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札幌タクシー暴行事件の客は法律事務所経営の弁護士

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やや旧聞に属してきた話ですが、2017116日に、札幌の繁華街「すすきの」からタクシーに乗車した男性が車内で暴れだし、防犯ボードを破壊して、運賃990円を払わずに、タクシーにスマホを投げつけて立ち去った映像が、各メディアのニュースで流れました。

 

その後の報道で、この男性は、札幌の弁護士事務所(赤〇〇〇法律事務所)を経営するSH氏であったことが分かったそうです。

大手メディアは、実名を伏せていますが、ワイドショーでは、「札幌弁護士会所属、市内の進学高校出身、国立大学法学部の大学院修了、高校時代は砲丸投げの選手で活躍」といったキーワードを報道していますから、これだけネタがあれば、今の時代、シロウトでも「ネットで検索」すればすぐに「個人」を特定できます。

 

私もご多分に漏れず、調べてみましたが、お顔を拝見すると、見覚えのある方でした。

たぶん、直接会ったことはないと思いますが、彼の経歴を見て想像すると、おそらく仕事で間接的に少し関連して、ネットで情報収集した時に調べたことがある弁護士さんでした。

 

東京の法律事務所で修業し、30前後で札幌に戻り、事務所を立ち上げ、ベンチャー企業の役員などもされているようですから、法律家としてはもちろん、ビジネスマンとしての力量も高い方なのでしょう。

 

ワイドショーで、その番組でコメンテーターをしていた同じく北海道出身で、中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が、「センセイ、センセイといわれると、自分は偉く感じちゃうんですよ」と自嘲気味に語っていましたが、そういう一面も確かにあるのでしょうね。

「能ある鷹は爪を隠す」ではないですが、「社会的に尊敬されるポジションのお仕事をされている方」こそ(実際に頭はいいですが)「自らの姿勢は謙虚にしていること」が更なる他人からの尊敬も受けることになるのでしょう。

 

さて、各メディアの報道では、この「タクシー内での防犯ボード破壊と暴言行動」ですが、逮捕はされず、書類送検レベルで不起訴、そして、所属弁護士会からも、せいぜい、業務停止1〜3か月程度のお咎めで終了、のようです。

一般人があれば、タクシー会社が、この映像を警察に提出し、人物が特定されれば、「器物損壊罪」で最終的には不起訴かもしれませんが、逮捕されるような気がします。

 

一方、メディアでは「タクシー会社には全く非がない」ような論調ですし、タクシー会社も「密室であんなに暴れられたら怖かっただろうし、かわいそうでならない」と「示談には応じない」的に息巻いている映像も流れています。

ただ、車内画像をよく検証すると、「タクシードライバーも3つのミスをしている」と思います。

 

まず、ひとつめは「運転手の聞き間違い」です。

弁護士は「北3東5」と告げていますが、ドライバーは「北3東7ですね」と「間違った確認」をしています。

弁護士もそこで「運転手の勘違い」に気づかずに黙っているので、運転手は「了解された」と思って走り出しています。

運転手は、うるさがられても「北3東7でよろしいですか?」と聞き返すべきだったでしょう。

ちなみに、このドライバーさんの声質は「声が通らないかすれ声」です。

自分の会話がお客さんにどの程度、伝わりにくいか、自覚するべきです。

 

ふたつめのミスは「経路確認」です。

弁護士が、すすきの(仮にタクシー乗車位置を南4西4ぐらいだとします)から、タクシーに乗車し、「本来の目的地だった北3東5」に向かうのであれば、距離的には、36号線を東に向かい、石狩街道にぶつかったところで左折して北上し、北3にぶつかったら右折するコースを取ると思います。

しかし、運転手は、豊平川沿いのコースを選びました。

時間帯にも寄りますが、確かに信号機は少なく、時間的には、早くついたかもしれません。

しかし、客的に「オーソドックスコース」のイメージで乗車していれば、「灯りが途切れることがない街並み」ですが、「暗い川沿い」ですから「遠回りされた」「道を間違えられた」と逆上する(本来、ちゃんとした大人なら、逆上はしていけませんが)のもよくあることだと思います。

つまり、運転手は「信号機の少ない川沿いを走りますがいいですか?」と確認するべきでした。

 

3つ目のミスは、「運転手が行先を聞き間違えたと認識した時の対応」です。

弁護士が「北3東5って言っただろ」といいドライバーは「北3東7だと思いました」と謝っていますが、この時点で「2丁分の余計に走った分は、お返しします」などうまく、怒りを鎮めるべきでした。

しかし、「(間違えちゃった。。。)的な表情で薄笑いを浮かべている」感じです。

 

弁護士が、急に「キレて座席にけりを入れ、暴言を吐き、防犯ボードが壊した」ことが、一番の問題です。

しかし、せっかく、ドライブレコーダーをつけているのですから、タクシードライバーの接客方法について、しっかり分析し、「怒りを鎮める技術」など接客方法についても、改善をしていくべきだと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:50
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