレタンク」などがあります。

私のマンションは、築40年弱ほどですが、トイレタンク部分には、パッキンが数多くあり、経年劣化で数年前に「水が止まらなくなった」ことがありました。

 

以上が、一般的な「洋式トイレのメリット・デメリット」です。

しかし、新型コロナ禍で、国内はもちろん、世界的に衛生意識が高まりました。

たとえば、コロナ禍以前は、デパ地下に行くと、試食するのが楽しみでした。

しかし、いまでは、試食販売禁止のデパートが殆どです。

 

また、最近の研究調査では、下水道施設で、新型コロナウイルスが検出できるので、その結果で国内各所の感染状況を類推できるようです。

つまり、排せつした便はもちろん、尿にも「ウイルス」がいるわけです。

洋式トイレの場合、排せつすると水を流します。

水を流すということは、便器に水流を人工的に作って水圧で一気に排水するのですが、この時に、相当量の細菌やウイルスがトイレ内に飛び散るのです。

ある研究データによると「洋式トイレの蓋を閉めて流す」と細菌やウイルスの飛び散る割合は、相当減らせるそうです。

 

しかし、公共トイレの場合、メンテナンスやコストの問題から、洋式トイレに蓋がありません。

つまり、例えば、駅や空港、デパート、スーパーの洋式トイレは、目に見えない細菌やウイルス的には、意外と不衛生なのです。

この事は、公衆衛生学の専門家はもちろん、体系的にかじったことがある人なら、誰もが知っている事実です。

 

しかし、新型コロナ禍で、敢えて誰もこのことを言いません・・・というか言えません。

おそらく、世間にこの「使用方法によっては実は不衛生な洋式トイレ」という事実が世間に知れ渡ると、「洋式トイレに蓋が無いのは不衛生だ」の声が高まります。

そうなると、殆どの公共トイレは、「蓋つき」にする必要がありますが、とてつもないトータルコストになります。

したがって、特にメディアに出てくるような専門家は「いえない事実」なのだと思います。

 

最近、公共トイレの「ハンドドライヤー」が「不衛生」ということで使用禁止になっているトイレが多いです。

確かにそうなんですが、もっと不衛生リスクが高いのは、「蓋のない洋式トイレそのもの」です。

なんだかなぁ、です。

とりあえず、「自宅において洋式トイレで水を流すときは蓋をしましょう」が、私たちが日ごろする習慣にしないとダメですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ703号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 07:39
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