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ハンセン病患者に対する差別はほとんど中学や高校で知らされていない?!

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2017年3月31日付の時事通信が、「最高検がハンセン病の元患者側弁護団に謝罪した」というニュースを報じていました。

 

内容としては、

(以下引用)

「ハンセン病患者の裁判が1970年代初頭まで隔離施設などに設置された「特別法廷」で開かれていた問題で、最高検は31日、熊本市内で元患者側弁護団と面会した。

  最高検検事は、差別的な運用が行われた特別法廷に関与した責任を認め、「おわび申し上げる」と謝罪した。

 

(中略)

 

  特別法廷で行われたハンセン病患者の裁判は1948〜72年に95件。地裁などから上申を受けて最高裁が許可し、国立療養所などで開かれた。許可率は99%に達し、最高裁は昨年4月に公表した報告書で「一律に設置を許可した最高裁の運用は違法だった」と認めた。

 

(中略)

 

当時の裁判官や検察官は手にゴム手袋をはめ、調書をめくるのに火箸を使ったとされる。

 

(中略)

 

  特別法廷をめぐっては、最高裁の寺田逸郎長官が昨年4月、国立ハンセン病資料館(東京都東村山市)を訪問。翌5月の記者会見で「差別の助長につながる姿勢があったことは痛恨の出来事」などと謝罪した。」

(引用ここまで) 

 

記事を見て、このような無知から生じた差別的歴史が、なぜ歴史の教科書で紹介されなかったのだろうと思います。

高校時代の日本史の教科書を掘り起こしてみてみましたが、ハンセン病患者に対して差別的な扱いをしていたことは出てきません。

(※現代の高校生の教科書には載っているのでしょうか?)

 

ハンセン病患者の裁判が、隔離された「特別法廷」で実施され、裁判官や検察官がゴム手袋をはめ、調書をめくるのに火箸を使っている姿をみたハンセン病患者の精神的な苦痛は計り知れない。これでは、今の時代の、福島から転校してきた生徒に「放射能がうつる」と差別的な発言をする先生と一緒どころか、もっとひどい話である。

 

話は少しそれますが、科学の発展とともに、うわさや迷信が理屈上「誤りである」とわかっても、人の感覚はすぐには変わらない。

DNA鑑定という手法も科学的にはかなり前に有効だとわかっていても、法律や運用が変更されるのは相当後になる。

法律とはそういう性質のものであるのかもしれないが、それにしても、「今回の最高検の謝罪」は遅すぎるでしょう。

 

無知であることは罪だし、差別の根本なのかもしれません。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ535号より)

 

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 07:46
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