- 安倍昭恵氏のフェイスブックコメントは役人が代筆したのか?!
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2017.03.28 Tuesday
JUGEMテーマ:日記・一般
ご存知のように世の中には、コピペ(コピーアンドペースト)を見破るソフトウエアがあります。
アルゴリズムとしては、ネット上にアップされている文章を片っ端から吸い上げて、データとして提出された文章と照合していくそうです。
まるまるネット上の文章をコピペすれば、当然、わかってしまいますが、このソフトウエアは、結構、精度が高いらしく、あちこちのサイトをコピーして、キリバリし、編集して文章をいじっても突き止められるらしいです。
余談ですが、インターネットが発達していない時代のレポートは、参考文献を読んだり、関連する新聞記事をスクラップにして置き、そこからアレンジしてレポートにしていました。
個人的には、インターネットからのまる写しレポートはもちろんマズいですが、参考にする文章を自分の頭に一度入れて、自分なりに理解して、咀嚼し、アウトプットとして文章を自分の言い回しに変えて、キリバリして文章にするのであれば、問題ないと思っています。
なぜならば、「完全オリジナル文章」というものは世の中にそんなに存在するものではなく、誰かの考えに触発されて、さらに深堀して調査し、自分なりの見解をアウトプットするものがほとんどだと思うからです。
ポイントは「自分の頭の中に入れて理解し、咀嚼して、自分の言葉でプラスアルファの見解を加えてアウトプットする」だと思います。
さて、話は少し変わりますが、弁護士の郷原信郎氏が、2017年3月25日付のブログで興味深い考察を述べています。
https://nobuogohara.wordpress.com/
要は、3月23日に証人喚問で答弁した森友学園の籠池理事長への反論を安倍昭恵氏がフェイスブックを通じてしましたが、この文章は、安倍昭恵氏が書いたものではなく、役人が書いたものをコピーアンドペーストしたのではないか、という見解です。
その理由として、
◆昭恵夫人のこれまでのフェイスブックの投稿は、すべて年号が西暦表示であるが、年号が元号になっている
◆数字はすべて半角表示であるのに、この文章では、数字がすべて全角で表示されている
◆典型的な「役人用語」が多く使われている
(事例:「旨」「当該」「何らか」など)
◆内容が、証人喚問での籠池証言に対する「首相官邸側の反論ないし弁明」そのものである
点を挙げています。
確かに、そういわれてチェックしてみると、他の投稿記事で使用されている文体には違和感があります。
仮に、郷原氏の「推測」通りだとすれば、安倍首相や菅官房長官をはじめ、与党は「安倍昭恵さんはフェイスブックできちんと説明責任を果たしている」と昭恵氏に対する証人喚問を否定する理由を述べているが、全く「説明を果たしていないこと」になります。
やはり、信念としてやましいことがないのであれば、昭恵氏は、肉声で、しかもウソ偽りが述べにくい国会の証人喚問の場で、国民の「モヤモヤ」に答えるべきではないだかと思います。
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