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定員割れと個人情報が流出した第2回松本マラソン

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2018930日に開催される「第2回松本マラソン」の参加申し込みが、定員に達しなかったそうです。

 

「松本・安曇野・塩尻・木曽 信州の地域紙」である「市民タイムス(Web版)」(201875日付)によると、

(以下、引用抜粋編集)

◆最終応募者数が9428人にとどまった

2017年に開催された第1回大会は受け付け開始からわずか18日間で1万人を超えた

◆今年は33日に募集を始めたが勢いがなく、430日までの募集期間を630日まで延長した

◆実行委員会事務局は、前回好調の要因を「第1回というネームバリュー」とみている

◆全国各地で開かれるマラソンの第2回大会は応募者数が定員の78割に落ちるとされている◆コースを巡っては、ゴール付近を一度通り過ぎてからさらに10キロ以上走ることへの精神的負担感がある

◆制限時間が、5時間30分という短さも課題に挙がっている

ということだそうです。

 

各地のマラソン大会に参加した経験からすると、ゴール付近を通過してさらに10キロ以上走るコース設定は、非常にしんどいです。

例を挙げると、フルマラソンだと、「しまだ大井川マラソン」です。

前半は、大井川を河口に方向に下って、後半は上流に向かいゴール地点の島田市陸上競技場の脇(約33キロ)を通過して折り返してゴールするコースです。

つまり、ゴール付近を通過してから約9キロ程度走ります。

また、河川敷主体のコースのため、ハーフ通過後に河川敷を地味に上るので、これがダメージとなり、33キロでリタイヤする人が増えます。

 

松本マラソンも、中央アルプスの山並みが一部見えて、景色はいいのですが、コースは全般的に上り基調で、自己記録更新などのタイムも望めません。

しかも、関東よりは涼しい信州とはいっても、9月末〜101週目開催なので、日中はマラソンとしては気温も高いため、「制限時間5時間半」は、「そこそこ日常的にランニングをしていない人でないと完走は厳しい」設定と言えます。

 

今年の大会は、大型の台風24号が、日本列島を縦断するといわれており、開催自体が危ぶまれています(928日時点)が、第3回に向けて、運営側も検討するべき事項がたくさん検出される大会となるかもしれません。

 

さて、そんな松本マラソンですが、「大会実行委員会」は、ポカをやからしてしまいました。

それは、大会公式ウェブサイト経由で申し込みがされた(※委託は日本旅行松本支店)宿泊者のメールアドレスが流出したことです。

早速、2018927日付で「お詫び文」が掲載されていました。

https://www.matsumoto-marathon.jp/wp/wp-content/themes/matsumoto-marathon2018/img/index/20180927.pdf

 

お詫び文の一部を以下に、掲載して検証してみたいと思います。

 

(省略)

一、 経過

2018926日(水)17時ごろ、日本旅行から松本マラソンに伴う宿泊予約をいただいているお客様に最終ご案内メールを728名に順次送信。1710分ごろ、メールを受信されたお客様からのご指摘で、本来BCC(送信先非表示)で送るべきところ、誤ってCC(送信先表示)で350名に送信してしまったことが判明しました。

当該お客様には、同日1950分に、誤送信について「不適切なメール送信のお詫び」を送信しました。

二、 流出した情報

お客様個人メールアドレス350

三、 原因

日本旅行担当者による誤送信

 

現在までのところ、当該メールアドレスに対して不正なアクセスがあった等の報告はございません。また、お客様の予約情報についてはパスワード管理されておりますので、他のお客様の目に触れることはございません。

今回の事態を厳粛に受け止め、今後の再発防止策を講じ、お客様の信頼回復に全力で努めてまいります。

(省略)

 

ランニング仲間に聞くと、「CC」に表示されなかった378人(728-350人)には、「不適切なメール送信のお詫び」について「非該当者」として送付されてこなかったそうです。

まず、この対応がおかしいです。

CCに表示された350人は、被害者ですが、それ以外の378人については、「不必要な個人情報が誤送信」されたわけですから、「情報の取り扱い」についてのお詫びと説明メールが必要です。

一般的には、「再度、最終ご案内メール」を送信し、「最初に送信した最終ご案内メールは削除ください」といった案内メールが必要です。

 

また、「再発防止策を講じ・・・」とありますが、ミスの原因を「日本旅行担当者による誤送信」としていますが、これも誤りです。

これは、いうまでもなく「結果」であり、「ミスの原因」ではありません。

ミスの原因が明らかでない以上「再発防止策を講じ・・・」の再発防止は、不十分なものになるでしょう。

 

それにしても、「信州人は県民性として理屈っぽい」と言われています。

また、委託先が旅行代理店大手の日本旅行なのに、この程度のお詫びで済ませているところも気になります。

一般的には、「個人情報売買市場」では、単なるメールアドレスだけだと、「100件で1円」といわれています。

しかし、そこに「属性」が加わると、とたんに価格が跳ね上がります。

例えば、「出会い系サイト利用経験者でクレジットカードの決済歴がある男性のメールアドレス」だと「1件で3000円」、「株の売買をしている人のメールアドレス」だと「1件で500020万円」だそうです。

今回は「マラソン愛好者」という属性ですから、健康飲料、スポーツグッズなどの販売会社にとっては宣伝確度の高い情報ですから、おそらく「1件数百円」はする情報です。

しかし、ミスに対してこの程度の対応力では、ちょっと情けない気がします。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ613号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 08:05
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