- 「鳩時計」と呼んでいるのは日本だけで実はカッコー時計
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2018.01.26 Friday
JUGEMテーマ:日記・一般
「今年の年賀状は宛先不明がなくて助かるなぁ」と思っていましたら、1月3日に配達された年賀状に「宛先不明」が5〜6枚入っていました。
昨年作成した年賀状は、確か、12月23、24日にすべて投かんしており、順調に配達されれば、元旦に届くはずで、安心していました。
また、例年、12月25日までに投かんしていれば、宛先不明の年賀状も、12月30日、31日に返送されることが多く、対処可能でした。
しかし、3日に帰ってきてしまうと、再送した年賀状は、松の内を過ぎてしまうと思うので、寒中見舞いにした方が無難ですね。
日本郵便さんは、宅配各社の値上げで、郵便物が大量に日本郵便に流れていると聞きますし、年末年始の年賀状の取扱量は、年々減少しているとはいえ、年間業務量で捉えれば、半端ない物量でしょうから、「正確な住所を記してください」と逆に言われてしまいそうですが、「宛先不明郵便」は、なんとか年内に戻ってきて欲しいものです。
さて、話題は全く変わりますが、2018年1月4日付の「サライ」によれば、
「定時になると小窓が開き鳩が出てきて時を知らせるからくり時計」は、日本では「鳩時計」ですが、「本当はカッコウ」で「鳩時計と呼んでいるには日本だけ」という「へぇ〜」とうなる「豆知識」を報じていました。
記事によると、
◆もともとは、ドイツ南西のシュヴァルツヴァルトがその発祥の地
◆17世紀頃には時計を背中に担いだ行商が、旅をしながら時計を売り歩いていた
◆「鳩時計」は、ドイツでは「クックス・ウアー」と呼ばれている(クックスはカッコウのこと)
◆英語でもフランスでも、やはり「カッコウ時計」で「鳩時計」と言っているのは日本だけ
◆日本で最初に鳩時計を販売したのは手塚時計
◆国内で販売する時、カッコーという名前だと、閑古鳥のカッコーとなり、顧客がいない悪いイメージ
◆托卵する鳥として知られ、親が他の巣に卵を産んで育てさせるというのも、育児放棄的であまりイメージがよろしくない
◆戦後、平和の象徴でもある鳩にした
◆鳩時計の音はポッポーポッポーと鳩に聞こえることから鳩時計になった
◆カッコーの声はドイツでは子どもをあやす時によく使われ、優しく可愛らしいイメージ
なのだそうです。
この記事の結論は、
「日本では「カッコー時計」は「鳩時計」と名前を変え、戦後、一家団らんの象徴となって流行した後、いったんブームが終わって、家庭から姿を消します。
その後、デジタル化した現在になって再び、木のぬくもりと手作りの良さが見直されています。さらに鳩時計は規格があり、壊れても部品の交換が可能で、親子何世代にもわたって使い続ける人もいます。
機会があれば、時を刻む鳩時計のカッコーの鳴き声に、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。」
と〆ていました。
ところで、この記事を書いたライターさんの名前は・・・むむむ。
「柿川鮎子」さん。
柿川さんには、現在は廃刊となってしまった専門雑誌の特集記事で何度か声を掛けてもらった恩人で、懐かしい名前です。
昔、一緒に仕事をさせていただいた方が頑張っている姿は、気持ちが盛り上がります。
2017年は日本の製造業の信頼性が低下した年。
また、マネジメント系の記事でもご一緒できる機会を作りたいな、と思った出来事でした。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ575号より)
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- サライ記事、拝読ありがとうございました。
鳩時計に込められた平和への思い、多くの方に共感していただくことができました。
鳩時計に規格があり、何十年たっても修理可能という点、日本のモノづくりとの差を感じさせられますね。
- 元ISOマネジメント編集部, 2018/01/26 10:55 PM
- サライ記事、拝読ありがとうございました。
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