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ISOマネジメントシステム審査におけるリモート審査

JUGEMテーマ:ビジネス

 

新型コロナ対策について、日本は、「外出自粛対策」で新規の感染者数が減少してきました。

しかし、秋に訪れるだろうといわれる第2波、第3波を想定すれば、ありとあらゆる業種で、一時的には、新型コロナ以前の社会生活になるかもしれませんが、根本的には「非接触型」の仕事のやり方に代わっていくのでしょう。

 

ISOマネジメントシステム審査について、ある知人から「リモート審査の現状」について連絡がありました。

その他にも複数の知人の審査員に、メールでリモート審査の現状をお聞きしたので、差しさわりのない範囲で、『認証機関におけるリモート審査の現状』を下記にまとめておきたいと思います。(情報をご提供いただいた皆様、ありがとうございます)

 

※入手情報をランダムに以下、箇条書きで記します。

【審査対象組織のリモート審査について】

・リモート審査は、ウェブ会議システム(ZOOM、MS Team、Light Fresh Voice)で実施

・組織審査の事務所部分は、ほぼリモート審査で実施している

・QMS/EMSの場合、サイト内にある産廃置場、毒劇物保管庫等の確認は、組織の人にスマホで中継してもらって確認

・一時的サイトは、次回審査、または日程をあらためて確保し実施することを予定

・QMS、EMSは「フルリモート審査可能」としている

・食品分野は、「フルリモートは実施しない」

(リモート審査は、事務所における記録確認など一部分に限定)

・組織が、審査用に「特設クラウドサイト」を準備し、審査に必要な書類をクラウドに置いてくれて、「リモート審査の出席者(組織/審査員)」全員が、自宅からアクセスして実施

・組織からは、「リモート審査」と「製造・サービス現場の審査は現地」の”組合せの審査” 

 を希望されることが多い

・建設業は、訪問を希望する組織が多い(地方営業所をリモート審査で実施)

 

《リモート審査を実施した審査員の感想》

・組織の記録類が電子化されていれば、事務所審査に関しては、訪問時と遜色なかった

・スマホ等での中継画像による審査は、船酔いの感覚になる

・ITインフラを使いこなせないと苦労する

 

【リモート審査でのメリット・デメリット】

・パソコンに入っている資料(ISO規格や法規類、規格解説書等)を画面に映して、素早く説明できる

・組織の文書・記録類をクラウドに入れてもらえないと審査が進まない

 →紙ファイルが多い組織のリモート審査は事実上、困難

 

【リモート審査にあると便利なグッズ】

・21インチ程度の大型モニター2台体制

・外付けWebカメラ

・USB接続のカラオケ用マイク

・パソコンに卓上スピーカー

・無線のマウス、キーボード

・「A3サイズ」のホワイトボード

・スマホやタブレットをモニターにする場合は、スマホスタンド(三脚等)

 

各機関とも、「あるスキーム」、「初回や更新審査」、「リスクの高い工程」・・・など「すべてのマネジメントシステム審査をフルリモート審査」にはしていないようです。

また、リモート審査中の通信トラブルもあるようで、なかなか訪問時のような精度で審査が実施できるわけではないようです。

しかし、若干のリスクは恐れずに(誰かがリスクテイクするなら)、トライアルアンドエラーの精神で、リモート審査のシステムを確立していくしかないのだろう、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ699号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 08:52
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