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小売業における課題・機会とリスク

JUGEMテーマ:ビジネス

 

少し前に、ある勉強会で「小売業・卸売業における内部・外部の課題と機会」について、グループディスカッションする機会がありました。

 

研修会企画者の「お題設定」が「小売業・卸売業」と漠然としていたので、各参加者がどういった業態(小売か卸売か、小売であれば総合スーパーか専門店か、コンビニか・・・など)をイメージするかで、課題や機会として考えられるものは、変わってしまいます。

 

多かった回答は、

 

《内部の課題》

・人材確保

・働き方改革など労働環境

・在庫管理

・価格競争等による利益率の減少

 

《外部の課題》

・高齢化等に伴う顧客層の減少

・販売店や同業他社との競争激化

・ネット通販利用者の増加

 

《内部の機会》

IT化の推進

・職場環境の改善

・省エネによる経費削減

 

《外部の機会》

・地域活性化

・特色あるサービスの提供で顧客増加

・宅配サービス

・店舗接客の充実による差別化

・メーカーとの共同開発商品

 

などでした。

 

話題は少しそれますが、「SOMPOリスケアマネジメント株式会社」の斎藤康雄氏、宗像明彦氏によると、小売店舗におけるリスク(事故)として特に注意するものが4つあるそうです。

それは、

・火災事故

 →発生頻度は少ないが、損害規模が極めて大きい

・侵入窃盗事故

 →発生頻度は比較的高く、犯罪という社会悪に対し企業は防止に努めるべき

・賠償責任事故

 →重点的な対応が必要。事故だけでなく苦情対応も重要

・駐車場内事故

 →賠償責任事故のひとつであり、損害規模が小さいが発生頻度は極めて高い

です。

 

月並ですが、小規模小売店舗が1店舗しかなければ、こうした課題や機会、事故のリスクは、オーナーや店長が認識して、日々目配りして注意していれば、確率的にも問題はあまり生じないでしょう。

しかし、多店舗展開している場合のエリアマネージャーや総括責任者は、こうしたことをマネジメントシステムとして管理しなければ、風評被害も含めて経営への影響は大きいのはいうまでもないでしょう。

 

それにしても、グループ討議や他のグループの発表を聞いていると、「なるほど」と感じることも多かったです。

私たちが企業訪問する際に、このような「なるほど」を促すことができた時は、仕事冥利です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ635号より)

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 12:02
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