- JRで成田“空港第2ビル駅”に到着した客の二重改札解消へ
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2019.11.23 Saturday
JUGEMテーマ:ビジネス
2019年11月23日付の千葉日報が、
「<成田空港>第2ビル駅の二重改札解消 12月10日始発から」
という見出し記事を報じていました。
記事によると、
「JR千葉支社と京成電鉄、成田国際空港会社(NAA)、成田空港高速鉄道は、11月22日に、成田空港「空港第2ビル駅」のJR利用到着客に対して続いてきた「二重改札」を、12月10日の始発から解消すると発表した」
そうです。
成田の「空港第2ビル駅」にJRで到着した経験がある方はわかると思いますが、列車を降りて、JRのホームから改札階への階段を上ると、まず、JRの出口専用改札口を抜けて京成の改札階に入ります。
そして、JR出口専用改札を抜けた降客は、京成の出口専用改札を抜けて国際線や国内線ターミナルに向かうのです。
それが、現在、JRの入口専用改札を入退場共用の改札口にするようで、要は、JRで成田空港第2に到着した人は、JRの改札から直接、退場できるようになり、いわゆる「二重改札」が解消されるようです。
記事を読んでもよくわからないので、想像ですが、なぜ、今まで、JRで到着した人は、一度京成側に入って、京成の出口専用改札を抜けていたのかといえば、どうやら、現在、入口専用改札であるJRの改札横の部屋が成田国際空港会社の職員の休憩室となっているからのようです。
つまり、JRで到着した人に、精算手続等が発生する場合、そのためのJR駅員の執務スペースがないため、京成の出口専用改札からJR到着客を退場させていたようなのです。
二重改札の解消は、基本的には、JR利用客にとって便利でよいことでしょう。
ただ、少し気になるのが、京成は入口専用改札と出口専用改札があるので、乗降客の動線がはっきりしています。
しかし、JRは、現在、2機設置されている入口専用改札を出入口共用改札にするので、二重改札解消後は、JRの列車がホームに到着する前後は、乗降客が改札口で入り乱れ、列車到着後は、しばらく、「入場客が改札を通り抜けることが困難」になることが想像されます。
ベストなのは、現在、2機設置されているJRの入口専用改札を2機増やして合計4機にして、改札口の2機は出入共用、各1機は、入口、出口専用の改札とすることだと思います。
けれども、仮に改札を増設しても、JRの列車到着後は、退場客が殺到して、入場したい人はなかなかホームに入れないだろうな、と思います。
12月10日以降、しばらくの間は、駅職員か警備員が、乗降客をうまく誘導するなど様子見しないと、逆に「かつての二重改札の方が退場するのがスムーズだった」ということになる気がします。
最近、「空港第2ビル駅」を利用する機会が少ないですが、二重改札解消後に利用して、ビフォーアフターを検証してみたいと思います。
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