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日本のマスメディアは左翼?!

JUGEMテーマ:日記・一般

 

しばしば「日本のマスメディアは左翼だ」といわれます。

個人的に、それが顕著なのが沖縄のマスメディア。

沖縄の2大紙である「琉球新報」と「沖縄タイムス」は、沖縄の保守派からは「沖縄と本土の分断を画策し、偏向や捏造を平気で行う諸悪の根源メディア」と主張する人たちも多いようです。

 

私は、この意見に対し、「そうでもあるし、そうでもない」という立場です。

そもそも論で言えば、言わずもがなですが、マスメディアの社会における役割は、

【政府の政策をチェックし反論すること】

です。

したがって、現政権の政策や主張にマスメディアの「反対意見報道」が増えるのは、ある意味、当然です。

 

ただ、「なんでもかんでも反対!」は、マスメディアの立場として、おかしいと思います。

冒頭に挙げた沖縄の例ですが、沖縄は第2次世界大戦で、国内唯一の「地上戦の戦場」と化した悲しい歴史があります。

したがって、「反戦主義」の風土が醸成されるのは当然です。

しかし、例えば、「日米地位協定」が日本に不利な条項のまま改正が進まないのは、集団的自衛権がなく、交戦権がない、つまり、「戦力の保持」が憲法で認められていないからです。

けれども、沖縄で米兵による婦女暴行事件など犯罪が発生しても、騒ぎ立てるだけ。

本来は、日本の置かれている現状に切り込む報道があるべきですが、戦後70年以上経過するのに相変わらず「平和」、「反戦」、「米軍基地反対」です。

 

私は1968年生まれで、戦後23年が経過していましたが、当時の教育者は、

「憲法9条のおかげで日本は平和を維持してきた」

「日本国憲法は世界に誇れる憲法だ」

と教える方が圧倒的多数でした。

社会科の授業では、元社会党委員長の石橋政嗣氏の「非武装中立論」(1980年社会新報新書)を教科書+αで教える先生もいました。

http://ad9.org/pegasus/peace/ishibashi.html

 

けれども、大人になって考えてみると、「非武装中立論はユートピアな世界であり得ないな」ということに気づきました。

戦争がよくないことは当たり前ですが、非武装中立では、「他国が攻めてきたら白旗を上げて降伏する」という選択肢しかありません。

 

NHK職員で、経済学者の池田信夫氏が、

(以下、アゴラより引用)

他国が日本を攻撃したときどうするかです。・・・(略)。これについて論理的には、次の4つの考え方がありました。

 

1.日本は憲法を改正して軍隊をもち、米軍は出ていく

2.日本は憲法を改正して軍隊をもち、米軍も残る

3.日本は憲法を改正しないで軍隊をもたず、米軍は残る

4.日本は憲法を改正しないで軍隊をもたず、米軍も出ていく

 

このうち保守派の政治家の多くは1を考えていたのですが、吉田茂首相は23の中間の「日本は憲法を改正しないで軍隊をもち、米軍も残る」という道を選びました。・・・(略)。

憲法を改正しないのなら、第92項で禁じている「戦力」としての自衛隊をもつのは憲法違反の疑いがあります。

(引用ここまで)

 

本コラムでは「政治や宗教的信条は書かない」をルールにしているので、改憲や自衛隊や米軍基地の是非については述べません。

ただ、仕事が「コンサルタント」なので、現状の日本を論理的に捉えれば、

・日本が、国際的に存在感が薄いのは、軍事的に平和維持活動の協力をしていないから

・第2次大戦後の米国が憲法9条を求めたのは急激な近代化で日本が脅威だったから

・世界の日本を見る目は、地域紛争など、もっと国際社会の一員として責任を果すべきだ

と考えられることは示しておきたいと思います。

この点を出発点に「憲法改憲議論」をしなければ、第二次世界大戦の敗戦に対する情緒的かつ感情的な議論に終始して、日本の世界の中での発言力を弱めていくだけでしょう。

 

私見ですが、護憲派が恐れるのは、「改憲で憲法9条だけでなく、どさくさに紛れて他の条項も改正されること」ではないかと思います。

現在、統一地方選挙戦の真っただ中です。

一部の政治評論家は、20197月に予定されている参議院選挙と衆議院選挙が解散によりダブル選挙となり、憲法改正の国民投票へのシナリオが考えられるそうです。

自民党は、改憲で、「9条に自衛隊明記」、「緊急事態条項の明記」、「教育無償化」などを盛り込みたいようです。

さて、どうなることか??

国民投票は発議されてから60180日の間に実施されなければならないそうです。

今から自分の考えを論理的にしっかり整理しておかないと、「世間の空気」に流されてしまいそうですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ640号より)

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 20:24
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