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ドラマ「カルテット」の視聴率と視聴者満足度

JUGEMテーマ:芸能

 

2017321日にTBSドラマ「カルテット」の最終回が放送されました。

放送開始前から、注目されていた番組でしたが、なんとなく関心がわかず、1回目の放送は見逃したというよりスルー。

 

でも、何気なく2回目の放送を見てからは、次の展開が知りたくて、仕事の都合でリアルタイムで観れない日は、録画や見逃しサイトで欠かさずにフォローして最後まで視聴してしまいました。

 

ドラマの概要やキャスト、ドラマ内容に対する感想については、完全に省きますが、この番組を通じての感想は「いまや視聴率は目安的な数字としての意味しか持たない」と思ったことです。

 

以前から「視聴率には反映されないけどいいドラマだった」という概念はありました。

しかし、例えば、ドラマの場合「大衆ウケするドラマ」「通(ツウ)好みのドラマまたはマニアックなドラマ」があるとすれば、一般論として前者は視聴率が高く、後者は視聴率が低くなる傾向があります。

すると、スポンサー収入で成り立つ民間放送の場合「大衆ウケするドラマ」を作りたいでしょう。

なぜならば、視聴率が高ければ、スポンサーが付きやすいからです。

 

けれども、いまや、ドラマの視聴方法は、千差万別です。

リアルタイムでテレビを見る人がいれば(いわゆる視聴率)、録画してみる人(タイムシフト視聴率)や見逃しサイト(ティーバーやHuluなど)や違法録画サイトで観る人もいる時代です。

 

話は少しそれますが、日本の人口分布でいえば、少子高齢化です。

一般論として、人口分布で考えれば、人口の多い高齢者向きの番組を作れば視聴率は上がります。

しかし、消費力は若年層の方があるわけで、視聴率は高くても高齢者ばかりで数字を稼いでいるのなら、スポンサーにとっては広告効果は薄くなってしまいます。

 

話を「カルテット」に戻しますが、番組放送時から終了後のツイッターやヤフーコメントを見るのは面白かったです。

そして、関連のコメント数が半端なく多いので、「視聴率(10%未満)の割には関心がとても高いドラマだなぁ」と常々思っていました。

ネガティブな話題はあまり触れたくないですが、一方、視聴率は好調なNHKの朝ドラに関しては、ネットの世界での評判はボロボロです。

繰り返しになりますが、「視聴率と視聴者満足度はリンクしない」と強烈に実感した週でした。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ534号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 08:55
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