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緊急事態想定として「洪水によるボンベ流出」は想定していないのではないか?

JUGEMテーマ:ビジネス

 

西日本豪雨の影響で、LPガスボンベが川や海に流出し、回収されていないボンベが約200本あるそうです。

 

2018717日付の読売新聞によれば、

◆岡山、愛媛両県の被災地で引火性のLPガスボンベ約2400本が川や海に流失した

◆流出したボンベは、大半が回収され、引火や爆発の事故は起きていない

◆土砂崩れで埋まっているボンベがある可能性があり、経済産業省が注意を呼びかけている

◆愛媛県大洲市の肱川があふれ、ボンベが流失し、対岸の山口県の沖合で見つかったケースもある

◆ガスボンベが船にぶつかれば爆発したり船が破損したりする可能性がある

◆土砂崩れの現場では、重機で土砂を撤去する際、気付かずにボンベを破損させる恐れがある

そうです。

 

LPガスボンベは、事業者や一般家庭で利用する場合、高圧ガス保安法で、設置場所にあるボンベの転倒防止措置をすることが求められています。

一般的には、ボンベを設置する建物の壁に鎖を取り付け、ボンベに巻き付けるようにするか、あるいは、物置のようなボンベを収納するケースに保管して、転倒防止措置をしています。

 

しかし、ボンベ自体が洪水で流された場合の事故想定と対策は、法律では、規定していなかったと思います。

また、LPガス製造事業所(充填所を含む)に保管されているボンベの「洪水によるボンベ流出未然防止」も、おそらく、現行法では、あまり考慮していなかったのではないかと思います。

 

ちなみに、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証事業所について、「LPガス」で、調べてみると約30事業所が、認証取得しています。

このISO14001では、事業活動に関する緊急事態を想定し、対応手順を作って、定期的に訓練せよ、という規定があります。

想像ですが、現状の緊急事態に「洪水によるボンベの流出による爆発や火災の発生」は、多くの事業所で想定していないのではないかと思います。

充填場所や設置場所が、ハザードマップで「洪水リスクが高いか否か」にもよりますが、「緊急事態の想定」(一般的には環境影響評価表)の見直しが必要なケースが結構あるのではないかと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 11:04
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