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日産自動車に続き神戸製鋼お前もか。。。

JUGEMテーマ:ビジネス

 

「株式会社 神戸製鋼所」で発覚したアルミ・銅製品の「データ改ざん問題」ですが、マスメディアの報道によると、納入先は、自動車や航空機、防衛関連など約200社になるという。

 

神戸製鋼の会見で発表された社内調査結果によると、

20169月からのアルミ・銅製品の1年分を調査したところ製品の約4%でデータが改ざん

・改ざんされたデータは、強度、寸法、伸び率など

10年ほど前の製品にも一部に虚偽データが見つかった

というから、相当長い期間、データ改ざんが行われていたことになる。

 

私の仕事の専門の「マネジメントシステム」の観点でいえば、マネジメントシステムの第三者審査において、認証機関は審査報告書に「内部監査は有効に機能していた」とおそらく、毎回報告書に判を押したような文言を記載していると思いますが、実際は「全く内部監査は有効に機能していなかった」ということになります。

 

これも、毎度の話ですが、神戸製鋼は、品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムの認証をJABの認定を最初に受けた大手認証機関と世界各国に拠点を持つ外資系大手認証機関から認証を受けています。

また、納入先が約200社に及ぶということから、ISOマネジメントシステム認証を受けている納入先企業も製品への影響をチェックして、その調査経緯や結果をマネジメントシステム認証機関は、確認しマネジメントシステムへの影響を評価する必要があるでしょう。

 

数年前に、旭化成建材の杭打ちデータの改ざん問題が発覚し、この時も旭化成建材を使用した会社や施工物件は相当数に上り、各認証機関は、通常の審査に加えて、その調査と評価に負われたと思いますが、今回は、それ以上の影響が出ることは必至でしょう。

認証機関を認定している認定機関と神戸製鋼などを監査した認証機関は、この手の「不祥事が発生した場合」の公表システムが現状、一般ユーザーや消費者目線と比較すると鈍いです。

(認定機関や認証機関のウェブサイトを見てもまったく触れられていません)

認定機関や認証機関の情報公開についても引き続き注目したいです。

 

また、製品への影響ですが、素人考えですが、おそらく、「食品・飲料の賞味期限、消費期限と同様」で、神戸製鋼に発注している企業は、「技術的、科学的に余裕がある強度や伸び率等を要求」しているでしょうから、改ざんの程度にもよりますが、感覚的には「強度など事実上の製品への影響は問題ない」ということになるでしょう。

 

ただ、「変なものの見方」ですが、「部品1点や2点のみ」のデータ改ざんなら影響はないかもしれませんが、アッセンブリーする自動車や航空機の場合、ある製品全体の部品すべての材料が神戸製鋼製のアルミや銅であるとするならば、「本当に製品に影響はないといえるかどうか」は微妙です。

また、神戸製鋼製の材料によって部品を製造している部品メーカーがさらにデータ改ざんしていたならば、「製品自体の影響は結構ある」ように(あくまでも感覚論ですが)感じます。

 

神戸製鋼は、記者会見で、「調査委員会を設置して結果を公表する」としていますが、「利害関係があるお友達や業界関連の学者など」を委員会メンバーにはしてほしくないと思う。

今後公表されるであろう、調査委員会の報告に注視したいと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 07:30
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