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東京マラソンの“不安定なペースメーカー”問題と選手・視聴者・運営側の各目線

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2024年3月4日付けのデイリースポーツが、

『マラソン川内優輝のヤフコメ見解に納得の声多数 不安定なペースメーカーとは「コミュニケーションを取ることも大切」』

という見出しの記事を掲載していました。

この記事について要約し、考察しました。

 

《記事の要約》

2024年8月のパリ五輪代表選考を兼ねた東京マラソンで、ペースメーカーの不安定な動きが議論の中心となりました。

この問題に対し、マラソン完走134回を誇るプロランナー川内優輝がYahoo!ニュースに投稿したコメントが注目を集め、23,000以上の「参考になった」を獲得しました。

川内選手は、ペースメーカーも人間であること、選手とのコミュニケーションの重要性を強調しました。

つまり川内選手は、ペースメーカーが予定通りに走らない場合の適応能力を選手が持つべきだと主張し、そのためには「Good!」や「Pace up!」といった声掛けが有効であると述べました。また、今回の東京マラソンのペースメーカーについては、設定より遅かったものの、五輪内定基準タイムぴったりで中間点を通過しているとして、海外のレースと比較しても「Better」の範囲内と評価しました。川内の見解は、彼の豊富な経験に基づいたもので、SNS上で多くの共感を呼び、マラソン競技への深い洞察を提供しています。

川内自身も過去にペースメーカーを務めた経験があり、その言葉には説得力があると評価されています。

(要約、ここまで)

 

私も、この東京マラソンは、何度か(たぶん、6回)走ったことがあるので、分かりますが、気象条件が良ければ、走りやすいコースです。

特に、1週前の大阪マラソンで、初マラソンの國學院大學3年の平林清澄選手が、日本歴代7位となる2時間06分18秒で、学生日本記録(2時間07分47秒)&初マラソン日本記録(2時間06分45秒)を更新し、パリ五輪代表の小山直城選手が2時間6分33秒、吉田祐也選手が2時間6分37秒と、後半は冷たい雨が降り、向かい風のコンディションで好タイムを出していたので、今回の東京マラソンでは、「男子も女子の新谷仁美選手も日本最高記録が出る可能性が高いぞ」と期待していました。

 

しかし、レース結果は、ご承知の通り、男子は、設定タイムの2時間5分50秒を切る選手はおらず、女子の新谷選手も15キロ時点で、日本記録より30秒ほどタイムが遅く、「終了」となったので、記録更新を期待した視聴者から「ペースメーカーが機能していない・・・」と恨み節の声が上がるのは、当然だと、私は思います。

 

ただ、この「恨み節」は、視聴者の「記録に対する期待目線」であって、「ペースメーカーがいるレースに参加する選手目線」だと、川内選手の意見に私も賛成です。

日本人選手は、きっちりと一定ペースで、集団でトラックを周回するトレーニングなどに慣れていますが、海外選手のペースメーカーは「5キロ毎に設定を守れば良い」という考えの人もいるようで、解説の元日本記録保持者で駒澤大学陸上競技部監督の藤田敦史さんもおっしゃっていましたが、今回の男子ペーサーは、1キロ毎の上げ下げが結構あり、鈴木健吾選手は、明らかに、イライラした雰囲気が画面から伝わってきました。

 

また、ペースメーカーが、給水箇所で立ち止まってボトルを探す選手もいて、レースでは主役の選手が、それをよけるため、余計な体力を使っていたのも素人目に分かりました。

つまり、川内さんがおっしゃるように、「世界標準」では、「選手ファースト」のペースメーカーばかりではなく、「当たり外れがある」のがペースメーカーで、選手が、ペースメーカーとコミュニケーションをとり、あらゆる状況を想定して、それを考慮して、レースを戦うのが、「どんなレース展開になっても勝てる強い選手」だということでしょう。

 

ただ、「大会運営サイド」は、今回のペースメーカーについては、反省点が多いのも事実だと思います。

東京マラソンでは、「第1集団がキロ2分52秒」、「第2集団が日本新ペースとなるキロ2分57秒」で設定されていたそうですが、第1集団のペースメーカーは、予定の30キロまで、引っ張ることができませんでした。

また、新谷仁美選手は、自己ベストを出した時のペースメーカー(新田良太郎選手)が、あまりにも正確で、着実に設定通りのペースを守って走ったので、今回も、「ストレスを感じないように、ペースメーカーを信じて、ひたすら付いていって、(横田コーチから声を掛けられる)ハーフ手前まで、全く時計を見なかった」そうです。

これは、ペースメーカーはあくまでも目安で、選手は自分で状況判断すべきで、新谷選手のミスでしょう。

 

しかし、「ペースメーカーも生身の人間だから仕方が無い」は、結果論であって、大会運営側がそれを言っては、「大会運営の質」は「向上することはない」のです。

私自身は、昔で言えば、1987年12月6日の第41回福岡国際マラソン(14キロで全選手を振り切り、ハーフ通過が1時間1分55秒)の中山竹通選手の大逃げ、2023年10月15日のMGCの川内優輝選手の35キロまでの大逃げ、2024年1月28日の大阪国際女子マラソンで21キロ過ぎにペースメーカーの前に出た前田穂南選手の走りのような「予定調和じゃないマラソン」が、ワクワクして好きです。

けれども、「牽制し合ってタイムが最初から期待できない」レースもおもしろくないので、テレビ中継される大会では、ペースメーカーの役割は重要なので、大会運営側には、今回、ペースメーカーが、計画通りに機能しなかった原因と対策(ペースメーカーの選定方法、バックアップ対策等)をしっかり検証してもらいたいと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 13:35
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TikTokで流行する“著名人風”のAIフィルター

JUGEMテーマ:芸能

 

2024年1月19日付の「KAI-YOU.net」が、

「AIで石原さとみの顔に TikTokで流行する「芸能人エフェクト」悪用の懸念」

と言う見出しの記事を報じていました。

 

以下にこの記事を要約して考察しました。

《記事の要約》

2024年1月15日の「KAI-YOU.net」で報じられた記事では、TikTokにおいて、芸能人や著名人に似せた顔になれるAIフィルター(エフェクト)の使用が流行していると紹介されています。これらのエフェクトは、ユーザーがアプリ内で自由に作成できる機能を利用して作られており、石原さとみや山田涼介などの著名人に似せたフィルターが存在します。

これらは、例えば「#石原さとみエフェクト」のようなタグで分類され、憧れの顔になれる楽しみを提供しています。

 

しかしながら、このようなAIフィルターの自由な使用は、ディープフェイクとしての悪用の危険性もはらんでいます。

2020年には、ディープフェイク技術を用いて芸能人の偽わいせつ動画を作成・公開した大学生とエンジニアが逮捕される事件が発生しました。

これは芸能界全体の問題として注目され、芸能事務所や音楽業界も懸念を表明しています。

 

また、芸能人や著名人の写真を無断で使用することには、名誉毀損や肖像権侵害などの法的問題が生じる可能性があります。

中国では、ディープラーニングによる合成技術に関する規制が強化されており、提供事業者には自己規律の強化が求められています。

 

一方で、TikTokにおける「芸能人になれるエフェクト」は、動画に「AI生成動画、エンタメ目的のみ」との注意書きが入れられており、元となる人物の顔が表示されるなど、一定の配慮がなされています。

しかし、これらのエフェクトの流行には、ディープフェイク技術の悪用に対する警戒心も含めて、慎重な対応が求められています。

(記事の要約、ここまで)

 

記事の主な内容を整理すると、

・TikTokで、著名人に似せたフィルターが流行っている

・AIフィルターの自由な使用は、ディープフェイクとしての悪用の危険性がある
・芸能人等の写真の無断使用は、名誉毀損や肖像権侵害などの法的問題が生じる可能性がある

ということです。

 

TikTokの著名人に似せたフィルターを使用した投稿は、最近、増えていて、投稿者の顔が映っている他の投稿と見比べると、その違いに「フィルターって凄いなぁ」と感心します。

ただ、「著名人」に憧れ、他人から注目を集めること自体は、人間が持つ欲求であり、昔からあることです。

 

問題は、このAIフィルターの元ネタが、「著名人の写真の無断使用」だとしたら、この点は、TikTokサイドとしては「危うい運営」になると思います。

AIフィルターの元ネタが、例えば、運営側や投稿者が著作権や使用権を持つ「似顔絵」なら、「ディープフェイクとしての悪用の懸念」はあるものの、TikTokの運営や投稿自体には、法的問題はないと思います。

 

また、「ディープフェイクとしての悪用」は、確かに「懸念」されますが、それは、極端ですが「包丁」が「殺傷事件の懸念」と言うのと一緒で、悪用する側の問題で、肖像権などの法的問題がなければ、「AIフィルター」や「AIフィルターを利用した投稿」自体は、とがめられることではありません。

いつの時代も、技術が進めば「懸念材料」が出てくるのは世の常で、「悪用」に対するガイドラインや罰則を設けることは必要です。

しかし「懸念」を心配するあまり、「取り締まり先行」になると、技術革新はすすみません。

 

話しは少し逸れますが、私は、TikTokに投稿したことはありませんが、視聴はちょっちゅうしているので、著名人のAIフィルターが登場したときに、自分の顔でも試してみました。


色々試してみましたが、「浜崎あゆみさん」や「石原さとみさん」のAIフィルターは、ここ数年、薄毛進行が激しく、「短髪」にしていて彼女たちの顔とはかけ離れた僕でも、しっかり「浜崎あゆみさんや石原さとみさん」になります(笑)

しかし、AIフィルターですから、あくまでも「著名人風」であり、個人的に投稿して楽しむ分には、「技術の進歩」と捉えて、目くじらを立てることではないと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 14:07
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アディダス社の1足約8万円のランニングシューズ

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2024年1月2、3日に開催された、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走。

戦前の箱根駅伝の優勝予想は、2022年度の学生3大駅伝(出雲、全日本、箱根)を制し、2023年度も出雲、全日本と勝利し「史上初の2年連続3冠達成」を目指していた駒澤大学の圧勝との声が大きかったですが、蓋を開けてみれば、昨年の箱根3位、2023年度の全日本2位の青山学院大学が大会新記録のタイムで、2位駒澤大学に6分以上の差を付けての優勝で幕を閉じました。

 

2024年1月3日付のスポニチAnnexの報道によると、3区で「学生ナンバーワン」と言われる駒澤大学の佐藤圭汰選手(2年)を追い抜いた青山学院大学3年の太田蒼生選手(3年)が履いていたアディダス社のシューズが、太田選手にとって「どんぴしゃ」だったようです。

以下は、スポニチAnnexの報道の要約です。

《記事の要約》

アディダス社の新作ランニングシューズ「ADIZERO ADIOS PRO EVO1」が、2024年1月2日の第100回東京箱根間往復大学駅伝競走で注目を集めました。

このシューズを履いた青学大の太田蒼生選手は、3区で日本人歴代最速タイムを記録し、駒大の佐藤圭汰選手を追い抜きました。

太田選手はシューズの軽さと反発力を高く評価し、耐久性についても100キロまで大丈夫だと言われていることを明かしました。

 

「ADIZERO ADIOS PRO EVO1」はアディダス社が昨年投入した新作で、同社史上最軽量の138グラムを誇ります。

このシューズは、ベルリンマラソンでティギスト・アセファ選手が世界新記録を達成した際にも使用されました。

1足の価格は82,500円で、耐久距離はマラソン1回分を想定しており、生産数は限られています。

東京五輪女子マラソン金メダリストの意見も取り入れられています。

 

このシューズは、ナイキ社の厚底シューズ「アルファフライ3」が支配していた大学駅伝界に新たな競争をもたらすかもしれません。選手たちのパフォーマンスを向上させる革新的なシューズの登場に今後も注目が集まります。

(要約、ここまで)

 

ナイキ社が「厚底シューズ」を開発するまで、ランニングシューズが、「どれだけ薄くして、軽くするか」が設計のコンセプトでした。

しかし、厚底は、足のダメージを軽減し、後半の疲労を抑える効果と、つま先部分がかかと部分よりも薄くなっているため自然に前傾姿勢になりやすく、足を自然に前に踏み出しやすくして、速度を上げるという設計思想です。

5年ほど前までは、ほぼ「ナイキ一強」でしたが、いまでは、アディダス、アシックス、ミズノなど各シューズメーカーが、厚底シューズを開発しています。

 

冒頭の話題に戻りますが、今回、青山学院大学は、このアディダス社の「新兵器」を2区の黒田朝日選手、3区太田蒼生選手に投入したそうです。

シューズは、「王者駒澤大学の2区(鈴木芽吹選手)、3区(佐藤圭汰選手)にタイムで勝った」要因のひとつではありますが、トラックの競技会より、ハーフ距離のロードに集中して練習してきた、いわゆる「青山メソッド(原晋メソッド)」の勝利でしょう。

 

ちなみに、箱根3区の距離は、ハーフより約300m長いですが、太田選手のタイムは、59分47秒。

ハーフの日本最高タイムは、60分ジャスト(青山学院大学OBの小椋裕介選手)。

つまり、太田選手は、ハーフ日本記録より速いペースで、3区を走っています。
太田選手は、2
月に開催される別府大分マラソンに出場するので、条件が揃えば、青山学院大学OBの吉田祐也選手が、2020年2月の別大で出した2時間8分30秒(当時学生歴代2位)の記録を更新するかもしれません。現役学生のフルマラソンチャレンジに注目したいです。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 11:52
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コロナ禍以降の参加者が激減している各地のマラソン大会とその理由

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2023年12月12日に、2024年3月24日に開催される予定の「とくしまマラソン2024」が、エントリー最終日となった12月12日午後7時時点での応募者が、全体では6910人と定員の約86%にとどまっていて、一般枠の募集を1月14日まで延長するという報道がありました。

「とくしまマラソン」の募集期間延長は、2年連続だそうです。

 

私は、「とくしまマラソン」に、たぶん、4〜5回参加していて、初出場が、2014年4月20日で、タイムは、2時間55分5秒で、当時の自己ベスト(現在はセカンドベストタイ記録)で走れたため印象がよく、エントリーの季節になると、その後も忘れずにエントリーしていた大会です。

「とくしまマラソン」は、「おもてなしの大会」と言われ、当時は、募集開始から、すぐに定員に達していたので、2年連続の募集期間延長という報道には、昨今の事情から想像はつくものの、隔世の感です。

 

一般論として、参加者激減の理由として、
1
)コロナ禍で大会中止となり、継続したランニング習慣が薄れる人が増えた
2
)参加費の高騰
3)大会における「おもてなしの簡素化」による失望感
4)オンライン大会が広まり、リアル大会にこだわらない層が生じた
などがあるでしょう。
 

ちなみに、2024年3月31日に福井県で開催される「ふくい桜マラソン」(フルマラソンなど)は、一般ランナー募集が2023年6月に始まり、11月10日に締め切ったそうですが、全ての種目で定員(合計1万5263人(速報値))に達したそうです。

エントリーの年代別では、50代が最も多いそうで、2000年代のランニングブームが始まった頃に、ランニングが習慣化した層が、継続してエントリーしていて、若い世代には、アスリートを除いて「マラソンは、中高年のスポーツ」という感覚なのかもしれません。

 

「とくしまマラソン」の報道を見て、自分が、かつて参加したマラソン大会は、いまはどうなっているのか、少しチェックしてみました。

例えば、2013年3月に参加した「第48回長野県ロードレース伊那大会」(日本陸上競技連盟の公認大会)ですが、2017年の第52回大会を最後に「半世紀以上続いた大会」が終了していました。

終了理由は、コースとなっている市道沿いが住宅化して交通量が増えてきたことや、同じ時期に春の高校伊那駅伝が開かれることが理由だそうです。

第48回大会を走った経験からすれば、コースの殆どが、舗装された田んぼ道で、交通量が多いとは思えませんが、おそらく、安全面を考慮して、大会役員やボランティアを数多く配置する必要がありますが、3月に「高校伊那駅伝」があるので、「月に2回もスタッフを動員する余力が無い」というのが本音ではないかと思います。

 

ちなみに、最後の大会となった2017年大会の各部門の1位は、高校の部 丸山幸輝さん(佐久長聖) 女子の部 和田有菜さん(長野東高校) 中学男子の部 越陽汰さん(川中島中)ですが、いずれも著名な選手に成長しています。

丸山さんは、佐久長聖から明治大学を経て、現在は実業団のYKK所属、和田さんは、長野東から名城大学を経て、現在は実業団のJP日本郵政グループ所属、越さんは、川中島中から佐久長聖を経て、現在は東海大学駅伝部の主将です。

私が出場(10キロ)した時に「高校生の部」で、優勝したのが、藤木悠太選手(佐久長聖→駒澤大学→トヨタ紡織(引退)、2位が、春日千速選手(佐久長聖→東海大→ヤクルト(引退))でした。

月並みな感想ですが、陸上競技選手の選手生命は短いですね。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 11:44
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ドジャース入りが決定したエンゼルスをFAした大谷翔平選手

JUGEMテーマ:スポーツ

 

メジャーリーグのエンゼルスをFAとなっていた大谷翔平選手が、2023年12月9日(日本時間10日)に、自身のインスタグラムで、ドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円)の超大型契約を結ぶことで合意したと発表しました。
この契約金額は、メジャー史上最高額で北米プロスポーツ最高額となるそうです。
 

以下に、2023年12月10日付の中日スポーツのメディアの記事を要約します。
《記事の要約》
大谷の契約額は当初予想されていた6億ドルを上回る7億ドルで、彼の「勝ちたい」という願望を反映しています。
興味深い点として、年俸の大部分が10年契約後に後払いされ、チームが贅沢税の心配なく補強できるよう配慮されています。

 

2023年8月に右肘の手術を受けた大谷ですが、怪我前より価値は上昇しました。
彼は「メジャーの顔」としてだけでなく、「大リーグで最も稼ぐ男」としての地位を確立しました。
大谷のプレーにより、チームにはスポンサーシップ、広告、チケット収入、グッズ販売、視聴率の増加などがもたらされ、チームの価値も上昇すると見られています。
関係者によると、大谷は年間で約28
億円以上の収入をチームにもたらすと見込まれています。

 

この契約は、大谷が球団に収入をもたらす存在であることを示しています。
怪我をしても、彼の価値は上昇したとされ、今後は「一番稼ぐ男」として時に厳しい目にさらされるかもしれません。
(記事の要約、ここまで)

 

大谷選手は、来年の7月に30才になるので、ドジャースとの10年に及ぶ契約は、「契約最終年」に40才を迎えることから、現役選手としての最後の契約になる可能性があります。

年俸の大部分を10年契約後の後払いにしたことで「大谷選手らしい配慮」と報道されていて、その通りだとは思いますが、私の想像では、大谷選手の代理人やドジャースサイドからの提案があったのだと思います。

「大谷マネー」により、他の有力選手との契約がしずらくなり、大谷選手が仮に不調だった場合、チーム内に不協和音が生じることを避ける狙いもあると思います。

前所属球団のエンゼルスでは、レンドン選手が、ナショナルズ時代の2019年に打点王に輝き、7年間で2億4500万ドルという大型契約をエンゼルスと結んだにもかかわらず、怪我などで、ほとんど活躍せず、メディアやファンに叩かれているのを見てきたので、その経験もあるのかもしれません。

 

ドジャースは、野茂英雄投手や黒田博樹投手、ダルビッシュ有投手など日本人選手が多く所属していたことに加え、確か、大谷選手が高校時代にメジャーを表明した際にもドジャース入りが有力視されていました。当時のナショナルリーグは、DH制がなかったたことと、「二刀流」を提案した北海道日本ハムファイターズに入団したことで、二刀流を確立し、エンゼルスで、二刀流がメジャーで通用することを証明したので、満を持してのドジャース入りではないでしょうか。

 

個人的には、これで、最低10年間は、私たち野球ファンをワクワクさせ続けてくれるので、益々目が離せません。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 09:19
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福岡国際マラソンで発生した重大事故

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2023年12月3日に開催された福岡国際マラソンで、大会運営車が選手に接触するという重大事故が発生しました。

以下に、2023年12月3日付のスポニチの記事を要約しました。

《記事の要約》

福岡国際マラソン2023(12月3日開催)で、重大な事故が発生しました。
この大会は2024年パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)のファイナルチャレンジ第1戦でした。

レース中、折り返し地点付近で選手と大会車両が接触する事故が起きました。
選手は倒れた後、再び走り始め完走したが、事故後に右肘開放骨折と診断され、全治3ヶ月とされました。
大会主催者は、公式サイトでこの事故について謝罪し、今後安全な大会運営を行うことを約束しました。

レースの結果、細谷恭平選手が日本人トップの4位に入ったものの、オリンピック代表選考基準タイムには届かなかった。

(記事の要約ここまで)

日本のマラソンは、海外と違って、大型中継車や大会運営車が走ります。

これが選手への接触原因とする声が上がっています。
日本のマラソン運営に関する賛否を考察しました。

《大型中継車や大会運営車の使用に関する賛否》
「賛成意見」

1)中継の効果:
大型中継車により、レースの緊迫感や選手の走りをリアルタイムで詳細に伝えることが可能で、視聴者への臨場感を高める。


2)広報の向上:
マラソンの魅力を広く伝え、スポーツの人気や注目度を高めることができる。


3)運営の円滑化:
大会運営車両は、レース中の安全確保や緊急時の対応、運営上の必要性から重要である。

 

「反対意見」

1)選手の安全リスク:
走行中の大型車両は選手にとって大きなリスクを伴い、事故の可能性を高める。


2)集中力の妨げ:
車両の騒音や存在感が選手の集中力を妨げ、最高のパフォーマンスを発揮することを難しくする。


3)競技の公平性問題:
大会車両が特定の選手に近接しすぎると、その選手に風の防護などの不公平な利点を与える可能性がある。

 

少し前にも、トラック競技で、取材カメラが選手に接触するという問題がありました。月並みですが、この時の反省が関係者に活かされていなかった結果ではないでしょうか。

個人的には、中継は、バイク中継のみにして、実況と解説者は、中継車の画像をもとに、解説すればいいと思います。
大会主催者は、選手に対する謝罪だけで無く、「業務上過失事件」として、警察に相談し、その上で、しっかりと再発防止策や怪我をした選手に対する補償をすべきではないかと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 06:46
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選手と監督として習志野高校を甲子園優勝に導いた石井好博氏急逝

JUGEMテーマ:スポーツ

 

高校野球の名門校、千葉県習志野市立習志野高等学校を選手と監督として、夏の甲子園で2回の優勝した名将、石井好博氏(現東葉高校野球部監督)が2023年11月26日に亡くなった。

各メディアの記事を以下に要約しました。
 

《メディア情報の要約》

千葉県習志野市立習志野高校の元監督、石井好博氏が亡くなったことが27日に明らかになりました。
享年74
歳。26日に千葉県内で開催された少年野球大会に参加していた際、体調を崩し病院に搬送された後、亡くなったとのことです。

石井氏は1967年夏の全国高校野球選手権大会で習志野高校のエースとして活躍し、チームを県勢初の全国制覇へと導きました。
その後、早稲田大学を卒業し、母校の監督に就任。1975
年夏には小川淳司(現東京ヤクルトスワローズGM)を擁するチームを率いて再び全国優勝を果たしました。
選手としても指揮官としても、習志野高校を日本一に導いた功績を残しています。

(要約、ここまで)

 

つまり、石井氏は、夏の甲子園大会で、18才の選手、26才の監督として、優勝しました。

今後、選手と監督として、同じ高校で優勝する方はいると思いますが、「26才」という若さで選手と監督での優勝経験をする方は、なかなか出てこないのではないかと思います。

 

個人的ですが、私が、スポーツの中でも「野球好き」になったのは、1974年の夏の甲子園で千葉県代表の銚子商業が初優勝、その年の秋に、ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)が、巨人の10連覇を阻止した中日ドラゴンズを破って日本一、1975年の夏の甲子園で習志野が千葉県勢として2年連続優勝したことが要因です。

当時、私は、千葉県内の小学校1年、2年生でしたが、学校内(男子)でも千葉県勢甲子園2連覇は、盛り上がっていました。

当時の千葉県の小中学生の野球少年は、銚子商業の土屋投手、習志野の小川投手の投球フォームをみんな、一度は真似したのではないかと思います。

 

石井監督の直接の死因は、報じられていませんが、ご冥福をお祈りします。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:56
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“きつねダンス”ブームを牽引したファイターズガールの引退

JUGEMテーマ:スポーツ

 

“きつねダンス”ブームを牽引してきたと言われる「ファイターズガールのエース滝谷美夢さん」が、2023年11月20日のファイターズガールの公式Instagramで卒業を発表しました。

インスタでは、卒業理由を「新たな夢を探し、追うために決めました」と綴られています。

 

以下に、デイリースポーツの記事の要約とプロ野球のチアリーダーの「平均在籍年数」と「平均給与」、「一般的な引退後の生活」について、調べてみました。

 

《記事の要約》

日本ハムの公式チアリーダーチーム「ファイターズガール」のエース、滝谷美夢さんが、2023年シーズンをもってチームを卒業することが公式インスタグラムで発表されました。
滝谷は6
年間にわたりチアリーダーとして活躍し、感謝の意を表明しています。
彼女は「ファイターズガールになることで、多くの夢を叶えることができた」と述べ、今後新たな夢を追求するために卒業を決意したと伝えました。
彼女はチームの中心メンバーとして長年活動し、メディアにも多く出演し、ファンからも高く評価されていました。
この公式インスタグラムでは、すでに他の8人のメンバーも卒業を発表しており、このオフには合計9人がチームを去ることになります。
この動きは、22人で活動していたチームにとって大きな変革期を迎えることを意味しています。

 

《チアリーダーの平均在籍年数》

プロ野球チアリーダーの平均在籍年数は一般に短く、多くの場合は数年間(4〜5年)とされています。
キャリアの長さは個々のチアリーダーによって異なりますが、若い年齢層(18才〜20代半ば)での活動が一般的です。

 

《平均給与》

プロ野球チアリーダーの平均給与は公開されているデータが少ないため、正確な金額は不明です。
一般的には他のフルタイム職に比べて低いとされます。
給与はパフォーマンスや出演数、チームの規模によっても変動します。

 

《一般的な引退後の生活》

ネットを探して、元プロ野球のチアリーダー経験者の記事をいくつか見つけましたが、チアリーダー引退後は、スポーツとは無関係な他の職業に転職するか、結婚や家庭生活に専念することが一般的のようです。
また、一部の元チアリーダーは、ダンスやフィットネスのインストラクター、モデル、タレントとして活動を続けることもあるようです。

私が女性に生まれていて、運動神経や容姿が人並み以上だったとしても、チアリーダーは、まず目指さないだろうな、と思います。

運良くオーディションに合格しても、球団から得られる給与や報酬は限られていますし、引退後のキャリアも不透明です。

チアリーダーになって人気が出れば、今の時代は、インフルエンサーとしての活躍やモデル、タレントとしてのオファーがあり、引退後のキャリアが期待できますが、「在籍中はいたってふつうのチアリーダー」だったとしたら、引退後の需要はそれほど望めません。

引退年齢が20代半ばなので、「若いときの思い出」と割り切って、全く違う道を模索することもできますが、新卒採用が基本の今の日本では、リスクの方が大きいように思います。

 

話しを「滝谷美夢さん」に戻しますが、「きつねダンス」が、ファイターズで始まったのが、2022年3月。
滝谷さんは、2017年にファイターズダンスアカデミーに所属し、2018年にファイターズダンスアカデミーを卒業すると、そのままファイターズガールとして活動を始めています。

私が、当時の北海道日本ハムファイターズの本拠地、札幌ドームで最後に野球観戦したのは、2019年シーズンなので、球場で滝谷さんのパフォーマンスを見ているはずですが、当時は、まだ「エース」と言われていなかったので、当然、知りませんでした。
 

2023年シーズンは、「新球場エスコンフィールドHOKKAIDO」がオープンした年ですが、公共機関でのアクセスが大変・・・との報道を受けて敢えて訪れませんでしたので、滝谷さんの「生きつねダンス」を見ることができず残念です。

メディアで注目されるようになってから、滝谷さんの個人のインスタをたまに拝見しますが、「華」がある方なので、次のステージでも成功する可能性が高いでしょう。

今後の活動に注目したいと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 09:34
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38年ぶりにプロ野球日本一に輝いた阪神タイガースと行動様式の変化

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2023年11月5日の「SMBC日本シリーズ2023」第7戦に、阪神タイガースが、オリックス・バファローズに勝利して、通算成績を4勝3敗になり、38年ぶりに日本一になりました。

ちなみに、「関西勢対決の日本シリーズ」は、1964年の南海対阪神以来の59年ぶりだったそうです。

 

59年前の「関西勢対決」は、2勝3敗で後がなくなった南海が2連勝して、阪神を破り2回目の優勝でした。また、38年前は、阪神対西武ライオンズが2勝2敗のあと、阪神が2連勝して初優勝を飾りました。

38年前(1985年)は、8月に日本航空123便墜落事故が発生した年で、私自身は、高校3年の受験生だったので、野球好きであるにも関わらず、「あっ、阪神って初優勝なんだ」と同級生のトラキチの友人たちが大騒ぎしているのを横目で、クールに眺めていた記憶があります。

1985年以降、阪神は、2003年、2005年、2014年と日本シリーズに登場していますが、ダイエー、ロッテ、ソフトバンクと対戦して、日本一を逃しています。

個人的には、直近3年間は、ヤクルト、オリックス、阪神と毎年、日本一に輝くチームが変っており、「プロ野球として、1強時代ではなく、望ましい姿かなぁ」と思っています。

 

話しはガラッと変りますが、阪神が初優勝した1985年と現在について、私の中で感じる日本人の価値観や行動様式の変化、ベスト5を挙げてみました。

 

《1985年と2023年現在における価値観や行動様式の変化ベスト5(個人的感想)》

 

1)喫煙率の低下:

1985年当時、日本の喫煙率は高水準でしたが、2020年代には大幅に低下しました。背景には、健康への意識の高まり、公共の場での喫煙禁止法規制の強化、タバコ税の増税による価格上昇、非喫煙者の権利意識の向上、および禁煙補助サービスや製品の普及があります。

 

2)結婚と出産の遅延:

2020年代には、結婚や出産の平均年齢が上昇しました。これは、女性の社会進出とキャリア意識の高まり、経済的理由から安定した生活基盤を築いてから結婚や出産を考える人が増えたこと、また若者の間で個人の自由や生活スタイルを重視する傾向が強まったためです。

 

3)1人当たりの飲酒量の減少:

飲酒が社会的なコミュニケーションの一環として受け入れられていた1985年と比べ、2020年代には飲酒量が減少しました。健康志向の高まりや、運転中の飲酒への罰則の厳格化、お酒に対する若年層の興味の低下が影響しています。

 

4)通勤スタイルの変化:

テレワークやリモートワークの普及により、毎日の通勤が必要ない働き方が浸透しました。これは情報技術の進化、働き方改革の推進、そして2020年の新型コロナウイルスのパンデミックが大きな要因です。

 

5)環境意識の高まり:

環境問題への関心の高まりが、1985年から2020年の間に消費者行動に影響を及ぼしました。リサイクルや節電、省エネ製品への関心の高まりが、新たな消費様式として定着。国際的な環境協定への参加や、企業のCSR活動が普及したことも、この変化を後押ししています。

 

これらの変化は、経済のグローバル化、テクノロジーの進展、国内外の政治経済的な動向の影響を受けているのだと思いますが、個人的には、「喫煙率」が下がったのは、歓迎しています。

私が成人した頃は、男性の喫煙率は、7〜8割だったと記憶していますが、そのため、「喫煙しないと「仲間の輪に入りにくい」という側面がありました。当時は、今よりも「社会の同調圧力」が今よりあったので、その時代と比較するとそういう面では、今は、暮らしやすいです。

 

また、一昔前は、仕事仲間や趣味の仲間でも、プライベートな質問をする人が多かったですが、年齢をはじめ、家族構成などプライベートな会話をする機会は、自分から語らない限りは、しなくてもよい時代になりました。

その分、知り合って10年以上になるのに、本名を知らない(あだ名で呼び合っているため)人やLINEやSNSしか連絡先を知らないので、どこに住んでいるのか分からない人も多数です。

しかし、全般的には、「家庭を持って一人前」的な価値観が薄れたので、私自身は、歓迎する変化です。

 

しかし、私のような現在の立場だと、私が保有する仕事上の知識や技術は、一部を除いて、「調べればある程度分かること」なので、自分の価値や存在意義を感じる機会は極めて少ないように思います。

「一昔前は、どんな感じだったんですか?」と聞かれる機会もないので、先輩ずらして、仕事上の後輩たちに、しゃべる機会も稀です(笑)

そう考えると、利害無く、昔を懐かしめる友人や知人たちとの縁を切らさないようにすることが、現役を退いた後の生き方としての処世術なのかな、と思うこの頃です。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 09:04
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“ジャニーズ問題”に関するキャンセルカルチャー

JUGEMテーマ:日記・一般

 

 

漫画家で評論家の小林よしのり氏が、ジャニー喜多川氏の性加害問題に端を発したこれまでの業績について、社会が「全てを無かったものにする」キャンセルカルチャーについて、「野蛮な革命運動である」と主張しています。

以下に「キャンセルカルチャー」について、考察しました。

 

《キャンセルカルチャーとは何か》

キャンセルカルチャーとは、ある人や団体の過去の行動や発言などが公に知られることで、彼らの社会的信用や評価が急速に低下する現象を指す言葉です。

この現象は、特にSNSやインターネットを中心に広がることが多い。

事例として、過去の差別的なツイートが発覚し、芸能人や著名人が公の場から姿を消すことが挙げられます。

また、企業やブランドに対しても、不適切な行動や声明が公に知られると、広告契約の打ち切りや商品のボイコット運動が起こることがあります。

 

《日本レコード大賞特別文化賞の取消し》

ジャニー喜多川氏は、日本のエンターテインメント界で多大な影響を持つプロデューサーとして知られていました。

彼の功績として、数々のトップアイドルグループを育て上げたことが挙げられます。

しかし、彼の「性加害問題」が浮上したことで、日本作曲家協会は彼に授与した日本レコード大賞特別文化賞を取り消すという判断を下しました。

 

「人格と作品は別」という意見は、ある人の私生活や人間性と、その人が生み出した作品や業績を別々に評価するべきだという立場です。

この観点から言えば、ジャニー喜多川氏の業績や功績は、彼の私的な問題とは別に、その価値が認められるべきだと言えます。

 

しかし、公の場での賞や表彰は、受賞者の人間性や品位も評価の対象となることが多く、特に性的な加害問題は社会的に非常に敏感なテーマであり、今回のような問題により、ジャニー喜多川氏の功績を見直す動きが起こるのは、「常識」と化しています。

 

個人的には、「キャンセルカルチャー」は、「その人の話題について触れることさえ、忌み嫌われるようになる」ことが問題だと思います。

仮に、すでに授与した賞や表彰が取り消されるのは、「やむを得ない判断」だとしても、昭和から平成、令和の歌謡史に大きな影響を与えたジャニー喜多川氏の話題にすることはもちろん、存在自体を「無かったものにする」のは、私は疑問です。

 

話しは少し逸れますが、「歴史に残る偉人」といわれる人たちも、現代の価値観で捉えれば、「残虐で破廉恥な人」になります。

つまり、「歴史的評価」は、その時代の思想や価値観の影響を受けやすいものです。

したがって、ジャニー喜多川氏の「業績は事実」として、歌謡史の1ページに刻み、語り継がれていくべきものではないかと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ878号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:50
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