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新型コロナでビジネスモデルをリスク想定すればJリーグの投げ銭システム導入検討は当然だ

JUGEMテーマ:スポーツ

 

サッカーのJリーグで、「投げ銭」システムが検討されているそうです。

Jリーグの投げ銭システム導入報道」は、スポーツ報知から19日に発信されました。

(スポーツ報知は、“Jリーグがネット上で寄付を募る「投げ銭システム」を導入する方針を固め、パートナー企業の選定に入った”と報道)

 

しかし、2020519日に、Jリーグの村井満チェアマンがオンライン記者会見で「具体的な判断をしたものではない」と「現状では否定」したことが伝えられています。

しかし、この村井チェアマンのコメントは、「日本サッカー協会で正式に決まったことはないので・・・」という「報道が憶測や不正確な情報で過熱しない」ようにするための牽制球でしょう。

 

若い世代の方なら「投げ銭」=「ネット上の寄付」とピンとくると思いますが、中年以上の世代では、「投げ銭」といえば、ショーパブや大衆舞台演劇といった「ステージイベント」で、観客が歌手、ダンサー、役者さんに「おひねり」(イベントを楽しんだ謝礼として観客からティッシュなどに包まれて投げられるお金)のイメージの方が強いかもしれません。

 

アーティストやスポーツ選手といった「ファンあっての人気稼業」は、ビジネスとして成立しなければ「プロとして生活が成り立たない」ものです。

つまり、収入源が、「観客による入場料」、「グッズ販売収入」、「テレビやインターネットなどの放映権収入」、「ファンクラブ会費収入」、「広告収入」などが現在、あります。

しかし、今回の新型コロナ騒動のように、「観客による三密」が「感染者拡大になる」という考えに基づき「無観客試合」になれば、入場料収入やグッズ販売収入は無くなるので、「ビジネスが成立する新たな収入源」を模索し、導入していくことは当然の流れでしょう。

 

スポーツ中継における「投げ銭システム」は、視聴者が、得点シーンやファインプレーで「投げ銭」できれば、視聴者も興奮や感動をチーム側に伝える手段ができるので、投げ銭した際の視聴画面の演出のやり方によっては、盛り上がる事は間違いないでしょう。

 

現在、ネット上での「投げ銭システム」は、ライブ配信サービスの17Live(イチナナライブ)やSHOWROOM(ショールーム)などで提供されています。

視聴者(リスナー)は、サイト内でクレジットカード等によりポイントを購入し、ライブ配信者にアイテムを「ネット上で投げる」ことでプレゼント(寄付)するわけです。

投げ銭するメリットは、ライブ配信者に名前を呼んでもらえる、太客(投げ銭をたくさんするリスナー)だと、コメントを読み上げられやすくなるというメリットがあります。

要は、「配信者(スター)との距離感が縮まることが投げ銭するメリットです。

 

ただ、スポーツ中継の場合は、試合中はもちろん、試合後に選手が個別のファンの名前を呼んでくれることはまずないでしょうから、現状のライブ配信サービスでの投げ銭とは違ったリスナーへのサービスや投げ銭をあまりしないリスナーへのサービスの差別化を図らないと思ったほど「投げ銭」されないかもしれません。

 

いずれにせよ、社会環境は、今後、がらっと変わっていくはずなので、スポーツ、芸能だけでなく、すべてのビジネスにおいて、今後想定されるリスクと機会を検討し、既存のビジネスモデルを見直しする必要があります。

(見直した結果、将来性がない、として撤退や業態変更せざるを得ないビジネスや企業も増えるでしょう)

Jリーグの投げ銭システムの取組みの動向に注目したいと思います。

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 11:45
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