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大衆食堂半田屋のフランチャイズ運営会社(札幌市内2店舗)の倒産

JUGEMテーマ:日記・一般

 

新型コロナウイルスの影響で、大型イベントはもちろん、人の移動自体が制限され、社会全体が「不急不要の外出は控えましょう」という自粛ムドーが広がったことで、経済活動に影響を与えているニュース報道が目立つようになりました。

 

例えば、2020323日には、札幌市内で大衆食堂チェーンの半田屋2店舗をフランチャイズ加盟店として運営するセブンレストランシステムが320日付で事業を停止したという報道がありました。

各メディア情報では、

・新型コロナウイルスの影響による経営破綻は札幌で初めて

・セブンレストランシステムは、2007年に設立し、ピーク時の2010年の売上げは約3億円

・セブンレストランシステムは、半田屋の西線南7条店と新道丘珠店の2店を運営

・人手不足による業績悪化で客が減った

・新型コロナウイルスの影響で売り上げが急激に減少した

・帝国データバンクによると、負債は13千万円

だそうです。

 

個人的な「半田屋」の思い出は、半田屋本部のある仙台市内や多賀城市の店舗に1990年前後に45回訪問した時です。当時は、学生〜社会人になりたての頃で、「金はないがお腹はいつでも空いていた」ので、安くてボリュームのある半田屋は、ありがたい存在でした。

http://www.handaya.jp/shop

その後、宮城県に仕事やプライベートで訪問した際には「牛タンなどもうちょっとお高いごはん屋さん」に行くようになったので、縁遠くなりました。

お金のない時代と違って、出張や旅行では、非日常的な「地元系名物料理」を食べたいですからね。

 

しかし、2000年代後半に札幌市内で「半田屋」の看板を見つけた時は、懐かしかったです。

やはり、こうした大衆ごはん屋さんは、「日常生活圏」にあってこそ、貴重なのです。

ただ、最近は、訪問機会がなくなりました。

いつからか詳しくはわかりませんが、24時間営業だったにの「時短」されてしまったからです。夜中に仕事が煮詰まって、気分転換に「メシでも食うか」となった時、選択肢は、クルマで行けて駐車場が広い24時間営業のコンビニ、牛丼チェーン店、24時間営業のファミレスになります。けれども、半田屋が24時間でなくなると、自動的に選択肢から消えるので、行かなくなってしまうんですよね。

 

話題を半田屋の倒産に戻しますが、各報道では「新型コロナウイルスの影響による倒産」と報じていますが、本質的には、時系列で追うと、

・利益率がもともと低かった

・同業の定食チェーンが増え客足が落ちた

・経営悪化による時短で、さらに客足が落ちた

・コロナでとどめを刺された

という状況ではないかと思います。

 

セブンレストランシステムが運営していた2店舗は、札幌、大通、すすきのといった駅前でもなく、オフィスビルが立ち並ぶ立地でもなく、どちらかといえば、郊外店です。

したがって、客層は、タクシー運転手などクルマを利用した社会人男性、腹いっぱい食べたい学生、安価に家族で訪問できるファミリー層だと思われます。

しかし、最近の学生は、クルマはないし、腹いっぱい願望も昔の学生よりありません。

また、ファミリー層も週末にわざわざ出かけるなら、ファミレスや回転ずしなど少しリッチでおしゃれなお店にするでしょうし、大戸屋のようにデザートもある大衆食堂店に行くでしょう。

 

感覚的な話ですが、このように想像すると、初期投資を回収した時点で、立地やターゲット層など経営戦略を見直すべきだったように思います。

ちなみに、札幌には、サッポロファクトリー付近にもう1店舗半田屋があります。

ひさびさに、客層やサービスなどをチェックしに行ってみようと思います。

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 10:53
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