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官邸は官僚を切り捨てても反撃されないようにアメを与える

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2020年5月25日付の共同通信社の報道で、

「黒川氏処分、首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断、軽い訓告に」

という記事が報じられていました。

 

この記事によれば、(※筆者が記事を基に一部編集)

・法務省は、賭け麻雀の報道があった黒川弘務前東京高検検事長の調査結果を官邸に報告した

・法務省は、国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断した

・しかし、首相官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の内規に基づく「訓告」となった

・この「黒川氏の処分は官邸が決めた」については複数の法務・検察関係者が取材に証言した

・訓告処分であった黒川氏の退職金は、6千万超とみられ満額支給される

・22日の国会で安倍首相は「検事総長が諸般の事情を考慮し適切に処分を行った」と答弁した

・確かに訓告処分の主体は検事総長だが、実質的には事前に官邸が決めていた

・黒川氏の処分決定の経緯に言及しない安倍首相の姿勢に批判が高まるのは必至

ということだそうです。

 

記事を読んだ瞬間に、

・やっぱり、そういうことですか

・嘘は言っていない(処分を決定したのは検事総長)けど、実質的に事実じゃない答弁じゃん

・官僚の皆さん、これでも、官邸のご意向に忖度し続けますか?

と。

 

以前のコラムで、私は、

内閣に火の粉が掛かりそうな時はなぜかスキャンダルが発生

・当時文科省事務次官 #前川喜平 氏の「出会い系バー」

・当時財務省事務次官 #福田淳一 氏の「女性記者セクハラ」

・当時国税庁長官 #佐川宣寿 氏の「廃棄したと答弁した交渉記録があった」

そして #黒川弘務検事長  氏の「賭け麻雀」

と述べました。

 

つまり、首相官邸のために働いてくれる官僚を重宝し、論功行賞の結果、地位を与える。

しかし、内閣に火の粉が掛かってきたら、重宝してきた官僚に責任を擦り付け、弱みをメディアにリークし切り捨て、世間の目をそこに向けさせる。

しかし、徹底的に「用済みとなり責任転嫁」、「スキャンダルで失脚」させると、「飼い犬に手を噛まれる」・・・つまり、捨て身の反撃で事実を「暴露」される可能性があり、それを抑えるために退職金の満額支給や次の仕事を用意して口封じする。要は、アメとムチ(飴と鞭)。

 

・・・でも、もうこの戦法、多くの国民にバレています。

「世間の目を官僚や役所に転嫁させ、非難から逃れる作戦」があまりにも繰り返され、さすがに国民も気づきました。

しかし、本来なら、安倍政権の末期が近づいているはずなのに、「ぜひ次はこの人に!」と待望論が巻き起こる対抗馬となる政治家も政党もないのが、悲しい現実。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 12:16
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