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自分が「ツクモ・クリエイトの営業アシスタント」だったらどうするべきか?

JUGEMテーマ:ビジネス

 

20181010日に、女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがW主演する日本テレビ系連続ドラマ『獣になれない私たち』(水曜 PM1000)の第1話が放送されました。

そして、初回平均視聴率が11.5%だったそうです。

 

タイムシフト視聴率(要は録画による視聴)がどの程度あるかわかりませんが、今の時代、連続ドラマの視聴率が10%を超えるのは上出来でしょう。

 

私の感じるところ、今回、このドラマが注目されているのは、

◆主演のひとりである新垣結衣さんが自身の代表作のひとつ「逃げ恥」の脚本家とタッグを組む

◆脚本家の野木亜紀子さんの、『逃げるは恥だが役に立つ』、『アンナチュラル』と視聴者の共感性を得てヒットした

ことがあるでしょう。

 

アラサーになってもかわいらしい新垣さんがテレビで視聴できるのは、嬉しい限りですが、野木作品は、現実社会のリアリティを追求しつつ、希望の光や答えを忍ばせてくれる脚本が、人気の理由でしょう。

今回の『獣になれない私たち』も、「今なんでこの仕事やっているんだろう」と、自らの仕事や日常に疑問を持ち、「仕事だから」と自分を納得させつつも、評価されない自分に不満と嫌気がさす現代社会を表現した第1回放送だったと私は思います。

 

1回目の放送から見えた主演の新垣さん(深海晶)の役どころは、

ECサイトの制作会社に営業アシスタントとして勤務する30

◆立て続けに営業部長や社長秘書がやめてしまい、会社は人手不足

◆そのため、業務外のことを押しつけられている

◆晶を振り回す使えない営業部員は、伊藤沙莉さん演じる松任谷夢子と犬飼貴丈さん演じる上野発の2

24時間ひっきりなしに連絡してくるせっかちな社長が山内圭哉さん演じる九十九剣児

◆しっかりフォローしているのに社長からは理不尽な責めを負い、しかも人員補充されない

◆松任谷は身内には饒舌なのに、社外に出た途端パニックになるあがり症

◆上野は取引先の会食では居眠りをかまし、窮地に陥ると仮病で早退する責任感の低い人間

◆仕事上で取引先からまでもパワハラ・セクハラに晒されて精神的限界に達する

◆晶は激務で心がすり減り、最終電車に飛び込もうとしてしまう

という人物でした。

 

1回目の最後のシーンは、この新垣さん演じる晶が、「迫力あるファッションに身を包み、九十九に対し自身の待遇改善を要求して周囲をおののかせる」というシーンでしたので、「現状打破」の突破口を見つけたのかもしれません。

 

ただ、現実社会で、このような晶の職場環境だったら、私は「職場を変える(転職する)」という選択肢にならざるを得ないと思います。

具体的には、

◆社長は適切な人的資源配分をする気がない

◆営業部長や社長秘書が辞めた原因追及をして改善しようとしていない

◆営業責任者が実質居ないので、営業部員が育たないし、無法地帯でわがまま放題

◆そのため仕事のできる営業アシスタントの晶に営業部員(社長指示)は仕事を押し付ける

◆社長は営業アシスタント(晶)の仕事内容を正当に評価していない

といったことです。

 

大企業であれば、このような状況は、見過ごすことは絶対にできません。

そのため、通常は、「目安箱」のようなホットラインシステムがあり、監査部門が即座に実態調査に入り、改善をします。

改善しなければ、優秀な人材がやる気をそがれ、無駄なストレスを感じるのは御免、と辞めてしまうので、早めに手を打つのは当然です。

また、大きな会社であれば、他部門への異動もありますし、数年間我慢すれば上司が変わって状況改善もありえます。

 

しかし、晶の会社(ツクモ・クリエイト・ジャパン)は、大企業ではありません。

営業職、総務、技術職(SE)で構成する組織なので、異動もありません。

また、ワンマン社長であり、かつオーナーなので、ふつうに考えれば、監査部門などからの外圧もなく、また、社長に進言するポジションの人がいても、社長が聞く耳を持たないのは明白です。

せめて、社長が、「晶ちゃんがいるから、うちの営業部門は持っている。早く営業部長と秘書を雇うから、もうしばらく、頑張ってね。ボーナスにも色を付けるから。」とでも、言い続けて懐柔策にでるならば、もちろん、「期限」はありますが、ふらふらっと、線路に飛び込みそうになる、という衝動は起きないでしょう。

 

しかし、ドラマの状況では、社長のキャラクター的に、まず、それは期待できません。

外圧手段としては、「転職情報誌などが開設している職場情報の掲示板」、「労働基準監督署」がありますが、この手の社長は、職場環境が改善されても、逆恨みして晶への風当たりが強くなるので、会社に残ってもいいことはありません。

したがって、結論的には「職場を変えるしかない」

 

それにしても、1回目の放送が、「新垣結衣さま」が、土下座をさせられたりする辛いシーンが多く、ネットでは「見ていてつらい」といった声も多くつぶやかれていました。

脚本家の野木さんとしては、してやったり、かもしれません。

ドラマのタイトルからの想像で、あまり期待していませんでしたが、個人的には、次回以降の晶の心境の変化と会社の変化に注目です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ615号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 06:56
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