- 樹木希林さんの語録
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2018.09.17 Monday
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「2018年9月16日」は、ミーハーな私にとって、比較的、気になるニュースが多い日でした。
スポーツ、芸能ネタばかりですが、例えば、
◆ベルリンマラソンでケニアのキプチョゲ選手が、2時間1分39秒の世界記録樹立
◆大リーグエンゼルスの大谷翔平選手が第20号のホームランを打った
◆武井壮さんが「世界マスターズ陸上2018」の男子400mリレーで金メダル獲得
◆9月15日に女優の樹木希林さんが亡くなっていた
◆9月15日にラストライブを開催した歌手の安室奈美恵さんが芸能界を引退した
◆中日の岩瀬仁紀投手が、プロ20年目で初めてとなる満塁弾を巨人の阿部慎之介に打たれた
◆阪神の藤浪晋太郎投手がDeNA戦で満塁満塁本塁打を放った(プロ野球では1999年以来)
・・・
などです。
樹木希林さんの訃報については、夕方に、スマホがブルブルと振動し、ネットニュースで私は知りました。
ただ、以前から、
・畳の上で死にたいと話されていたこと
・全身がんについて治療を受けていないこと
などをトーク番組で語っていたので、「ついにその時が来たか」という想いでした。
数か月前には、TBSのバラエティ番組「ぴったんこカンカン」で、樹木希林さんの自宅が紹介され、現在は事務所に所属せずフリーで仕事をされているので、仕事の依頼を、FAXで受領しているお元気そうな姿などが映し出されていたのが記憶に新しいので、「幸せな最期だったんだなぁ」と他人事ながら思います。
私が、しっかりと樹木希林さんの女優としての存在を認識したのは、1978年に郷ひろみさんと歌った「林檎殺人事件」です。
https://www.youtube.com/watch?v=UBVddjuUXjM
この歌は、TBSのドラマ水曜劇場「ムー一族」の挿入歌で使用されました。
当時私は、10歳で、我が家では「NHK以外の番組」を見させてもらえなかったので、このドラマをしっかりと見たことはなく、木曜日に小学校に行って、友達たちが話題にしているのを聞きました。
ただ、「ザ・ベストテン」は、たまに視聴が許されていて、1位になった時に「このおばさん(当時35歳)が樹木希林さんかぁ」と理解しました。
芸能評論家でもない、私が述べるのも変ですが、
◆富士フィルムのテレビCMに長年出演
◆1986年のNHK連続テレビ小説『はね駒』で芸術選奨文部大臣賞を受賞
◆映画『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』(2007年)と『わが母の記』(12年)で、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞
◆2014年には旭日小綬章を受章
◆カンヌ国際映画祭で、出演した是枝裕和監督の映画『万引き家族』がパルムドールに選出
と代表作や立派な賞を授与されていて、客観的には「うらやましい芸能生活」です。
それにしても、左目を失明された61歳の時、そして70代になり全身がんが判明した後の「達観した樹木希林さんの生きざま」は、「私もこうありたいな」と思わせてくれるような死生観です。
話は少しそれますが、書家で詩人の相田みつを氏は、死後に有名になりました。
樹木希林さんは、女優としては一流ですが、晩年の「語録集」も有名です。
《樹木希林さんの語録例》
「ガンは日常の積み重ねの結果故に、摘出したら終わりというものではない」
「私、とにかく今、一人でやっているでしょ。ここに来るのも一人、何をするのも一人。誰かに頼むとその人の人生に責任を持てないから」
「あのね、年をとるっていうのは本当におもしろいもの。年をとるっていうのは絶対におもしろい現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、ひとつずつをおもしろがってほしいのよ」
「やったことがほんのわずかだもの。やり残したことばっかりでしょう、きっと。一人の人間が生まれてから死ぬまでの間、本当にたわいもない人生だから、大仰には考えない」
・・・
これらをまとめるライターと出版社が現れれば、大ベストセラーとなって「人生観の哲学書」として「思想家女優」としての名声も後世に残される気がします。
樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。
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