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組織を長く反映させるには各部門の後継者を育てること

JUGEMテーマ:ビジネス

 

旧聞に属する話ですが、 安倍晋三政権は20191119日に、在任期間が通算で「2886日」となり、第一次政権と合わせた総理大臣在任期間が明治の元勲の桂太郎首相と並んで憲政史上最長となりました。

 

私がリアルタイムで記憶がある安倍政権以外の政権では、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏(2798日。歴代3位)、郵政改革を実施した小泉純一郎氏(1980日。歴代6位)、“ロン、ヤス”の関係で対米外交に成功した中曽根康弘氏(1806日。歴代7位)が「長かったよなぁ」の印象がある。

つまり、安倍政権が在任期間1位になったと聞いても、なんだかピンと来ない。

 

ピンと来ない理由を、思いつくまま挙げてみると、

・長期間在任している割には総理としての実績が乏しい

・総理としての威厳や風格がない

・苦労知らずでお坊ちゃん育ち

・艱難辛苦を乗り越えてきた印象がない

・使命感と覚悟がない

・お友達を贔屓している

・野党の質問に冷静でなく回答が大人げない

・カリスマ性がない

・・・

政治に関して全くの素人なので、言いたい放題で安倍首相には申し訳ないですが(スミマセン)、でも、正直なところ、率直な印象です。

 

安倍首相の印象として私の中で強いのは、

・「あの時代(民主党政権)に逆戻りしてはいけない」を強弁する

・野党の追及に対して「印象操作だ」と強弁する

ですが、一般論として「強弁するところ」は、「自分でも弱い部分であること」が多いです。

実際のところ、安倍首相のお得意技は「世間に対する印象」です。

たぶん、安倍首相に「得意分野は何ですか?」と質問すれば「憲法、国防、外交問題」と回答するかもしれませんが、これらについて在任中に「前進」したものは、ひとつもありません。

北朝鮮問題、韓国との関係、北方領土、対米関係・・・すべて現状ではむしろ後退しています。

経済についても「アベノミクス」という造語を作り、数字の上では異次元緩和により「成長」しているようにみえますが、庶民生活への実感はありません。

つまり「印象」で「やっている感」、「頑張っている感」、「前政権時代よりはまし」というイメージを国民に植え付けるのがうまいわけです。

その結果、消極的選択で安倍政権の高い支持率をキープしているのでしょう。

 

さて、脱線が長くなりましたが、国民が政権与党として選挙で選んだ政党が自民党なので、この結果を私は評価する立場にはないですが、経営マネジメントにたずさわる者として気になるのは「安倍政権は後継者を育てていない」ことです。

多くの企業経営を仕事を通じてみてきましたが、マネジメントシステムがあっても、やはり、適切に世代交代していない組織は、うまくいっているうちはいいのですが、その後の反動が大きいです。

安倍政権においては、

・麻生太郎副総理兼財務大臣

・菅義偉官房長官

・自民党の二階俊博幹事長

について、長期間固定し過ぎです。

安倍首相は、在任期間1位と憲法改正実現で「伝説」を作ること悲願で、それさえできればどうでもいいのかもしれませんが、それでは、組織は成長しません。

昔は、「猫の首に鈴を付ける人」が与党内にいたと思いますが、現状その気配さえありません。

安倍首相にすり寄り、担ぐことでうまみを得ている人も増え、反旗を翻すことは、1ミリも得にならない、という仕組みにいつの間にかなってしまったのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ678号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 09:25
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