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JR小倉駅前百貨店「コレット」の閉店

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2019228日付の毎日新聞が、

「駅前4度目の“百貨店閉店”に「残念です」」

という見出し記事を報道していました。

 

記事によると、

(以下、記事より引用)

JR小倉駅前の好立地にありながら、人口減少や高齢化で売り上げが減り、小倉そごう、小倉玉屋、小倉伊勢丹に続く4度目の「百貨店閉店」となった「コレット」(2019228日閉店)

 

11年前の開店時から働く女性社員は「涙が出るが、前を向きたい」と思い出を胸に、「最後の営業日」を迎えた

 

2008年の開店時から働く地元出身の社員、川本光代さん(39)は28日午前10時、2階の正面玄関で目に涙を浮かべながら「いらっしゃいませ」「おはようございます」と声を掛け、買い物客を出迎えた

 

・(川本さんは)コレットが入居するビルの近所で生まれ育ち、199310月に小倉そごうが開店した時は最先端のビルやエスカレーターを見て「都会になった」と心を躍らせた

 

・その後、美容師の道を諦めて小倉伊勢丹(042月開店)の派遣社員として働き始め、コレット開店時(084月)にコレットの正社員となった

 

・ギフトサロンや外商などさまざまな部署を経験し、発声や表情、立ち居振る舞いなどデパートならではの接客に磨きをかけてきた

 

20187月の閉店発表には、自分を育ててくれた店がなくなることを思うと言葉にならなかった。

「小倉駅前のにぎわいを消してはならないと地域の人たちと守ってきた百貨店。残念です」

 

・閉店後しばらくしてから約500メートル離れた井筒屋本店に籍を移す川本さん。

「お客さまや同僚の支えがあって今の私がある。店のことを考えると涙が出るが、くよくよしてはいられない。ここで得た知識や経験を胸に頑張りたい」

 

・・・

ということでした。

 

個人的な話題になりますが、今月、閉店を迎える前の「コレット」に訪問してきました。

小倉駅の改札口を出て、徒歩30秒ほどの立地にコレットはあり、店舗をうろうろした経験からは、客足はそこそこあって「今月末に閉店しちゃうの?」という感じがしました。

 

ただ、この記事の登場人物である川本さんが移籍する親会社である百貨店の「井筒屋」が近くにあり、グループ全体で捉えれば、百貨店不況の中、小倉駅前で2店舗を運営維持していくのは難しかったのかもしれません。

 

ちなみに、JR小倉駅前の百貨店の変遷は、

199310月 小倉そごう 開店 → 200012月閉店

20023月 小倉玉屋 開店 → 200212月閉店

20042月 小倉伊勢丹 開店 → 20083月閉店

20084月 コレット 開店 → 20192月閉店

となっており、同一立地の店舗としては「コレット」が最長期間営業をしており、近年の百貨店不況という背景を考えれば「コレットはよく頑張った」と評価できるのかもしれません。

 

ただ、一般論ですが、

・少子化、高齢化による客層の減少

・通販サイトとの競争激化

・駐車スペースの豊富な郊外店との競争激化

という逆風がありますし、小倉のコレットの場合は、

・駅前一等地で家賃が高い

という課題もあったのでしょう。

 

私が幼少のころ、つまり、昭和の一般家庭の休日は、

・家族揃って百貨店に行き、レストラン街で食事する

・お母さんが買い物している間は、屋上の遊園施設でお父さんと子どもが遊んで待っている

というものでした。

しかし、今の時代は、駅前百貨店に家族そろってお出かけする、というのは、地方都市の場合、自家用車を持たない一部の家庭のみとなっているのでしょう。

 

それにしても、コレットの後の駅前商業ビル(セントシティ北九州)は、商業ビルを所有する北九州都心開発がジオ・アカマツに委託して、コレット閉店後も引き続き営業を希望するテナントとの調整を行いながら、ビル全体を一括管理するそうです。

ジオ・アカマツは、コレットの地下1階と地上714階部分に入る専門店街「小倉駅前アイム」の運営を行っている会社ですから、実質的には「小倉駅前アイム」が増床することになるのでしょう。

 

札幌(すすきの)には、かつて「ロビンソン百貨店札幌店」がありましたが、20091月に閉店しました。

その後は、「ススキノラフィラ」という専門店商業施設として現在も営業を継続しています。

百貨店としてのアイテムは、通販や郊外店に取って代わられ、生き残るには「専門店街」として

商業施設を再生するのが得策といえるのでしょう。

小倉を訪問する機会は、12年に1回ですが、コレット閉店後の様子をいつの日かチェックしに行き、近くの名物うなぎ屋「田舎庵」で「うな重」を食べてきたいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ635号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:11
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