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宇都宮パルコの閉店はクルマ社会の影響なのか

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201922日付の下野新聞が、

「宇都宮パルコ撤退へ 5月末 閉店で調整 空きテナント、売り上げ減」

という見出し記事を報じていました。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/129245

 

記事によれば、

・「宇都宮パルコ」が撤退する方向で調整が進められている

・集客力が上がらず売り上げが伸び悩んでおり、20195月末での閉店を検討している

・県都の活性化に一役買った大型商業施設が、開業から22年で幕を下ろすことになる

・宇都宮パルコは20代の若年層をメインターゲットに19973月に開業

・現在は地上10階、地下1階に服飾店や書店、楽器店などがテナントとして入っている

・近年は空きスペースが目立ち、運営の行方に関心が集まっていた

・宇都宮市中心部は2000年以降、上野百貨店、西武百貨店、ロビンソン百貨店などの閉店が相次いだ

・大規模小売店舗立地法により、大型商業施設の郊外化が加速した

・宇都宮パルコは大規模改装や各種イベントを企画しながら誘客を図ってきた

20042月期に100億円近くあった売り上げは、162月期に48億円まで半減

とのことです。

 

記事にも記載がありますが、今回の宇都宮パルコや近年のロビンソン百貨店などの駅前百貨店の閉店は、宇都宮経済の衰退というより、全国的な流れでしょう。

よく言われることですが、やはり、駅前百貨店の弱みは、駐車場でしょう。

確か、宇都宮パルコは立体駐車場があったように記憶していますが、有料です。

その点、郊外型の店舗の駐車場は、一般的に無料ですし、平面ですから入りやすく出やすいです。

また、関東の場合、首都圏以外の通勤はクルマ社会ですから、おしゃれをして出かける機会も少なく、ファッションテナントビルのニーズは、地方都市では低いと思います。

 

宇都宮パルコ自体は、改修やイベントを企画して集客力回復に努力していたようですが、「やるべき手は尽くした、打つ手なし」という状況なのでしょう。

 

パルコは、店舗を「都心型店舗」(渋谷、池袋、札幌、仙台など9店舗)、「コミュニティ型店舗」(浦和、調布、吉祥寺、津田沼など宇都宮パルコを含めて9店舗)に区分し、最近では、千葉パルコ(2016年)、大津パルコ(2017年)が閉店していますが、2019年には、錦糸町と沖縄のサンエー浦添西海岸に、2021年には大丸心斎橋北館に出店予定なので、まだまだ、立地によっては、商売が成り立つようです。

 

今後、閉店が噂されるパルコの筆頭は、熊本パルコといわれています。

印象としては、全国的にパルコが入居するビルは「古い」印象があります。

熊本駅周辺だと、集客力の高い地場の「鶴屋百貨店」がありますし、2021年には熊本駅ビルが開業するので、「おもてなし」や「目新しさ」など好循環に回転しだすとしばらく人出は維持するのでしょうけれど、「テナントがドンドン抜けている」「建物が古くさい」「なんとなく活気がない」といった負のイメージが店舗につきだすと、イベント企画など努力の割には、一度減った人出はなかなか回復しないのかもしれません。

 

宇都宮には、ちょうど2年ほど足を運んでいませんが、みんみんの餃子を食べに行って、閉店前の宇都宮パルコをチェックしてこようかと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 17:00
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