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組織における感情面のコントロール力

JUGEMテーマ:ビジネス

 

「敵は味方のフリをする」

 

これは、TBSの大ヒットドラマ「半沢直樹」と同じスタッフが集結して制作されたといわれる現在TBSの日曜夜のドラマ枠で放送中の「小さな巨人」のキャッチフレーズです。

 

このドラマは、オリジナル脚本で「半沢直樹」や「下町ロケット」のように原作本がないので、展開が読めません。

やはり、最大の敵は「警察内部にいる」なのでしょうか。

 

このドラマのように、よくある話ですが、親身に相談に乗ってくれていた上司に会社や経営陣の不満をぶちまけていたら、その情報は、上に筒抜けになっていた、という話はよく耳にします。

また、私自身も、コンサルティングをするうえで、企業の事務局からの会社の不満を聞いていて、ざっくばらんに議論していたら、「ここだけ」として話し合っていたことが、担当役員に筒抜けで、その後、コンサル依頼を受けていたプロジェクトが進めにくくなった(要は、事務局に裏切られた)、という経験は、わずかながらあります。

 

私の場合は、コンサルティングは契約ですから、依頼者である企業側とプロジェクトの進め方について対立すれば、「契約解除」ということで、この企業との関係を解消することができます。

しかし、社員の場合は、なかなか難しく、社内で四面楚歌になり、いずらくなるでしょう。

 

ISOマネジメントシステムの要求事項では、「プロセスの運用に関する環境」という項目があり、

「組織はプロセスの運用に必要な環境と製品及びサービスの適合を達成するために必要な環境を明確にし、提供・維持しなければならない」

ということが要求されています。

ここでいう「適切な環境」には、

◆社会的要因(非差別的、非対立的など)

◆心理的要因(ストレス軽減、燃え尽き症候群防止、心のケアなど)

◆物理的要因(気温、熱、湿度、光、気流、衛生状態、騒音など)

などを指します。

 

職場における環境、とくに心理的要因に関することは、現代社会において重要なマネジメントすべき環境のひとつでしょう。

そのカギは「職場における感情面のコントロール」なのかもしれません。

例えば、職場において、技術的能力や知識、創造力や論理的思考力が優れていても、「人の感情がわからない」ということであると、一緒に仕事をしたり、生活するのは難しいでしょう。

つまり、ちょっとした表情から相手の感情を読み取り、それに対して適切なリアクションや行動を取らなければ、人間関係は良好状態を維持できない。そうなると、良いことでも上司からは邪魔をされ、また部下からは信頼を欠き、組織からは「マネジメント力がない」とみなされるでしょう。

したがって、感情面に関する「理解力と表現力」が無ければ、組織の中で仕事をする上で、「資質に欠けている」ということになるわけです。

 

「煩わしい人間関係から解放されたい」と考えるなら、完全に開放されるわけではないですが、優れた芸術家や作家のようになるか、「フリーランス」で仕事をするしかないでしょう。

ただ、その場合の代償は「安定収入が約束されていないため生活の不安を常に抱える」ということです。

 

・・・ここまで書いてきて感じましたが、趣味の世界もある意味、職場と同じです。

好きなことをひとりでやっていて、「知識や能力をさらに高めたい」、「話が分かる同好の仲間を増やしたい」ということで趣味のサークルに入ると、多かれ少なかれ「人間関係のわずらわしさ」が生じます。

それから逃れようと、「ひとりで活動」すれば、自分から積極的に手を打たないと「孤独との戦い」にさらされます。

 

いずれにせよ「人の感情面の理解力と表現力」といった「感情面のコントロール力」が、現代社会をスムーズにわたり切る上で必須の能力といえるのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ542号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:56
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