- 金足農業高だけではなかったエビ反り全力校歌
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2018.08.25 Saturday
JUGEMテーマ:スポーツ
2018年8月21日に、記念すべき「第100回全国高等学校野球選手権大会」の決勝戦が行われました。
結果は、ご存知の通り、秋田代表として、第1回大会以来103年ぶりの決勝進出を果たした金足農業高校は、2回目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭に2対13で敗れました。
さて、金足農業で、注目を集めたのが「エビぞりして歌う全力校歌」です。
この全力校歌については、ツイッターなどネットの声としては、
「元気いっぱいで気持ちいい歌い方」
「全力校歌斉唱、いい!」
「反り返って歌う校歌もかっこいい」
・・・
などと、称賛する人が多いようです。
ただ、「声楽」的には、大きな声を出すには「力まずに自然体の姿勢」で歌うのが、大きな声が出るそうです。
なるほど、そうだとすると、「大声で歌う」ことを目的とするには、金足農業の全力校歌は、理には適っていません。
しかし、歌い方は、人それぞれですし、
「青春真っただ中」
「歓喜の気持ちを表現している」
と捉えれば、「勝利に喜ぶ高校生らしかった」といえるのでしょう。
「全力校歌は金足農業の伝統??」
かといえば、実は、そうではないそうです。
多くのメディアも報じていましたが、
◆1学年上の主将が「やるなら何でも全力でやろう」と昨夏の秋田大会から導入した
◆他校の校歌は、1分前後であるが、金足農の校歌1番は約1分半と長い
◆吉田投手は「疲れてますけど、伝統なんで。でも校歌は少し長いですよね」と苦笑い答えた
ようです。
また、私の記憶では、「エビ反り全力校歌」は、金足農業だけの専売特許ではありません(笑)
最近、このスタイルで「試合終了後の校歌を歌う高校」が増えている気がします。
例えば、今回の甲子園で、ベスト16まで進んだ木更津総合高校も「エビ反り校歌斉唱」です。
千葉代表なので、地区大会の試合も注目していましたが、地区大会でも思いっきりエビぞりして、校歌を歌っていました。
話はそれますが、2004年に北海道勢初の全国制覇を成し遂げた駒大苫小牧が、優勝した時にマウンドに集まり人差し指を高く突き上げるポーズ。
これは、いつの間にか、「高校野球の優勝シーンのおきまりのポーズ」となりました。
今回、金足農業が優勝して「エビ反り校歌」を歌えば、もしかしたら、「全力校歌」もスタンダードなものになったのかもしれません。
金足農業以外に「エビ反り校歌」で歌う高校が、これからどのぐらい出てくるのか、注目して、センバツ甲子園大会を楽しみに待ちたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ608号より)
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