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ノーベル医学・生理学賞を授賞した本庶佑博士

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やや遅いネタですが、日本時間の101日、18時過ぎに、2018年のノーベル医学生理学賞に京都大学特別教授の本庶佑氏の授賞が決まりました。

 

私が、このニュースを知ったのは、移動中の電車の中で、ネットニュースを眺めていた時で、おもわず「おっ!」と声を上げてしまいました。

ちなみに、日本人のノーベル賞授賞者は、後に米国籍になった南部陽一郎博士、中村修二博士、英国籍になったカズオ・イシグロ氏を含めると「27人」だそうです。

 

医学生理学賞の授与団体であるスウェーデンのカロリンスカ研究所によると、授賞理由は、

「がん治療法の発見」

だそうです。

1日夜の報道番組は、ちょうど、番組改編期で、報道ステーションは、元テレビ朝日アナウンサーの徳永有美氏が13年ぶりに復帰し、日テレ系のzeroは、元NHKアナウンサーの有働由美子アナウンサーがキャスターを務めるということで「第1回放送はしっかりみないと」と注目していたので、ハシゴで視聴し、「なんとなく」本庶博士の業績が理解できました。

 

ただ、小野薬品工業のがん治療薬である「オプジーボ」の名前だけは、耳にしていたので、ノーベル賞の多くは基礎研究に対して贈られますが、その反面、基礎研究の場合、「授賞対象となった研究成果を優しく各メディアが解説」してくれても、「よくわからん」となりますが、聞いたことがある薬品の開発に繋がった研究となると、関心も高まります。

 

がん治療は、従来、

◆手術でがんの切除による治療

◆抗がん剤による治療

◆放射線治療

3パターンがあるとされてきましたが、本庶先生の「免疫反応にブレーキをかけるタンパク質の発見」による治療薬は、

「免疫療法」

といわれ、がん治療の「第4の方法」として画期的な発見で、この発見により、各製薬メーカーが新薬の開発競争に血眼になっているそうです。

 

本庶先生のインタビューで、印象に残ったのは、

◆教科書に書いてあることを信じない

ネイチャーやサイエンスに掲載された論文も9割はうそ

◆立派な遺伝子を備えてくれた親に感謝

という趣旨の発言です。

 

「教科書・・・」は、今までのノーベル賞受賞者もよくおっしゃることですが、「常識を疑うこと」から研究は始まるんだな、とつくづく思います。

また、「著名な科学雑誌の9割がウソ」の意図は、「10年経ったら他の学者に検証されて、論証が覆されるものが殆ど」という意味(論文がSTAP細胞のようにねつ造という意味ではなく)だと理解しますが、まさに、その通りなんでしょうね。

 

それと、「遺伝子・・・」については、会見では「丈夫なからだ」についておっしゃっていたように記憶していますが、実際のところ、「地頭の良さ」も受け継がれた良質な遺伝子のひとつ、だと思います。

ふつう、偉い学者さんでも、少し天然な箇所があるものですが、本庶先生は、学力はもちろんのこと、スポーツはできますし、頭の回転も速い。

きっと逆に言えば、他人の粗(あら)や抜けているところがすぐにわかるので、日々、ツッコミが入り「キビシイ先生」という評価を受けるのだと思いますが、カンペキな方なのでしょう。

もちろん、本人の努力部分もありますが、凡人からしたら、「もともとの才能が違う」という気がします。

 

話は少しそれますが、今後の時代は「学歴社会」から「地頭社会」に向かっていくといわれています。

確かに、昔ながらの「知識、暗記型秀才」は、AIにその場を取って代わられるでしょう。

つまり、発想の豊かさや、課題設定能力、問題解決力といった能力が重宝される時代になるのでしょう。

ある意味、「学歴部分」は、ある程度は「後天的な頑張り」でカバーできたかもしれませんが「地頭力」となると、「先天的な要素」が主体になり「スタート時点ですでに不公平じゃん」という時代になるのかもしれません。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 17:47
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