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26年ぶりに箱根駅伝本戦復活と日本初の海外進出する筑波大学

JUGEMテーマ:ニュース

 

個人的に、20191026日のニュースのサプライズは「第96回箱根駅伝予選会で筑波大が6位通過し、26年ぶり61回目の本戦出場を決めた」ことでした。

例年、予選会の様子はテレビで視聴しますが、この日は、移動中で、SNSなどで予選会の様子をチェックしていました。

当初は、予選通過のボーダーラインにいるといわれた中大や山梨学院の動向を気にしていましたが、途中から「筑波大が善戦している」ことを知り、結果が出た時には、ひとり「お〜!!」とつぶやいてしまいました。

 

ちなみに、筑波大の弘山勉監督は、学年的には私のひとつ上で、私が高校〜大学の時の筑波大は、箱根駅伝の常連校で、当時の「弘山選手」の存在ももちろん存じ上げていました。

(本戦出場校の中では、青山学院の原監督、東海大の両角監督と同学年です。)

弘山さんが世間的に有名になったのは、1996年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネと五輪3大会の1万メートルに出場した弘山晴美さん(当時資生堂に所属)のコーチをされていた時でしょう。

 

それにしても、箱根駅伝の創設に尽力した金栗四三さんを主人公とするNHK大河ドラマで「いだてん」が放送されている年に、第1回大会を制した筑波大(当時は東京高等師範学校)が箱根駅伝の本戦に帰ってくるとは、なんとも不思議な縁だな、と思います。

噂だと、弘山監督は、筑波大の任期付職員だそうなので、間違いなく任期延長でしょう。

 

筑波大といえば、1027日の時事通信が、

「筑波大、22年マレーシアに分校=日本初の海外本格進出―独自の教育文化発信へ」

という見出し記事を報じていました。

 

記事によると、

・筑波大学が、マレーシアで日本の大学初となる海外分校を20229月に開設する

・マレーシア人学生向けに、文系と理系の基礎的な教養を身に付ける

・設置学部は「リベラル・アーツ学部」で、講義は基本的に日本語で行い、定員は1学年160

201911月に日本とマレーシア両国政府が正式発表する

・マレーシアのマハティール首相は、日本を手本とする「東方政策」を掲げている

・現地の学生に勤勉さなどの価値観を学ばせるために、日本の大学を誘致していた

・日本政府関係者によると、欧米の有名大学が海外分校を設置している例はある

・日本の大学が学位を授与する海外分校を設置するのは初めて

・私立大では、帝京大などが日本人学生の短期留学先として海外キャンパスを設けている

・アメリカ創価大など日本の大学から独立した形で海外の正規学校をつくったケースもある

(ただし、日本の大学の学位は受けられない)

・講義は日本語中心で行い、英語による補講を交えてマレーシア人学生をサポートする

・日本政府も教員の人件費を手当てするなど、通常の国立大運営費交付金とは別に財政面で支援する

・・・

ということのようです。

 

この記事を読んで意外だったのは、これまでに「少子高齢化が進む日本の大学において日本の大学の学位が授与される海外分校がなかった」ことです。

日本の各大学は、少子化の影響を受けて、生涯学習という価値観の変化に合わせて、社会人学生を受け入れる体制整備は、私が学生だった30年前と比較して、どんどん進んでいます。

しかし、「少子化対策=海外進出」という事業展開は、これまでなかったわけで、なぜなかったのだろう??と思います。

 

東南アジアには、親日国がありますし、「日本の大学教育を受けたい」というニーズはあるはずなのに、なぜ、これまで私立大学は、海外分校展開をしてこなかったのか、不思議ですし、そもそも、文部科学省ももっと支援してもよかったのではないかと思います。

私は、戦略的に、理工系学部を海外分校展開すべきかと思います。

現地の優秀な学生を取り込めれば、企業からの研究支援も期待できますし、大学が数多く特許を保有すれば、大学経営的にも潤いますし、評判も上がります。

文部科学省、大学関係者とも、中長期的に、国を挙げて検討すべき事業ではないかと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 12:26
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