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伊藤ハムが自主回収したウインナー

JUGEMテーマ:ビジネス

 

2018312日に大手食品メーカーの伊藤ハムが、「ウインナーの自主回収」を発表しました。

自主回収の理由は、アレルゲンの「卵」が製造過程で混入したものの、製品にはその表示がないため、健康被害を危惧しての回収です。

 

各メディアの報道によると、伊藤ハムが自主回収するのは、

◆スーパー向けの商品では「適量適価皮なしウインナー90g」と「Vパック皮なしウインナー280g」

◆(上記商品の内)賞味期限が324日、28日、30日、43日、4日のもの

◆ローソンストア100向けの商品では、「バリューライン皮なしウインナー90g」

◆(上記商品の内)賞味期限が328日、44日のもの

◆自主回収する商品は合わせて66545パック

◆いずれも千葉県柏市の工場(伊藤ハム東京工場)で製造されていた

 

◆伊藤ハムによると、311日の製造ラインの洗浄が不十分で卵が検出された

という状況のようです。

 

コンタミ防止は、食品メーカーの課題の一つで、原料置場では、アレルゲン材料が、保管や配合段階で混在しないよう、密閉・隔離したり、それが難しい置場であれば表示を徹底し、移動させる場合も別個に運ぶなど、管理が徹底されています。

 

製造ラインは、アレルゲンが混ざらないように専用ラインがあればベストですが、何種類もの製品を作る工場ではそれは不可能なので、洗浄がコンタミ防止のポイントになります。

今回の自主回収は、おそらく、検査キットを使用した「拭き取り検査」によって、「卵」の混入が確認されたのでしょう。

 

さて、毎度のパターンですが、伊藤ハムのウェブサイトを確認すると、2018312日付で「弊社販売商品回収のご協力のお願い」という文書は掲載されていました。

http://www.itoham.co.jp/corporate/getfile/00002144.pdf

この掲載文書を謝罪文の定型文となる「社長限界でしょ」に当てはめると、概ね、必要事項が記載されています。

 

個人的には、どこの会社でも、この手の問題が発生すると「今後はより一層管理体制を強化し再発の防止に努める所存・・・」という文言を発しますが、今回の例でいえば、「洗浄不良の原因と改善した仕組み」について、後日、公表されないケースばかりです。

「何卒ご理解とご協力を賜りますよう」云々とおっしゃられるなら、しっかりと「再発防止策の公表」もするべきと思いますが、世間の「喉元過ぎれば熱さ忘れる」に甘えて公表されていないケースがほとんどのように感じます。

 

ちなみに、伊藤ハムでは、食肉部門では、ISO2200014001、加工食品部門では、HACCPとエコアクション21を取得しています。

今回の事案に対する外部認証機関の審査方法や報告にも注目したいです。

 

それから、「アレルゲン混入問題」なので、製造者に責任はあるのですが、「CGC向け商品」、「ローソン向け商品」の販売者である「CGC」と「ローソン」のウェブサイトを確認すると、CGCのウェブサイトでは、説明がされていましたが、ローソンでは、特に今回の「伊藤ハム製造のウインナーのアレルゲン混入」については公表されていませんでした。

http://www.cgcjapan.co.jp/news/20180312_1800.html

個人的には、ローソンもウェブサイトを通じて公表するべきじゃないのかなぁ、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ585号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:43
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