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大学駅伝指導に慣れてきた両角速監督

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2019114日付のスポーツ報知が

「指揮官名前通り「速」の東海大「勉」の筑波大」

という見出し記事を報じていました。

 

記事本文を読む前に、「その通り!座布団1枚!!」と思いました。

20191028日の本ブログで、20201月の箱根駅伝本戦に出場する東海大、青山学院大、筑波大の監督(両角速氏、原晋氏、弘山勉氏)が、同学年であることを紹介しました。

http://blog.logcom.jp/?day=20191028

 

私は、学年的には、彼らの1学年下なので、原監督が世羅高校で主将をされていたこと、両角監督と弘山監督が昭和最後(昭和6412-3日)の箱根駅伝の花の2区を走っていたことについて、リアルタイムで記憶に残っています。

しかし、それから30年の時を経て、このスポーツ報知の記事にあるように、それぞれのチームカラーを表した方(「速」と「勉」)が監督になって活躍していることには気づきませんでした。

確かに、この3人が生まれた1966年度は、大学駅伝界の「黄金世代」といえるのかもしれません。

 

それにしても、113日に開催された「第51回全日本大学駅伝対校選手権」では、東海大学が16年ぶりに優勝しました。

過去2大会は、いずれも準優勝。

準優勝、準優勝、優勝ですから、立派な成績です。

しかし「乱獲」と言われた「黄金世代」と呼ばれる今年の4年生が居ながら「なぜ優勝できないの」という想いもありました。

 

駅伝指導については全くの素人の私が述べるのも失礼ですが、両角監督は、ようやく大学駅伝指導に慣れてきたな、と思います。

両角監督が目指す指導と選手像は「世界で活躍できる選手の育成」です。

長年指導してきた佐久長聖高校出身選手の代表格は、マラソンの現在の日本記録保持者大迫傑選手です。

 

両角監督の指導は、簡単に言えば「トラックで勝負できる選手」を主体にした指導です。

詳細の練習メニューは存じ上げませんが、東海大の選手のSNSなどをチェックする限り、以前は「ハーフ以上の距離を走り切るスタミナ重視の練習」は、あまりしていないような感じでした。

しかし、高校の長距離指導は、大会ではロングでも10キロです。

したがって、3000m5000mといったスピードを鍛える練習重視でも、10キロ以下が高校駅伝の距離ですから、勝負でき、都大路の全国大会でも優勝することができたわけです。

 

しかし、大学の場合は、最も視聴率があり、世間が注目するレースは「箱根駅伝」です。

箱根駅伝の各区間は20キロ前後です。

マラソンをしている人ならわかりますが、10キロまでの練習と、ハーフ以上を走りぬく練習は違います。

つまり、以前の両角監督は、「トラック重視の延長に駅伝がある」というスタンスの練習でした。

したがって、素材のいい選手を高校時代にスカウトして東海大に入学させても「駅伝的には伸び悩み」(トラックでは成果が出ている)という結果だったわけです。

 

この数年は、選手のSNSや陸上関係の報道を見ていても、ロードのロング練習が増えています。

その結果、トラックのタイムでは、並み(といっても大学長距離界では上位クラス)でも、ハーフマラソンでは、めっぽう強いという選手も、ここ数年は現れている気がします。

 

今年度で卒業する「黄金世代」以降は、100点満点のスカウティングはできていない、とも言われていますが、来年度以降も距離が長くなればなるほど(要は、出雲より全日本、全日本より箱根)強さが東海大は出てくるかもしれません。

今回の全日本は、黄金世代の4本柱「館澤、關、鬼塚、阪口」抜きで勝利しました。

彼らが故障から帰ってきたら、箱根は、どんなオーダーになるのだろう、と楽しみです。

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 12:31
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