RSS | ATOM | SEARCH
低価格散髪QBハウスのポイントはロジスカットと研修期間中の給与

JUGEMテーマ:ニュース

 

2019414日付の東洋経済オンラインが、

QBハウス快走を支える「超ハードな研修」の中身」

という見出し記事を掲載していました。

 

記事によると、

・値上げによる客離れも懸念される中、QBハウスは順調な滑り出しを見せている

QBハウスは、ヘアカット専門店で業界最大手

QBハウスはパーマもカラーリングもシャンプーもない

・北海道から沖縄まで全国560店以上を展開している

QBハウスは、21日にカット料金を税込み1080円から1200円へと引き上げた

・当初は、 2月から6月の客数(既存店)が値上げをしなかった場合に比べて6%減ると予想

・実際には、客数は2月、3月とも2%減にとどまり、値上げの影響は限定的だった

QBハウスの強さの秘密は、独自のスタイリスト研修施設、「LogiThcut (ロジスカット)

・研修生が自分で答えを導き出せるように、論理的な考え方を教えている

・研修中も正社員として月給(東京では18.8万円)と残業手当などが支払われる

・研修施設は、東京校の他に、大阪、名古屋、福岡にある

・ロジスカットでは、18時間みっちり研修する

・一般的な美容室の場合、スタイリストとしてデビューするまでには2年間以上かかる

・ロジスカットでは、4分の16カ月間、約1152時間で学びあげる

・毎年100人ほどの研修生がロジスカットを卒業し店頭に立つ

・途中で挫折するケースもあるが、入校者の90%以上が卒業している

QBハウスのスタイリストは、選択肢を2つに絞ることで客を迷わせない

・要望を的確に把握しながら短時間でカウンセリングを終えられるのがポイント

2月からの値上げによる増収分を原資に、この独自の研修事業に磨きをかける

そうです。

 

実は、私も2年前からQBハウスの愛用者になりました。

それまでは、大きく区分すると、学生時代、サラリーマン社会人時代、独立以降で「せっせと予約して利用していた理美容店」がありました。

ただ、「愛用の理美容店」だと、私のように全国各地を訪問していると「カットしたいときにカット予約を取るのも面倒だしなかなかタイミングが合わない」という問題を常に抱えていました。また、他の理美容室を利用すると、担当のスタイリストさんに「あっ、前回は別のところを利用してカットしてきたんだ」と思われるのも嫌で、無理にでもカットのタイミングを合わせて通っていました。

 

しかし、QBハウスは、

・全国にあるので、カットしたいときにカットできる

・オーダーしたイメージと違っても、安いので短い間隔で再訪できる

・予約せずともせいぜい30分以内で自分の番になる

というメリットがあります。

馴染みのお店に通っていた時代は、カット間隔は平均2ヶ月でしたが、QBハウスにしてからは5週間間隔になりました。

 

QBハウスの接客するまでの実質的な研修時間は長く、独自の「ロジスカット」により、効率的かつ、質の揃ったスタイリスト技術は身につくようですが、それでも利用者目線でいえば「個人差はある」と思います。

つまり、同じオーダーをしても「イメージ通りの長さにしてもらえたな」というときもあれば、「思ったより長いけど、まぁいっか」というときもあります。

通っているお店であれば、「もうちょっとこの辺りをカットしてもらえますか」と修正をお願いしやすいですが、私の場合、QBハウスだと「次のお客も待っているしな」とほぼ、出来栄えについてOKを出しています。

 

私の場合、散髪は「利便性」を優先するので、QBハウスで問題ないです。しかし、髪型にこだわりのある人は、自分の髪質や頭の形の特徴などを知り尽くしている馴染みのスタイリストさんにカットしてもらった方が気分良く過ごせるのではないかと思います。

 

私が幼少のころと比較して、飲食店、散髪屋さん、リラクゼーションサロンなどがどんどんチェーン店化しています。飲食店の場合、セントラルキッチンなどにより「料理の質」を揃えることはしやすいですが、スタイリストさんの質を揃えることに力を入れているQBハウスは、1080円から1200円への値上がり程度では「びくともしない」でしょう。

QBハウスに死角があるとすれば、現役世代ではない「シニア世代」かもしれません。

現役世代で、QBハウス利用者は、「通勤や出張先で空いた時間にサクッと散髪できる」という利便性を重要視しています。

最近は、1500円で髭剃り、洗髪をする「地域に10店舗弱展開する小規模チェーン店」の理髪店があります。

シニア料金(65歳以上)は1100円(平日1000円)なので、この数百円とサービスの差をどうとらえるかでしょう。

 

鳥貴族が税抜き280円から298円に値上げして失速したのは「他にも安くてうまい店はある」という選択肢があることですが、QBハウスは、ライバルがあまりいないので、しばらくは「ひとり勝ち」かもしれません。

 

 

【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ
7
つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)

author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:35
comments(0), trackbacks(0), - -
Comment









Trackback
url: http://blog.logcom.jp/trackback/867770