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銀行員とはメールでやり取りができない

JUGEMテーマ:ビジネス

 

仕事において、コミュニケーションは大事です。

独立した時に、一番に「不便」さを感じたことは、コミュニケーションです。

 

組織にいたときは、業界情報について、チェックしている部門があって、紙の回覧やメールで情報源のURLが添付されてたりして、業界情報弱者にならなくて助かりました。

関連する講演会、講習会や研修会の情報も入ってくるので、時間が取れれば、上司に「この講演会に行ってきていいですか?」と申請して、参加できます。

参加すれば、業界仲間がいますから、講演会後に「軽くいっぱい」すれば、新たな業界情報もゲットできました。

しかし、独立すると、こうした情報に常にアンテナを張っていないと、「いつの間に、そんなことが決まったの?」と客先に行って、恥ずかしい想いをすることもあります。

 

話は少しそれますが、先日、銀行担当者とやり取りをする機会がありました。

「銀行業界」では「常識」だそうですが、びっくりすることがありました。

それは「メールでのやり取りが原則的にできないこと」です。

 

今の時代、プライベートな友達を含めて、「電話でやり取りをすることは極めて減少」しました。

緊急性を要する連絡事項は、もちろん電話が便利で確実です。

しかし、電話は、相手の状況に関係なくかかってくるので、うっかり出てしまうと予定が大幅に狂った長話になってしまったりします。

 

また、仕事の場合は、電話だと「伝えた、伝えていない」と後々、プチトラブルになることがありますので、電話をした後も、「詳細はメールしておきますね」とお互いの内容や意思疎通確認としても有効です。

 

けれども、銀行の場合は、住宅ローン、設備投資、開業資金などの相談が多いでしょうから、銀行員とのやり取りには、会社の売上データ、個人の資産状況といった「守秘性の高い情報」を含むことが多いために、きっとメールでのやり取りはできない仕組みなのでしょう。

 

情報漏洩やコンプライアンス面を考えれば、「メールは原則禁止し、電話でのやり取りが基本」という「銀行の常識」は、ある意味理解できます。

 

ただ、個人的には、銀行担当者と最低でも「数回のやり取り」が必要な状況でしたが、電話での連絡は本当に不便でした。

仕事の性質上、一度、打ち合わせに入ってしまえば、「電話を取り出して話をするのが困難」なので、いわゆる「業務時間内」に着信があっても、折り返しの連絡はなかなかできません。

 

それと、驚いたことが「情報量」です。

今の時代、紹介で、初訪問の会社や初対面の人と打ち合わせをする場合でも、相手は「私個人の経歴や会社情報」をある程度、知っています。

今の時代、殆どの会社にウェブサイトはありますし、講演会や著作物が多ければ、検索エンジンに名前を入力すれば、あっという間に情報が入手できるからです。

 

けれども、銀行担当者は、私の情報も仕事で関係する取引先の情報も、まるで知らないのです。

取引先の業務内容や営業戦略は、ウェブサイトやその会社について取り上げた専門誌などメディア情報を調べればすぐにわかる話なのですが、こちらが、説明資料を持参するまで、殆ど把握していないのです。

言い方は悪いですが、ある意味「ノー天気」で、「勉強不足です」と恥ずかしがったり、悪びれることもなく、「えー?!」でした。

 

私の場合は、結果的には、首尾よく事が運びましたが、銀行業界の人は「世間の情報に疎い」ということをもっと認識した方がいいと思います。

「情報漏洩リスク」を気にしすぎて「情報弱者」となり別のリスクが生じていることに真剣に考えないと、銀行の社会の中での役割は低下していってしまうと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ578号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:03
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