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メモを取らない若者は本当か

JUGEMテーマ:ニュース

 

20191122日放送のテレビ朝日系の羽鳥慎一のモーニングショーで、

「メモ取らない 若手社員どう接するべきか」

という話題が報じられていました。

要は、若者は、メモを取らず、重要な部分はスマホで写真や動画を撮るという話題でした。

 

ビジネスメールを書きながら、テレビは音声だけ流していたので、この話題の全容をしっかり見たわけではありませんが、確か、

30代(若者):写メは手間が省けて時短になり、瞬時に共有できる

50代(中年):新人にはスマホをいじるなと注意した。情報が外部に漏れる

という趣旨のボードがスタジオで紹介されていました。

 

それに対して、コメンテイターでテレビ朝日社員の玉川徹氏は、

「メモ取らなくてもいい。でも取る人が勝つ。メールより電話、電話より人に会う、そういう人が勝つ」

と力説されていました。

玉川さんは、経歴的に、記者や制作側のお仕事もされていたようなので、実体験をこのように表現したのでしょう、私は年齢も玉川さんに近いので、基本的には賛同です。

 

手書きのメモにしても、パソコンやスマホ(※私はスマホにメモすることもありますが、それは、ふと気づいたことであって、相手の話を聞きながらスマホに入力するのは無理です)でのメモにしても、相手の話したことを全て一言一句メモすることは、一般的には不可能なので、メモを取る(メモとして書き記す)ということは、すでに要点を頭の中で整理しているんですよね。

したがって、全くメモを取らず、ICレコーダー等で録音しているから大丈夫、というのは、相手の話のポイントが頭に残っていないので、後でICレコーダーを聞き直しても、なんのこっちゃ、だし、時間が非効率なことは明らかでしょう。

 

ただ、相手がプレゼン資料などをプロジェクターに投影していたり、ホワイトボードに書かれたことを「メモのサポート的役割で写メする」のは、「あり」だし、実際、私も積極的に実施しています。

要は、写メを、メモの補足資料として活用するのは、どんどんやっていいと思います。

 

しっかり検証したわけではありませんが、組織の経営トップにインタビューする機会が仕事柄ありますが、3040分ほどお話を伺っていると、A4のメモ用紙で少なくとも23枚のメモ量になります。

たまに、組織側が気を使ってくれて、経営トップが私のインタビュー用に準備したレジメのコピーをいただく機会がありますが、メモとレジメを見比べると、やや私の想い込みや記録ミスがあることに気づきます。

つまり、メモは、一度、頭の中で要点整理しているので、「自分では正しくメモした」つもりでも、実際は相手が話していない行間や表現を自分なりにまとめているのです。

そのため、写メやICレコーダーによる録音は、メモ内容の検証用(記憶違いや細かい数字のチェック)の役割は十分に果たしていると思います。

 

メディア的には、「若者と中年の違いの論争」としたいのかもしれませんが、全くメモをしない人を除いて、写メ等の活用に関しては、若者も中年層もやっている狙いは一緒でしょう。

この話題で論外なのは「全くメモを取らず、ICレコーダーによる録音、または、話し手の資料をください」という人(若者、中年問わず)でしょう。

話し手の立場でいえば、ポーズ(ふり)でもいいので、メモを取っていると、話に熱が入ります。

しかし、メモを取っていないと「関心が薄いかな?」「興味がないのかな?」と感じ、話し手の熱量はかなり落ちたものになります。

中年層には、今さらですが、私が若手社員の上司であれば、「相手から話をより引き出すためにもメモを取る準備はしておくように」と指示するでしょうね。

 

それにしても、この日のコメンテイターの長島一茂氏が「新人のヤクルト時代に野村監督のミーティングでメモを取らなかったから現場復帰できない話(一茂さんのネタでしょうけれど)」はめちゃくちゃウケました(笑)

確かに、野村克也氏の薫陶を受け、メモを取っていたであろう荒木大輔氏、古田敦也氏、真中満氏、高津臣吾氏、宮本慎也氏は、監督やコーチとして現場で活躍していますからね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ673号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:07
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