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スポーツは学校からクラブ活動へ

JUGEMテーマ:スポーツ

 

小学校2年生の甥のマイブームがプロ野球のようだ。

保育園時代に、アイスクリームのメイトーが販売しているロングセラー商品「ホームランバー」に入っていた広島の鈴木誠也選手とDeNaの今永昇太投手のカードを甥にあげた時は全く興味がなさそうで、親に注意されて「ありがと」と言ってくれたぐらいでした。

 

私の知る限り、甥は小学校に入る直前までは「大相撲ファン」でした。

たぶん「ルールが簡単なこと」「祖母(私の母)と過ごす機会が多かったこと」からものごころがついた時は、私より力士名を知っているぐらいでした。

妹(甥の母)の話だと、保育園で七夕祭りの短冊には毎年「お相撲さんになれますように」と書いていたそうで、友達の父兄から「将来の夢がぶれないね」と言われていたらしです。

 

しかし、小学生になって交友関係が変わったのか、甥の家から東京ドームが近いためプロ野球を生で見る機会が増えたからか、急激に大相撲に対する興味は失せ、プロ野球に興味の中心が変わっていったようです。

思い返せば、小学1年生の夏休みは、金足農業高校フィーバーが起きましたが、私が熱心に高校野球を見ている時に「おじさん遊ぼう」と高校野球に興味が無さそうでしたが、20193月のセンバツの時は、野球を熱心に見るようになったので、「あそぼう」と言われなくなりました。

ちなみに、現在は、ジャイアンツファンのようで、セントラルリーグの現役プロ野球選手の名前は、ほとんどわかるようです。

(ただ、甥が保有している野球カードの中に2018年シーズンに引退した1002試合登板、407セーブの日本記録を持つ元ドラゴンズの岩瀬仁紀投手の野球カードがありましたが、すごい選手だという実感は甥にはまったく無いようでした)

 

ちなみに、私自身の「実体験としての野球ファンの歴史」は、1974年に当時のロッテオリオンズが日本一になった時からです。

この年は、小学校1年生の年で、ミスタープロ野球こと長嶋茂雄氏がV10を逃したジャイアンツを引退した年です。

しかし、正直な所、私の中で記憶が「ロッテが中日を破って日本一」、「ミスター現役引退」より鮮明なのは、翌年の小学2年生の時の「習志野高校が甲子園で全国制覇」、「ジャイアンツが史上初の最下位」です。

自分と甥を比較するのも変ですが、自主的にスポーツに興味を持ち、記憶が定かになるのは、小学12年ぐらいなのかもしれません。

 

前振りが長くなりましたが、201952日付の日刊ゲンダイ(デジタル版)によると、

「中学野球が10年後に消滅の危機」

だそうです。

記事によると、

2018年の中学校の軟式野球部員数は全国で168800

2008年の305958人から10年間で約137000人も減った

2009年からは毎年、1万〜2万人のペースで部員数が減っている

・(この減少数のままだと)10年後には中学校から軟式野球部員がいなくなる計算

・元巨人の仁志敏久氏によると地方では、1学年で1チームがつくれない

・技術的にも体力的にも発展途上の下級生が加わらなければ練習も試合もできない

・それが物足りず、レベルの高い選手がシニアやボーイズなどの硬式チームに移籍している

・中学野球部は高校野球への重要な人材供給源

・中学校の部活動には週2日は休日を設けること、練習時間は1日2時間までなど規制が多い

・・・

ということだそうです。

 

確かに男の子を持つ友達に聞くと、今の子は、野球よりサッカーの方が人気が高いそうです。

また、その友達自体も「息子が野球よりサッカーに興味を持ってもらってよかった」と言っていました。その理由のひとつは、サッカーより野球の方が揃える備品が多いからです。

 

日本のスポーツ界は、野球に限らず、学校の部活動が支えてきました。

しかし、教師の業務負荷軽減、働き方改革、長時間練習の見直し・・・など現代の常識が反映されるようになり、「本格的に幼少期からスポーツをする場合」は、学校からクラブスポーツに移行しています。

このことは、時代の流れだと思いますが、何事でもそうですが、「裾野が狭くなる」と優秀な人材の出現率は下がることが考えられ、ひいては日本のスポーツ競技力は落ちていくのかもしれません。

 

雑な感想ですが、今の時代は、情報が入手しやすく、現実を悟る年齢が早くなったのかもしれません。

私が小学生の時は、時代的に男子の「将来なりたい職業」はダントツでプロ野球選手でしたし、当時はみんながなれる、と思っていました。

しかし、今の時代は、「プロとして活躍できるのはひと握り」と小学生のうちから悟り、デキる人はクラブチームに行き、凡人は学校の課外活動としてそこそこに頑張る、とすみ分けしていくのかもしれません。

確かに、フィギュアスケートの場合は、クラブチームで幼少のころから鍛えられています。

2018-2019シーズンにブレイクした紀平梨花選手は、通信制高校に通っていますし、サッカー界で天才少年と呼ばれ、現在17歳でFC東京に在籍している久保建英選手も通信制高校に通っているといわれており、学校スポーツとは無縁です。

野球やサッカーも優秀な人は中学や高校での活動よりクラブ活動中心になっていくのかもしれないですね。

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 14:41
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