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経済活動を再開するタイミングと政治家の覚悟

JUGEMテーマ:ニュース

 

2020420日に、ブラジルのボルソナロ大統領が、ブラジルの首都ブラジリアで支持者らを前に、

「新型コロナウイルスには70%が感染する。どうすることもできない」

「高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだ」

「ただ、われわれは働かなければならない」

と経済活動再開を訴えたことを各メディアが報じていました。

 

新型コロナに関する日本の現状は、感染者数は、PCR検査を絞っているので、あまりあてにならないかもしれませんが、1日あたりの死亡者数が、増えているので、「終息の兆しはいまだ見えていない」といえるのでしょう。

ただ、今は、世界各国の宰相が、ブラジルのボルソナロ大統領のように、はっきりとは宣言しませんが、「いつ経済活動を再開するか」、「再開するにはどのようにすべきか」といった議論がされてきているそうです。

 

421日付の現代ビジネスが、元大蔵官僚で、法政大学経済学部教授の小黒一正氏が、試算したデータが掲載されていました。

記事によれば、

・現在の状態が半年も続けば、日本の産業全体で43.2兆円の売り上げが「蒸発」する

・これは、3ヵ月で21.6兆円、ひと月に7.2兆円の売り上げが失われる計算

43.2兆円は1020万世帯分の年収に相当する

・日本経済は、空前のダメージを受けることになりかねない

そうです。

 

また、弁護士で、元大阪府知事、大阪市長の橋下徹氏が、421日のTBS系報道番組「あさチャン!」にリモート出演し、

(以下、出演シーンの発言を引用)

 

“視線”が定まらない国会議員に対し「日本の政治家に言いたいのは責任を持って、覚悟を持ってやってくれ。腹をくくってくれってことです。

命を守れと言うんだったら、一部犠牲になる人に対しては日銀でお札を刷りまくって財政破綻覚悟の上で命を守るんだという覚悟を示す。

財政破綻がいやだったら、命はちょっと犠牲になるかも分からないけど経済活動をある程度回していく。

これは、どちらもものすごい責任を負う。

腹をくくって覚悟を決めるのは政治家の役割なのに、今の政治家は責任から逃げている

命を守ろうというきれいごとを言いながら、財政破綻のリスクも回避したいから一部の人に犠牲を負わせる。

本当に責任を負っていない。

僕が知事だったら、こういう日本の政治に対して大喧嘩してますよ

 

と発言していましたが、私もこの橋下氏の発言には激しく同意です。

 

私自身は、まだ、答えがないですが、現在は、

「医療崩壊を起こさない」

「ひとりとしてコロナによる死者を出さない」

という方針で日本は動いています。

「世の中のみんながハッピーになれるようにするのが政治」

だとしたら、新型コロナ以降、あまり報じられていませんが、世の中に絶望して、自殺者が急増している(という情報)ようですが、この状況を政治家はどう考えるのでしょう。

 

誤解を招くかもしれませんが、今のままでは、新型コロナで亡くなる人より、遥かに自殺者が急増していくことは目に見えています。

つまり、橋下氏が言うように、政治家は、「財政破綻覚悟で国債をバンバン発行して個人および会社に配る」か「命はちょっと犠牲になるかも分からないけど経済活動をある程度回していく」といった覚悟を持って政策にあたらなければならないのです。

 

48日にタクシー会社のロイヤルリムジンか約600人の乗務員の解雇を発表しました。

この経営判断には、賛否の声があがっていますが、「このまま雇用を維持するも地獄」、「全員解雇も地獄」ですから、経営者は、どんな手段を講じても「非難を浴びることは必至」なわけです。

しかし、組織を守るためには、いずれかの選択をするしかないのです。

 

現状の日本は、多くの国民が、ストレスを感じ、「コロナ離婚」や「家庭内DV」が発生する程度でおさまっていますが、5月のゴールデンウィーク明けに、お隣の韓国や台湾のように「新たな死者数がほとんど発生していない」という状況でであれば、「緊急事態解除&緩やかに経済活動再開」と事なきを得ます。

しかし、そうでなかった場合、政府は「大きな決断」をするしかありません。

浮世離れした恵まれた家柄の出身の政治家たちと忖度して出世してきた茶坊主官僚たちに、「大きな決断」ができるのだろうか?!

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 11:51
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