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マネジメントシステム規格の解説(前編)

JUGEMテーマ:ビジネス

 

組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。

 

このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。

 

今回のテーマは、「マネジメントシステム規格の解説」について。

 

常識的な話ですが、ISO認証審査においては、審査の公平性確保の観点から「コンサルティング」は禁止されています。

ここでいうコンサルティングとは、具体的な方法論を示すし、誘導する行為です。

具体的な発言で捉えると、

「〇〇手法で管理しないと審査には適合しません」

「貴社のケースだと××のようにやるのがベストです」

といったものです。

 

ただ、「具体的」と言っても、

「一般的に公知されている方法論を複数例示として挙げる」

ことは、コンサルティング行為とはされていません。

つまり、いくつかの選択肢を例示し、組織が「こんな感じで取り組めばいいんだ、何が自社に合っているかは、後々検討してみよう」という状況作りや「なるほど、こういうことか」と気づきを得るような審査中のやり取りは、基本的には問題ありません。

 

また、「マネジメントシステム規格の要求事項を解説」することも、全く問題がありません。

むしろ近年では、「規格の説明をしない審査員」は、顧客アンケートでの評価が著しく低いことになります。

 

話はそれますが、仕事でも、スポーツでも、日常生活でも、人は「どうやったらいいんだろう」と悩む場合、「自己解決」を図る場合を除いて、詳しい人や経験者にアドバイスを求めます。

その際に、自分自身を理解している人は「この方法は私に合っている」、「この方法は一般的には効果があるようだけど、私には向いていない」と取捨選択する能力があります。

もちろん、「信じる者は救われる」状態で「信頼できる指導者に、盲目的にアドバイスに従う」という人もいるでしょうけれど、その方法がピタッとはまらない限りうまくいかないでしょう。

(後編に続く)

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ656号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 05:27
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