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人間は因果関係を深く考えるより直感を優先させる思考癖がある

JUGEMテーマ:ビジネス

 

以前、東洋経済(雑誌)で読んだ記事によると、最新の脳科学の研究によれば、新しく入った情報を「理解する」とは、その情報を「すでに頭の中にある情報とつなげる」ことだという。

 

つまり、「深く理解する」とは、新しい情報が頭の中にある多くの記憶とつながることを意味する。

最近、よく言われるのが「専門知識だけをたくさん知っていても社会では役に立たない」という考えです。

専門知識をたくさん知っていれば、ペーパーテストには、確実に強い。

しかし、実社会だと、「このようなケースはこのようなことが原因」という定石だけでなく、相手が居れば、相手の精神状態、その時代の流行りやトレンドがあれば、それも因果関係を探るうえでの要素になる。

 

けれども、単純に専門知識しか知らない人は、それ以外の要素に目が行かないのだろう。

つまり、実社会で役に立つ能力は、専門的知識に加え、これまでの成功や失敗事例、自分が経験した類似した記憶を呼び出してきて、より優れた考えを思い浮かべることができるのでしょう。

 

思考に関して、私たちが頭に入れておかないといけないこととして、

「ヒトは、難しい問題に直面すると、じっくりとその真の原因を考えるより、頭に最初に浮かんだ解決策がすばらしい案だと思い込み、結論ありきでその実行に邁進してしまう」

ことです。

 

こうした「思考グセ」は、人間のDNAに深く刻み込まれているらしく、意識しなければ、自然とそうなってしまうらしい。

一説によると、人間の起源はアフリカ大陸で、当時、人間はライオンなどの猛獣に襲われる危険に絶えずさらされていて、危険な兆候がちょっとでもあれば「反射的・直感的に反応する」ほうが、生存確率は高くなる。

そのため、「因果関係を深く考えて行動する」より、「直感で行動する」ことが人間の思考の癖となったらしい。

 

また、人間の脳は、「自分の信じていることに合致している情報を強調し、反している情報は無視したり軽視したりする」という認知上のクセもあるという。

つまり「見たいものしか見えない」のだ。

 

繰り返しになりますが、人間は、

◆頭に最初に浮かんだ解決策がすばらしい案だと思い込む

◆見たいものしか見えないし見ない

という思考癖がある。

 

こうした思考癖があることを知識として理解し、意識して、それを修正する行動をつねに取ることがホワイトカラーとしてのビジネスを成功させる役に立つ人間になるための方法である。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ503号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:48
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