- 2017大阪国際女子マラソン
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2017.01.30 Monday
JUGEMテーマ:ビジネス
2017年1月29日に開催された大阪国際女子マラソンを沿道で応援してきました。
この大会は、8月にロンドンで開催される世界選手権の代表選考会を兼ねており、結果としては、ロンドン五輪代表の重友梨佐選手(天満屋)が2時間24分21秒で5年ぶり2度目の優勝を果たした。
ご存知のように、重友選手は、2011年4月にロンドンマラソンで初マラソンを走り、2時間31分28秒のマラソンデビューを果たし、自己2戦目の2012年1月の大阪国際女子マラソンで、現在の自己ベストでもある2時間23分23秒で優勝し、2012年8月のロンドン五輪の代表となった。
しかし、2012年の大阪国際女子以降のフルマラソンの結果は、印象として「好調不調の波が激しいなぁ」という走りだった。
2012年のロンドン五輪後の1年後に走ったフルマラソン4戦目の北海道マラソンは、私も出場していたのですれ違った時の印象を鮮明に覚えているが、中盤以降はバテバテになっていて、「暑さに弱いのかなぁ」という走り。
2014年1月のフルマラソン6戦目の大阪国際女子は、40キロ地点の沿道で応援しましたが、応援していて痛々しくなるようなジョグペースで失速されていました。(2時間58分45秒)
2015年1月のフルマラソン7戦目の大阪国際女子は、前年とはうって変わって2時間26分39秒の好タイムで2位となり「復活」を印象付けましたが、第8戦目の2015年8月の世界陸上北京大会(2時間32分37秒)、第9戦目の2016年1月のリオ五輪選考会を兼ねた大阪国際女子では、2時間30分40秒と後半失速。
だから、今回(フルマラソン10戦目)の2時間24分21秒での優勝は、「まだまだ重友さんはイケる」とマラソンファンを期待させる結果です。
ここまでの重友さんのフルマラソン全10戦すべてをきちんと分析したわけではありませんが、今までの重友さんは、前半飛ばして、後半失速するというパターンのレースが多い印象でした。
けれども、今回は、後半にペースを上げる走りで、粘り強さを印象付けました。
私は、ワンセグでテレビ中継を見ながら、16キロ付近、28キロ付近、38.5キロ付近で応援しましたが、前半は、先頭集団から遅れていたので、「大丈夫かなぁ」という感じでした。
しかし、戦闘が見える位置で淡々と自分のペースを刻み、後半逆転するという見ている側からすると感動的な見事な走りでした。
今後のレースを見なければわかりませんが、後半に強い「ニュー重友選手」の印象が残りました。
その他の選手では、2位に入った堀江美里選手(ノーリツ)は昨年も2位(2時間28分20秒)で今回も2時間25分44秒と安定した走りで、3位の田中華絵選手(第一生命)は2時間26分19秒と今後に期待させる走りでした。
ちなみに、第一生命には、リオ五輪代表となった田中智美選手とハーフマラソンを71分台で走る田中花歩選手と3人の「田中選手」がいます。
ぜひ、田中花歩選手もフルマラソンデビューして、活躍を期待したいです。
優勝争いの話からはそれますが、今年の大阪国際女子マラソンの参加資格は、フルマラソンベースで3時間13分以内から3時間10分以内、ハーフマラソンベースで90分以内から88分以内と条件が上がりました。
参加資格が厳しくなったためか、市民ランナーの最後尾付近の選手も最後までしっかり走られる選手が多く、ぴりっとしまった大会になった気がしました。
ランニング仲間の市民ランナーや全国各地の大会でよく名前やお顔をお見掛けするランナーがたくさん走っていましたが、月並みですが、走っている姿はとてもかっこよく、感動的でした。
私の現状は、金属疲労で、腰痛、股関節痛、坐骨神経痛に悩まされていますが、高速女子市民ランナーのみなさんの走りに勇気とやる気をいただいた気がしました。
さて、8月の世界陸上の残る選考会は3月の名古屋ウィメンズマラソン。
2時間22分台のハイレベルな戦いを期待したいです。
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