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モチベーションが上がらないメカニズム

JUGEMテーマ:ビジネス

 

社会人になった頃は、「すべてにおいて若かった」ためか、仕事も、趣味も「バリバリやるぞ!」と意欲的でした。

つまり「モチベーションを上げなければ・・・」と悩むことは、ほとんど皆無でした。

 

高校生の頃に愛読していた紀行作家の宮脇俊三氏の本の中に、

「編集者に定期的に催促してもらわないと本を書き上げられない」

というような一文があり、

「自分の好きな鉄道旅行の経験をもとに文章を書くのだから楽しくてしょうがないはずではないか」

と考えていたので、宮脇さんのこの「編集者に催促してもらわなければ書けない」という状況が想像できませんでした。

 

確かに「紀行文」は「これを書いて世の中に知ってもらわなければ死んでも死にきれない」という類いの文章ではない性質はあります。

また、宮脇さんは、当時、紀行作家として独立はまだされていなくて、確か出版会社の役員の立場だったと思います。

生活は安定しているわけで、わざわざ労力を費やして本を出さなくても、生活に支障はありません。

けれども、当時の私には、「編集者にケツをたたかれないと書けない」ということが想像しにくかったのです。

 

しかし、私が読んでいた本を宮脇さんが書いた当時は、50台半ば。

自分がその年齢に近づいてきて、「モチベーションが上がらない」という状況がすっかり、実感できる年齢になりました。

 

変な話、仕事でも、趣味の世界でも「やりたいこと、成し遂げたいこと」は、まだ、残っています。

けれども、自分の中の感覚論ですが、10年前と比較すると、明らかに低下している気がします。

単に歳(とし)のせい、とは思いたくないし、まだ老け込む年齢でもないです。

そこで、この「モチベーションの低下はなんなんだ」と考え、調べてみました。

 

いろいろ調べていくと、「モチベーションが低下してしまう原因」は、結論から言えば、

「ホメオスタシス」

のようです。

「ホメオスタシス」とは「現状を保とう」というからだのシステムだそうです。

 

例えば、人間の体温は、36度台が平熱です。

この体温は、暑い日、寒い日に関係なく保たれます。

風邪を引けば、抵抗力で自然に体が回復します。

これらは、すべて「現状を保とう」とするホメオスタシスの力だそうです。

 

つまり、からだは、

「ありとあらゆる手を使って、変化することを阻止」

しているわけです。

 

ホメオスタシスは、「変化することを阻止するために不安を感じさせる」わけです。

そのため、モチベーションが上がらず、三日坊主になるそうです。

「ホメオスタシス」は、それが、その人にとって、いいことか、わるいことかの判断はつきません。

単に、「少し前の自分に引きずり戻す」システムなのです。

 

したがって、「変化しよう」とすれば「モチベーションがあがらない」のは、からだのメカニズムとして、当然のようです。

私なりの解釈ですが、「現状維持でいいや」と潜在能力が考えれば、「モチベーションはさらに低下する」のは当たり前なのかもしれません。

 

「公務員ランナーの川内優輝選手」の座右の銘は「現状打破」ですが、ふつうに暮らしていれば「モチベーションが上がらないのは当然」と考えることが、まずは、大事なのでしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ560号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 11:00
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