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情報弱者と日本人のメディアリテラシー

JUGEMテーマ:日記・一般

 

「情報弱者」、いわゆる「情弱」といわれる言葉が使われるようになってから、10年以上経つのではないでしょうか。

今さらですが、情弱とは、

・情報や通信技術の利用が苦手な人

・情報を充分に活用できない人

を指します。

 

月並みな話ですが、昔から、口伝えの「○○らしい」、「○○だってよ」といった「噂話」は、たくさんありました。

この噂話が「本当なのだろうか」と思って調べようとすると、新聞や雑誌を探しまくるか、関連する書籍を読み漁り、詳しそうな人(例:学生時代なら学校の先生)にお聞きして真偽のほどを判断するしかありませんでした。

 

それが、今の時代は、昔からのマスメディア(新聞、テレビ、ラジオ)以外に、ネットを駆使すれば、

・調べたいことに関するニュース記事検索

・ウィキペディアなどのネット百科事典機能

・学者、研究者、評論家など学識者が書いたブログなどの記事

・各学会が掲載している論文概要

・ネット掲示板での情報

SNSを通じた知人、関係者からの情報

・・・

と情報ソースはたくさんあります。

もちろん、当たり前ですが、情報ソースが不明な「ガセ情報」も多くあるので、各人のメディアリテラシー力は問われますが、各人の情報理解力、分析力、解析力があれば、ひと昔前より、正しく事実や真実を判断するスピードが速まりました。

 

今年になってから世界中を巻き込んでいる「新型コロナウイルス騒動」ですが、この件を眺めていても、日本人の情報入手力、判断力は、私の幼少期・・・少なくとも学生時代だった30年前と比較しても格段に向上したように思います。

 

30年前なら、世間の人は、テレビやラジオ、新聞情報が「世の中の最新情報を知る大部分」でした。

したがって、発信側に、何かイデオロギーや政治的意図があれば、知らず知らずのうちに、その情報に「洗脳」されていたのかもしれません。

しかし、今の時代は、前述したような情報源を自ら調べ、自分の考えを掲示板などにわざと上げて、世間の反応を見て、世間の大勢がどんな風なのか、自分なりにチェックすることもできるようになりました。

 

私が小学校、中学校の時は、両親や学校の先生から「NHKのニュースを見ましょう」と言われ、私自身もニュース番組が大好きだったので、NHKのニュース番組やドキュメンタリー番組をよく視聴していました。

けれども、明らかに偏向気味の報道がある民放はもちろん、ストレートニュースを伝えてきたはずのNHKでさえ、昨今の報道をみれば「すべてを鵜呑みにして理解してはいけない」時代になりました。

 

振り返れば、20202月頃は、どのテレビ局も「PCR検査を保険適用すべき」、「PCR検査を受けたい人はどこの医療機関でも受けられるようにすべき」という論調の報道でした。

しかし、多くの国民は、その後の徐々に専門家が主張しだした「希望者全員にPCR検査を受けたら医療崩壊が起こる」という意見の方が「真実だ」と気が付きました。

つまり、

PCR検査の精度は高くない(検査精度は7割程度との情報が多い)

・無症状や軽症の陽性者が増えれば、隔離しケアする必要が生じ医療崩壊が起きる

・偽陽性者に対してもケアする必要ができ、貴重な医療資源が無駄になる

・偽陰性者が安心しきって活動を通常通り実施し、感染者が増える

CTで心肺はチェックできるので、感染確度の高い人を優先してPCR検査すればよい

といったことが「現状の日本における最適解だ」と理解できたわけです。

 

たぶん、テレビメディアだけを見ている人は、この「日本におけるPCR検査数を増やそう」説が「変だな」と理解できた人はせいぜい半分ぐらいで、多くの人は、従来のマスメディア以外の情報を自ら入手し、判断することで「テレビの論調は変だ」→「希望者全員にPCR検査を受けたら医療崩壊が起こる」ということに気づいたのでしょう。

 

感覚的な話ですが、少なくとも、スマホが登場してネットが一般化しはじめた10年ほど前と比較して、日本人のメディアリテラシーは、相当向上していると思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ692号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 07:40
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