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兵庫県条例で所持が届出になったボウガン

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2020年6月4日に兵庫県宝塚市のアパートで発生した殺人事件(宝塚ボーガン殺傷事件)の影響で、警察庁を始め、全国の自治体で「規制条例」が制定される流れになっています。

 

直近では、兵庫県議会で「ボーガン規制法案」が提出され「2020年10月5日」の県議会において「満場一致」でこの法案が可決されました。

(注:クロスボウ、ボウガンといった名称が関係者の間では一般名詞ですが、兵庫県では「ボーガン」という用語になっています)

 

条例の名称と内容は、

◆条例名:「ボーガンの安全な使用並びに適正な管理の確保に関する条例」

・ボーガンの届け出が義務化

・ボーガンの具体的な取り扱い方法が条例化

 

◆義務化の主な内容:

2020年10月6日より、

・兵庫県内に在住の者でボーガンを所持している者

・これから購入する者

は兵庫県への届け出が義務化。

違反者には5万円以下の罰金が科料される。

 

1.すでに県内でボーガンを所持している者

  2020年12月末までに次の項目を届け出ること。

  ・氏名

  ・住所

  ・ボーガンを取得した日

  ・所有するボーガンの形式、または品名

  ・弓の引き重量

 

2.これから購入しようとする者

  取得した日から14日以内に次の項目を届け出ること

  ・氏名

  ・住所

  ・ボーガンを取得した日

  ・購入したボーガンの形式、または品名

  ・弓の引き重量

 

3.ボーガンの所持者が兵庫県に転入する場合

  転入した日から30日以内に次の項目を届け出ること

  ・氏名

  ・住所

  ・新たに県内区域に住所を有することになった日

  ・ボーガンの形式、または品名

  ・弓の引き重量

 

ご存知の方も多いと思いますが、私は、学生時代に競技スポーツとして「ボウガン」に取り組んでいました。

当時は、大学の公認部活動として活動している学生団体が全国に6〜7団体あり(現在は、2団体のみ)社会人の競技者を含め、「全日本ボウガン選手権大会」は、出場者が100人以上の規模で開催されていました。

1992年には、ニュージーランドで開催された「世界クロスボウ選手権」に日本代表として出場させていただきました。

そのため、昨今の「凶器としてのボウガンの使用」のニュースは、残念でしかなく、「真面目に競技スポーツとして取り組んでいる人」が「世間から白い目で見られないか」、及び、「練習環境や試合環境の確保にこれまで以上の苦労が生じないか」を心配していました。

 

学生時代も練習環境には、苦労しましたが、幸い「顧問をお願いした先生」の尽力もあり、大学敷地内に練習場が確保されたので、在学中は練習環境の不自由さを大きく感じませんでしたが、社会人になってまず苦労したのは、練習環境です。

似た競技で言えば、「アーチェリー」なので、アーチェリー場をまわって交渉したところ、いくつかのアーチェリー場が「使っていいよ」と言ってくれました。しかし、1993年に石神井川で発見されたいわゆる「矢ガモ事件」以来、イメージが悪くなり、練習場の使用を断られるケースが増えました。

 

私は、その後、仕事に忙殺される中で徐々に競技を離れてしまいましたが、「ボウガン射撃」という競技スポーツ文化が日本からなくなってしまうとしたら、それは非常に悲しいことです。

しかし、このご時世、各地で殺傷事件が発生する中、不心得者がいるのも事実なので、「規制」されるのは仕方がありません。

 

しかし、SNSなどで「ボーガンの届出だけでは手ぬるい」、「ボーガンが日本からなくなっても誰も影響を受けないでしょ」といった声を多く耳にすると、「競技スポーツ経験者」としては残念です。

「ウイリアム・テル」の伝説で、息子の頭に乗せたりんごを打ち抜いた用具は「まさにボウガン(クロスボウ)」です。

オーストラリア、スイス、ドイツなどのヨーロッパ、アーチェリーの盛んなアメリカでは、ボウガンは「競技スポーツ」として確立しています。

日本においても「競技スポーツとして全日本大会が存在」し、「普及活動をしている協会」(日本ボウガン射撃協会)が存在することを多くの方に認識して、文化としてのボウガンを理解してもらいたいな、と思います。

・日本ボウガン射撃協会 https://jpn-bowgun-assn2.webnode.jp/

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ719号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:03
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