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北海道新幹線の札幌駅ホーム位置が決定!

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北海道新幹線の札幌延伸は、2030年開業を目指していますが、懸案だった「札幌駅新幹線ホームの位置」が、2018329日に、関係5者(JR北海道と北海道、札幌市、鉄道・運輸機構、国土交通省)が、現在の在来線ホームがある場所の東側に設置する「東案(その2)」を採用することで正式に合意したと各メディアが発表していました。

 

当初、2012年に新函館北斗〜札幌間の工事が始まった時は、札幌駅の新幹線ホームは在来線の12番線ホームを転用することが考えられていました。

しかし、12番線を転用すると

・工事期間中及び新幹線ホームへの転用によって生じる在来線のダイヤへの影響

・時間帯によっては、通勤客と新幹線客により大混雑する影響

などが発生するため、

・駅の西側案

・駅の東側案(その1、その2)

・駅の地下に設ける案

などが複数が検討されるようになりました。

 

結果的に、「東案(その2)」になったわけですが、個人的には、現状を考えるとベストの案だと思います。

 

在来線や地下鉄との乗り換えを考えると、「12番線の転用」がベストなことは、誰もがわかっています。

しかし、ラッシュ時間帯の列車本数を考えると、在来線ホームを2つもつぶすのは、他のホームでやりくりするのが非常に困難です。

また、現状ダイヤへの影響を最小限にしながらの工事は、現在の札幌駅利用者にとって非常に不便だし、混雑時は、危険です。

 

移動距離を考えると、上野駅の新幹線ホームのように「地下案」もありですが、これは、工事費が想定をはるかに超える見積もりになるようです。

西案は、用地取得の問題も発生します。

 

ちなみに、今回決まった「東案(その2)」だと、新幹線の先頭車両(上りの場合、東京寄り)から在来線乗り換え口までの距離(最長距離)は約400メートルとなり、車両中央付近でも300メートルあり、在来線への乗り換え時間は、約10分になるそうです。

成田空港のLCC専用の第3と第2ターミナルの距離は約630メートルで、鉄道との乗り換えを考えるとおそらく約700メートルあり、移動の標準時間(徒歩)は15分です。

成田空港の第3への感覚で考えると、札幌駅の新幹線ホームは決して長くはないですが、短くもない距離です。

(その他の比較としては、札幌駅と大通駅の地下歩行空間が約530メートルだそうです)

 

そもそも論ですが、ベストのホームの位置は「1、2番線の南側」にホームを設置するのがベストです。

ただ、駅の南側にはJRタワーがあります。

開業したのは「200336日」で、この3月で丸3年になりましたが、JRタワーのある位置は、本来、「北海道新幹線のホーム用地」として確保していたはずなのです。

確かに、当時の感覚なら「30年後のことなんかわからない、今が大事!」ということで、近視眼的にJRタワーを建設してしまったのだと思いますが、こうして、振り返ると、「関係5者」は、JR札幌駅を建設するときに、長期的視点で、計画して欲しかったよなぁ、と思います。

 

メディア情報だと、(以下のりものニュースより引用)

「事業費は、在来線ホームに隣接してひとつのホームと2本の線路を設ける「認可見直し案」が約570億円でしたが、「東案(その2)」は約645億円になります。差額の約75億円はJR北海道が負担する意向とのことです」

(引用ここまで)

とのことです。

 

経営難が続くJR北海道ですから、75億円の予算増加は重たいはずです。

少しでも利益を出すために、ニセコの観光需要を考えて、札幌側からも工事を進めて欲しいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ587号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 13:52
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