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あるある大事典から10年経ってもフジテレビの体質は変わっていない?!

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フジテレビが、201878日放送の「Mr.サンデー」で、岡山県総社市のアルミ工場爆発事故として紹介した映像が、実際の事故映像ではなかったとして謝罪文をウェブサイトに掲載していました。

 

◆フジテレビの謝罪文→ http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/index.html

 

ご存知の方も多いと思いますが、この出来事に関する話題を振り返ってみます。

(※以下、各種メディアの記事から編集)

 

◆番組内で、76日に発生した「朝日アルミ産業爆発事故」とする爆発の映像を放送した

◆この映像が放映されると、視聴者から2015年の事故映像ではないかと問い合わせが殺到した

2015年の事故とは、中国・天津浜海新区倉庫爆発事故

◆フジテレビでは過去にも「誤った情報」を情報番組で流している

◆「世界の何だコレ!?ミステリー」(20174月放送)で「月は自転をしない」と誤った情報を紹介した

◆「ワイドナショー」(20175月放送)で、宮崎駿監督の引退宣言として2013年に投稿されたネタツイートの内容を事実と紹介した

◆「ノンストップ!」で赤城乳業のアイス「ガリガリ君」に、実在はしない「ガリガリ君火星ヤシ味」を紹介した

 

このように、この1年強の間に、フジテレビの情報番組では、これだけの「誤報」が流されています。

シロウト目線で捉えても、少なくとも、岡山の爆発事故以外は、「速報性がある情報」ではありませんので、放送用VTRを編集する前に、情報源の真偽をチェックして、しっかり裏取りすることで、このような「誤報」は防げたはずです。

 

 

また、「岡山のアルミ工場の爆発事故」に関しては、「現場にいたとされる人からの映像提供」であるならば、

◆提供者は、どのようなシチュエーションで撮影したのか

◆提供者は、自らが撮影した映像なのか

◆提供者の提供データの撮影日時は、爆発事故当時のものか確認したのか

といった点をしっかり確認したうえで、放送で使うかどうかチェックすれば、ミスは防げたはずです。

 

ちなみに、20075月に上梓した拙著「不祥事を止めるISO思考」(光文社刊)では、フジテレビ系列の関西テレビが制作した番組「発掘!あるある大事典」の200717日の放送の『食べてヤセる!!!食材Xの新事実』の問題について考察しました。

この時は、

・行ってもいない検査データ

・被験者と無関係な写真資料を番組内で表示していた

・教授のコメントまでもがスタッフのねつ造(創作)

といった「情報番組にあるまじき番組制作」がされており、関西テレビ(フジ系列)の問題の本質を探りました。

 

この事件から10年以上が経過しましたが、フジテレビの組織体質は、本質的には、変わっていなかったのかもしれません。

 

それにしても、「78日の放送に関して」と題したフジテレビのお詫び文は、大手メディア、かつ、上場企業とは思えないほど、内容が貧弱で、誠意が不足しています。

 

(以下、お詫び文の全文を引用)

78日(日)放送のMr.サンデーで、西日本豪雨災害のニュースをお伝えした際、岡山県総社市で6日に発生した工場爆発に関する映像を複数紹介しました。

事実確認の結果、現場取材で爆発の瞬間を撮影したという方から提供を受けた動画は総社市の工場爆発の映像ではありませんでした。訂正してお詫び申し上げます。

(引用ここまで)

 

このように、「原因」、「再発防止策」については、一切触れられていません。

放送法の規定がどのように規定されているのか詳しくないですが、テレビ局は免許制です。

したがって、組織体制の改善がされるまで、「放送免許の取り消しや一時停止」があるべきとおもいますが、難しければ「報道番組の制作一時停止」などの措置命令を監督官庁の総務省が出すことができるような仕組みが必要なのではないか、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ602号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 03:10
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