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女性天皇・女系天皇など皇位継承問題

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201952日付の共同通信社の報道によると、

「女性天皇を認めることに賛成は79.6%、反対は13.3%

だそうです。

 

記事によれば、

・世論調査は、512日実施した全国緊急電話世論調査

・即位された天皇陛下に82.5%が「親しみを感じる」と回答した

・「親しみを感じない」は11.3%にとどまった

・内閣支持率は51.9

4月の前回調査比0.9ポイント減でほぼ横ばいだった

・今後の天皇の退位に関しては「認めるべきだ」が93.5%に上った

・(退位を)「認めるべきではない」は3.5%だった

そうです。

 

「女性天皇」、「女系天皇」、「天皇退位」について、少し考えてみたいと思います。

まず、「天皇退位」です。

 

結論から言えば、「条件付きで認めてもよい」と思います。(今回は特措法で対処したため皇室典範は改正されていない)

上皇陛下の例を振り返ると、201688日に退位を希望されている意向を示されました。

上皇陛下が今上天皇当時に退位を希望した理由は、

「天皇の職務とは全身全霊で象徴としての任務を果たすべきものである。しかし高齢となりその任務を遂行することが困難になる前に譲位したい」

というものでした。

 

憲法学者や歴史学者といった有識者には、

・天皇陛下は存在自体が貴重である

・天皇陛下の仕事は宮中で国民のために祈ることである

と唱える人が多く、「平成天皇に限った措置」を主張する有識者が多いそうです。

浅学な私が述べるのもおこがましいですが、即位した時から「象徴天皇」だったのは上皇陛下が初めての天皇さまです。

その上皇陛下が、「象徴天皇とはどうあるべきか」、という命題に対して出した答えが「国民に寄り添うこと」です。

「存在していることが重要」という考え方は否定しませんが、それは「天皇の神格化」であり、上皇陛下が目指してきた「象徴天皇像」とは違います。

 

そのような姿を象徴天皇を捉えると、現在の任務が遂行できない、となった時は、退位を認めてもいいと思うのです。

「条件付き」としては、皇室研究家の高森明勅氏が提唱する

・皇位継承者が成年に達している

・天皇陛下本人に退位の意思がある

・皇室会議の儀を必要とする

という3要件が妥当だと思います。

 

次に「女性天皇、女系天皇」ですが、これも結論から言えば、私見ですが、

・女性天皇は賛成

・女系天皇は反対

です。

 

このように考える理由は、皇室が日本人だけでなく、世界的にも畏敬の念をもたれている理由にあります。

・初代神武天皇から126代(今上天皇(徳仁天皇))まで系図がたどれること

・男系天皇が維持されてきたこと

このことが、政治的な権限は何一つない「象徴天皇」であるにもかかわらず世界各国の外交訪問で尊敬され歓迎されているゆえんです。

 

では、「女性天皇賛成・女系天皇反対」ですが、前者は「前例」があるから(過去に810代)、後者は前例がないから、です。

ここからは、「理屈」(論理的)ではなく感情的なのですが、例えば、愛子さまが女性天皇になり、「佐藤さん」と結婚して男子が生まれれば、世間一般的には「佐藤さんの息子」です。

この「佐藤さんの息子」を「将来の天皇さま」として国民に畏敬の念をもって認められるか、と考えると「難しい」と思います。

現に、「女性天皇、女系天皇問題」が世間の関心を高めた理由のひとつに、アメリカのフォーダム大学に留学中のKK氏問題が生じたからだと思います。

KK氏には申し訳ないですが、例えば、KK氏が旧皇室や旧華族のお家柄であれば、国民の理解と支持があり、皇嗣家の国民からの支持が下がることはなかったと思います。

 

したがって、理想論は、「愛子さまが旧皇室家の流れをくむ男子と結婚されること」となるのでしょう。

この場合、愛子さまが息子を産めば、こどもは、前述した「佐藤さんの息子」にはなってしまいます。しかし「佐藤さん」は「天皇の男系直系先祖」に繋がる方なので、国民の多くは「畏敬の念をもって納得」するのではないかと思います。

ただ、これには「愛子さまの女性としての幸せ」を無視した考えなので、申し訳ない気がします。

 

それにしても、皇室の「後継者不足問題」は、19471014日に「11宮家51名」が皇籍離脱した時点で決まっていた話だったのでしょう。

「男系天皇強硬維持派」は「悠仁さまの御妃に男子をたくさん産んでもらうこと」を期待していますが、現実的に考えると「後継者問題は常に不安定」な状態であるわけで、それでは、「皇室は早晩、絶えてしまう可能性が高いでしょう。

菅官房長官が「安定的皇位継承」について秋以降に検討会を開催すると発表していましたが、今後の動向に注目です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ644号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:57
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