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新型コロナに対する「終息に向けての方針」を国が示さないと各自治体は独自の判断をする

JUGEMテーマ:日記・一般

 

202045日放送のTBS系「サンデーモーニング」を見ていたら、「新型コロナ」出現以来、メディアに引っ張りだこの元国立感染症研究所研究員で白鴎大教授の岡田晴恵氏が、新型コロナウイルスの感染拡大を止めるには、

・世界の77億人がワクチン(を接種するか)か罹患して免疫を持つしか流行は止まらない

・(今の状況は)序の口です

・人の動きを止めるしかない

といったことをあらためて力説していました。

 

2月初めの頃は、新型コロナについて、私を含め世間の認識が不十分でしたが、前述したこの岡田先生の考えは、いまや日本国民の常識となっているでしょう。

現在、「常識」となった主なことを整理すると、

PCR検査は精度が高くない

・軽症者の場合は隔離が必要になるが病院でも特別な治療はない

・感染しているかしていないかわからない状態だから、自宅でじっとしているのがベスト

PCR検査は、感染が疑わしい人だけに制限する必要がある

PCR検査を全国民に実施すると偽陽性、偽陰性があり、感染拡大、医療崩壊が発生する

CT検査で心肺機能に異常があった時にPCR検査をするのが得策

・接触感染を避けるためには、手洗いの徹底がベスト

・咳エチケットを含め飛沫感染対策として人がいる場所ではマスク着用

・・・・・

などです。

さて、月並みですが、これからのポイントは、「新型コロナに対する日本の方針の明確化」でしょう。

 

なぜなら、例えば、兵庫県のSNSが「炎上」していますが、これは、兵庫県の井戸敏三知事が、県立学校176校を48日に再開すると発表したからです。

現在、兵庫県は、新型コロナウイルス感染者が全国7位の188人(44日午後現在)発生しています。

しかし、井戸知事は、県立学校再開の根拠として、

「兵庫県は新たな感染者が一定程度の増加幅におさまっている」

ことから、専門家会議が示した新型コロナウイルスの3つの地域区分のうち、兵庫県は「感染確認地域」に該当するとしているからです。

 

この井戸知事の判断に対してSNSでは、「何を考えている」、「死んでほしいのか」といった批判の声が上がっています。

確かに、今の社会の流れでは、そう考える人が多いのは当然でしょう。

この兵庫県の事例と同様、各地自体や各企業、各個人は、「いま日本はどうするべきか」がわからなくなっていると思います。

 

新型コロナは感染症ですから、「医学的」には、「医療関係者」や「感染学研究者」といった「専門家」の主張が世間で幅を利かせるのは当然ですが、社会をどのように導くのか?は、船頭が大勢いても舟は動きませんから、政府がはっきりとした新型コロナに対する「方針」を示さなければ、兵庫県知事をはじめ、各自治体の首長や各企業、個人が「自らの信念に基づいて勝手に行動」してしまうと思います。

 

言わずもがなですが、ここで私が言う「方針」とは、「外出しないでください」とか「からだに不調を感じた人は自宅で静養してください」・・・といった「行動手段」ではありません。

 

例えば、(※わかりやすく表現するため荒唐無稽な事例も含みます)

・「ひとり命は地球より重い」から、これから可能な限り死者はて出さない

・したがって、終息には数年かかってもいいから「経済活動は原則止める」

とか、

・多少の「犠牲者が発生するのはやむを得ない」

・医療崩壊が起きない程度に、緩やかに感染者を拡大させ「集団免疫を作ることが先決」

・早期終息(半年以内)を図る

とか

・原則、経済活動を優先する

・ただし4月中は、感染者を拡大させぬよう行動制限を要請する

5月を目途に、ワクチン完成、治験中の薬が使用できるようにするので、時間を稼ぎたい

・・・

といった方針です。

 

もちろん、例えば仮に、政府が、

「経済活動を止めるわけにはいかない。そのため死者がある程度出てしまってもしょうがない」

と明確に宣言すれば、大騒ぎになるでしょうね。

しかし、繰り返しになりますが、政府が明確に方針を示さずに、「とにかく自粛要請をお願いします」とだけいえば、「価値観をどこに置くかによって最適解はいろいろ」ですから、自治体や企業、個人は、それぞれの信念にしたがって活動してしまうのは当たり前でしょう。

 

私個人は、人から「どうするべきですか?」と問われれば、「オリンピックの中止」を覚悟して、物流と流通以外の産業は、5月末まで原則ストップして、その時に政府があらためて「今後どうするべきか」を国民に示すのがいいのではないかと思っています。

ともかく、いまは、ひとりひとりの活動自粛と最小限の行動を徹するしかないのでしょうね。

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 14:28
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