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JAL機長のアルコール検査“替え玉”に関する広報担当者の見解

JUGEMテーマ:ビジネス

 

2019年1月9日付の文春オンラインが、

「JAL現役パイロットが告発 機長がアルコール検査で“替え玉”」

という見出し記事を報じていました。

 

少し長いですが、記事を以下に引用します。

 

・2018年10月、英ロンドンのヒースロー空港で、JALの副操縦士が規定値の約9倍のアルコールを検出され、地元警察により逮捕された。

JALには国交省航空局による立ち入り検査が行われ、事業改善命令が出された。

 

・現役パイロットが「週刊文春」の取材に応じ、飲酒問題がこれだけ広範囲に及ぶ原因は、「JALの管理体制にある」と告発した。

また、機長がアルコール検査を“替え玉”で逃れていた実態を明らかにした。

 

・この現役パイロットよると

 「2017年12月、成田発シカゴ行きの便の機長が部下のパイロットに命じ、アルコール検査の息かけの“替え玉”をさせた。後に、部下のパイロットが社内で告発し、ちょっとした騒ぎになりました。しかしJALは、この件を外部に一切、公表せず、隠蔽しています。また国交省に報告すらしていません」

 

 「JALには独特の“文化”があり、過去には、機長以下、全員が口裏合わせをして社内検査をパスすることもあった。外国当局から指摘されない限り、飲酒パイロットを発見できない状況なのです」

 

・JALでは2017年8月から不正が出来ないアルコール感知器の新型を日本国内にて導入したが、感知器の未使用事例が100件以上も発覚している

 

・JALの広報担当者は、

 「そのような事例があったことは事実です。当該機長によれば、予備の感知器で検査を行ったところ、基準値に近い数値が表示されたため、本番の検査で万が一基準値を超えたらという不安から、同乗のパイロットにアルコール検査の代行を頼み込みました。当社として当該基準値を超えていたという確認には至らず、アルコール感知事例として航空局への報告対象とは致しておりません。」

 

「運航乗務員がアルコール検査を代行させるという行為は、アルコール基準値を超えていたか否かに関わらず、悪質な不正行為であり、社内規程に則り厳正に処分を行っております。具体的な処分の内容につきましては、控えさせていただきます」

(引用、ここまで)

 

上記記事で気になる点は、

・JALの隠ぺい体質

・JAL広報担当者の見解

などいくつかありますが、広報担当者が述べた

「当社として当該基準値を超えていたという確認には至らず、アルコール感知事例として航空局への報告対象とは致しておりません」

という部分に注目したいと思います。

 

これは、例えば、製品検査、例えば、「食品安全」の世界に例えれば、

「微生物検査で食中毒菌が基準菌数以下であったがギリギリの値だったので、他のサンプルの計測値で合格品として出荷した。しかし、現在のところ、消費者から食中毒事例が報告されていないので基準菌数を超えていたという確認に当社としては至らなかった」

といっているようなものです。

 

極端な言い方をすれば、広報担当者の見解は、

「運航に支障が発生しなかったから当社としては当該パイロットが基準値を超えていたとは認識していません。だから国交省にも報告していません」

といっているのと同義です。

果たして、この広報担当者の見解を国交省が知ったらどのように感じるでしょう。

 

国交省が、JAL広報担当者がおっしゃっているような見解で航空管理業務をしている認識や体質であるならば、それこそ、認識を改めてもらうべきだし、利用者の立場で言えば、立ち入り調査の対象事案としてもらわなければ、安心できません。

 

話は少しそれますが、企業訪問をしていると、「社内不適合事例」で「校正外れの計測器で検査を実施して出荷していた」という事案があります。

このケースの「原因究明、遡及調査」は、非常に難しいです。

一般的には、「校正外れをしたと推定される時期以降に検査し、出荷した製品を回収する」という対応を企業は取ると思います。

しかし、仮に、校正外れがいつから発生しているのかトレースできず、遡及するのが困難、という場合、企業の不適合報告書には「現状、出荷先から異常や問題の発生、苦情が上がっていないので結果として問題なかったする」旨の記述を見かけることがあります。

 

担当者の立場になれば、「そういう回答をするしかない」のかもしれませんが、考え方としては「間違っている」といえます。

JALのケースについては、広報担当者も「そう弁明するしかないではないか」というのが本音かもしれませんが、もし、大真面目にそのように述べているのであれば、国交省に「喝」を入れてもらうしかないでしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ628号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:56
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「常識」は疑うもの

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「常識を疑え」とよく言われています。

結論から言えば、それは、実は当然なのです。

 

その理由は、

◆常識は時代や社会の変化により変わっていくもの

だからです。

 

つまり、

◆過去の非常識が今では常識になり、今の常識が未来の非常識にもなりえる

ということです。

 

要は、

◆自分が思っている「常識」は、「誰かの常識」である

◆その常識が正しいのか、正しくないのかを判断するのは自分自身

なのです。

 

例えば、今の時代は、まだ、「学歴を積んで正社員となることが幸せである」という常識があります。

しかし、これは、自分の親世代であれば「常識」でしたが、今は、その時代よりも確実に「常識ではなくなりつつある」でしょう。

理由はいろいろありますが、一般論として、

◇昔の日本企業は終身雇用制であった

◇賃金体系が年功序列だった

ということが挙げられるでしょう。

 

しかし、現代では、終身雇用と年功序列賃金体制は崩れつつあり「正社員として働き続けるリスク」が逆に生じてきたわけです。

つまり、

「正社員であってもスキルが無ければ、いつクビを切られるかわからない」

「大企業に就職してもその企業の経営が傾かないとは限らない」

時代となり、「正社員でい続けるリスクも、起業して働くリスクもどっこいどっこい」であるならば、「社会人としてのスキルを身に着けたらさっさと自活できる仕事を見つける」ことの方が長い目で見たら「安定した生活が得られる」時代になったわけです。

 

最近見たニュースだと「寝相がいいことは健康面で捉えれば決して良くない」そうです。

その理由は、

◆寝返りを打つことで、体のゆがみがとれる効果がある

◆まったく寝返りをしないと腰や背中などが一晩中、体重の重みで圧迫され、血流が悪くなり腰痛や肩こりが発生する

からです。

 

昔のスポーツでは、「練習中には水を飲まないこと。水を飲むと横っ腹が痛くなる」でしたが、いまや、「練習中に水分補給しないことは非常識」と一緒ですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ555号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 07:17
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札幌ガス爆発の原因と会社の体質

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20181216日に発生した札幌のガス爆発。

1220日の毎日新聞の報道によると、

・やけどなどの重軽傷者が10人増えて被害者は合計52

・建物の損壊が39

・約200メートル離れた建物でも被害があった

・爆発が起きたビルの外にあったプロパンガスのボンベが爆風で配管から外れガスが漏れていた

・負傷したのは1歳〜80代の男性23人と女性29

・最もけが人が多かったのは、「海さくら平岸店」で44

・不動産店から3軒隣の飲食店前にいた人や別の飲食店内の客らも軽傷を負った

・周辺の立ち入り規制は一部解除されたが、交通規制は当分続く見込み

だそうです。

 

それにしても、爆発当初は、居酒屋が火元では?と疑いの目がありましたが、爆発翌日には、不動産会社が火元という報道が広がり、そして、原因は「120本以上の未使用の消臭剤のガス抜き」という仰天びっくり、お粗末な結論でした。

 

また、当初は、「部屋の消臭に使用したあとの消臭剤の残存ガスのガス抜き」と思いましたが、実は、「入居者からは消臭代を取りながら、実は、未施工(消臭処理せず)だった」という「不動産業者の闇」にまで問題が発展。

今後、刑事事件、民事訴訟などまだまだ、問題解決には時間が掛かりそうです。

 

現在の報道では、ガス抜きを実施していた店長は、

「消臭剤が火気厳禁という認識がなかった」

と話しているそうです。

本当に知識があったのかなかったのかわかりませんが、「知識がない」といわれれば、どうしようもなく、警察では「業務上過失事故」として扱われるのでしょう。

 

話は変わりますが、元女子プロレスラーの長与千種さんが201811月にけんかの仲裁に入って暴行を受けたニュースが流れました。

この時、長与さんがけんかを止めるのに、攻撃的な手段で手を出していたら、けんかを止めに入ったのに、「暴行罪」に問われるケースもあったそうです。

私たち一般人なら「防衛行動」と捉えられることも、レスラー、武道家、格闘家など「人間凶器」な人たちが手を出すと「過剰防衛」となるわけです。

 

例えは悪いかもしれませんが、それと同じで、仮に会社が、「消臭作業を責任者の力量は、危険物の知識があった方が良い」と判断して「危険物取扱主任」などの資格者を配置していたなら、「知識のある人間がガス抜きをした」として「単なる過失事故」とは認識されないのかもしれません。

 

以前、引越し業者のコンサルティングをしているときに、引越し業者による害虫駆除サービスや消臭サービスをしている会社さんがありました。

その会社では、害虫駆除や消臭作業を実施すると、チェックリストに実施結果を記録し、しっかり使用した薬剤の在庫管理もしていました。

つまり、「お客様と契約したことを実施したか否かが証明できる」わけです。

 

おそらく、爆発事故を起こした不動産会社では、このような管理はしていなかったのでしょう。

月並ですが、組織によるリスク意識の欠如と売上至上主義が招いた悲しい事故といえるのかもしれません。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ625号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 14:37
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ドン・キホーテの2代目社長大原孝治氏

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先日、ユニー・ファミリーマートホールディングスと資本提携を発表したドン・キホーテホールディングスの大原孝治社長は、創業者の安田隆夫氏の理念を忠実に受け継いでいる理想的2代目社長といわれています。

 

例えば、「人の採用」にもこだわりを持っているそうです。

今の時代、「人材不足」と言われています。

単価が高く、高給が見込める仕事は、椅子取りゲーム状態で大争奪戦が繰り広げられています。

しかし、例えば、コンビニスタッフ、ファストフードスタッフ、スーパーマーケットのレジスタッフなどは、知り合いの関係者に聞いても、常に人が不足くしているという声をよく聞きます。

 

ドン・キホーテの大原社長は、

「レジスタッフ募集」

と職種で募集すると応募者が限られてくるならば、と思い切った募集方法を実施しました。

 

その方法は、

「フリーター募集」

という求人募集の案内です。

 

つまり、

「あなたがフリーターをやっている理由をお聞かせください。

それに合った雇用スタイルを提案します」

という募集広告を出したのです。

 

確かに、私も独立して会社を興していますが、現状は「ひとり会社」なので、フリーランス=フリーターのような生活形態です。

この仕事のスタイルがサラリーマン時代と違うメリットは、色々ありますが(もちろんデメリットも数多くあります)

「比較的、長期休暇を計画的に取りやすい」

という点があります。

 

サラリーマン時代であれば、自分の担当業務に余裕ができても、まわりの同僚や上司の目もありますので「担当業務が落ち着いたので、来週から2週間お休みをいただきます」というわけには、まず、いきません。

 

「フリーター=自由気まま」

な印象がありますが、実際、私の知り合いにもいますが、舞台俳優など芸能活動をやっていて、公演予定があると、稽古や公演で長期休みが必要になるから、常勤の仕事には就けない、という人もいます。

また、資格取得や親族の介護などで、定職には就き難い人もいます。

 

したがって、大原社長は、フリーターのライフスタイルに寄り添った求人ができる心遣いがあるわけです。

大原社長については、経歴をネットで調べても詳細がわかりません。

噂だと、いい大学出身者のようですが、このような気遣いができるということは、ずっとエリートの人生ではなく、フリーターや現場での業務経験も長いのかもしれません。

 

欧米の経営者は、経営者としての帝王学を若い頃から学び現場経験が殆どない方も多くいます。

大原社長のような現場目線の経営者が従業員目線も持った社員に信頼される経営者になれるのかもしれないですね。

ソフトバンク、ファーストリテイリング、ニトリ・・・まだまだ創業者が実質的に経営者として頑張っている大企業がたくさんありますが、2代目にどんな人物を選ぶのかも注目です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ616号より)

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:27
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維持目標の設定と管理について

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組織の達成度評価の指標として「目標管理」を採用している会社は多いでしょう。

一般的に、目標管理の「弱み」としては、

 

1)    目標以外の仕事が見えなくなる

2)    目標で仕事のすべてをカバーできない

3)    部門業績への関心が薄い

4)    維持目標が上がってくる

5)    「達成しやすい目標」の設定をしてしまう

などがあげられます。

 

今回は、「維持目標」について、考えてみたいと思います。

維持目標とは、

「クレームを継続します」

「事故ゼロを目指します」

「燃費について2015年対比マイナス10%を堅持します」

といった目標です。

 

そもそも目標とは、「現在より一段上のレベルに上げるようなもの」や「問題を解決するようなもの」であるべきです。

したがって、「改善、変化、改革」といったことにつながるものが目標といえます。

 

ただ、よく言われるのは、例えば、ある警察署管内の死亡事故が前年「10人」だったとします。

その場合、「“死亡事故者10人以下を目指す”という目標はおかしいでしょ」、やはり「死亡事故ゼロを目指す」が目標ではないですか?・・・という主張です。

確かに、理屈上は「死亡事故〇人以下」と設定することはできても、感覚的に「〇人以下という目標は〇人以内なら死亡者を出しても目標達成」みたいな話になるので、おかしいといえばおかしいです。

 

なので、「事故ゼロ」という目標設定を「ダメ」とはいえないでしょう。

ただ、前述したように「目標は現在よりレベルを一段階あげるもの」と考えれば、「事故ゼロを達成するための活動」を管理する必要があります。

単に「教育を徹底します」とか「安全確認を徹底します」とか「始業前点検を確実に実施します」といった「精神論」を目標達成の手段に掲げるだけでは、「レベルが一段上に上がったかどうか」がわかりません。

つまり、「目標達成の手段について達成度を設定してモニタリングする」ことをしなければ、「仕事の質のレベルが一段上がったこと」にはなりません。

 

したがって、「教育の徹底」「安全確認の徹底」「始業前点検の確実な実施」に関する達成度を設定する必要があるわけです。

通常、そもそもこれらの「実施度合い」自体が、把握されていないケースがほとんどですが、最初は「感覚的に経験からエイヤー」と「達成度を設定」して、それを指標にして活動を監視する必要があります。

 

前述で上げた事例では、「クレームゼロ」や「燃費の維持」のようなケースも同様で、「目標を達成するための活動を管理する」ことが「維持目標設定時」のポイントといえるでしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ565号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 06:45
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ビジネスにおける些細な気遣い

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些細な話かもしれませんが、ビジネスで会社に訪問するときに、気を遣うことがあります。

 

例えば、自動車メーカーや系列の自動車部品製造の子会社、自動車ディーラーに「他社製の自家用車で訪問する場合」です。

訪問先には、玄関前に「お客様駐車場」と書かれた駐車スペースがあります。

しかし、「担当者にあいさつに訪問した」、「書類を届けに来た」といった「56分の滞在」でないかぎり、「職員が使用する奥の方の空いたスペース」に駐車するようにしています。

 

やはり、玄関先駐車スペースは「顔」ですから、他社製の自家用車が、長時間停車していると、客観的に見て、違和感があります。

その会社に対して、訪問側のこちらの立場が強い場合は、相手側は「玄関前のスペースには駐車しないでください」と言いたいけど、言いにくいだろうなぁ、という観点からの配慮です。

 

自動車会社の場合は、「どこの系列」か、比較的はっきりしているので、わかりやすいですが、なかなか難しいのが、食品会社です。

最近は、大企業の場合、「お茶くみ」の女性職員はいないので、「飲み物としてペットボトルを持参する」ケースが多くなりました。

 

以前、訪問先で打ち合わせがあり、外から持ち込んだペットボトルを会議室のテーブルの上に、どーんと置いていたら、「なんとなく違和感」がありました。

よーくまわりを見渡すと、私以外の会議参加者は、某飲料メーカーが販売する飲料です。

気になって、会議中に資料を探すフリをして、パソコンで調べると、その会社は、某飲料メーカーに出資している大株主であることが判明。

つまり、私が持ち込んだペットボトルのメーカーは、「ライバル社」であることがわかりました。

 

こんな話をすると、企業によっては、「そんな気遣いはしなくていいですよ」と言っていただける訪問先の担当者さんもいらっしゃいます。

しかし、企業文化として「こだわる」会社も多いので、「気をまわして損はない」と思います。

 

日常生活で、初対面の人が、こちらのことをよくしっていると、嬉しく思うことがあり、好印象を持つ経験があると思います。

それと同じで、些細なことかもしれないですが、「訪問先企業のことをよく認識して、理解している」ということが、相手側の、理屈ではない感情面の効果を生むこともあると思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ605号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 16:49
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排水のつまりとなる6つの原因とアセットマネジメント

JUGEMテーマ:ビジネス

 

先日、実家に帰ると、父が汚水ますから、汚水を柄杓で組みだしていました。

様子を見ていると、どうやら、汚水ますが詰まったようです。

 

一般的に、「排水のつまり」には、「6パターンのいずれか」にあてはまるそうです。

(出典:HLS水道サービスのウェブサイトより)

1)排水管の内部に「汚物」がつまっている

2)「植物の根」が伸びて排水管をつまらせている

3)排水管が沈下して段差ができている

4)排水管が割れている(壊れている)

5)排水管の勾配(傾斜)が逆になっている

6)汚水を汲み上げるポンプが故障している

 

母に実家の状況を聞くと、

2階のトイレを流すと1階のトイレに逆流する

・自宅敷地内にある汚水ますが、あふれている

・浴槽の栓の抜くと風呂場の排水口から水が逆流してくる

といった症状が数日前から出ていたようです。

これまでも、実家の排水ますや汚水ますが詰まったことは何度かあります。

 

排水ますは、わかりやすい場所にあるので、私も蓋を開けて除いたことがあります。

たいてい、というか、実家の排水ますのつまりは、今まで「100%木の根っこ」です。

実家のある土地は、約45年前に分譲された宅地ですが、区画された宅地のまわりは、50センチほどのブロック塀と「サワラ(ヒノキ科の針葉樹)」が植えられていました。

 

多くの家が、住宅を建築する際に、ブロック塀やサワラの樹を撤去して、自前のフェンスや塀を作りますが、私の実家は、分譲された時のブロック塀とサワラをそのまま生かして、家の周り(正面と後ろ側敷地)をフェンスで囲っています。

そのため、サワラの根っこが、水分を求めて、排水ますや配水管と排水ますの継ぎ目に侵入してくるのです。

 

ただ、汚水ますが詰まったのは、実家が建設されてから、約38年経過していますが、今までありません。

また、汚水ますから道路の下水管への経路は、素人には見えない構造のため、結局、市の下水道局に支援を仰ぐことになりました。

母から連絡を受けた市の担当者は、市役所に保管されている下水道の配管図をチェックしながら、市指定の業者を引き連れて、ファイバースコープのようなものを管に通して、画像チェックすると、「木の根っこが配管を覆っている」ことが判明したようです。

私は、作業自体は見ていませんでしたが、おそらく、高圧洗浄と特殊なハサミなどによる切断で「木の根っこ」は除去され、排水のつまりは解消されました。

 

ちなみに、後日、市のウェブサイトで調べると、実家がある地区の「下水道管改築工事(長寿命化)」や「下水道管布設替工事」、「排水改善工事」といった建設コンサルや工事が発注されていましたので、布設年数的にも、更新時期なのかもしれません。

 

なお、国土交通省のウェブサイトによると、日本には、現在、下水道施設が、管路約47km、処理場数約2,200箇所あるそうです。

つまり、老朽化を放置すれば、処理機能の停止によるトイレの使用制限、未処理下水の流出、管路破損による道路陥没・・・といった日常生活や社会経済活動への影響が生じます。

最近、こうした社会インフラの管理の用語で耳にするものに「ストックマネジメント」と「アセットマネジメント」という言葉があります。

 

この違いは(注:私の認識です)、以下のような感じではないかと思います。

 

《ストックマネジメント》

◆構造物や施設の機能診断に基づく機能保全対策の実施を通じて、既存施設の有効活用や長寿命化を図り、LCC(ライフサイクルコスト)を低減するためのマネジメント

 

《アセットマネジメント》

◆ストックに対するリスクと負担をコントロールし、あらゆる視点において平準化と効率化を可能にするマネジメント

LCC(ライフサイクルコスト) を低減するだけのマネジメントではない

→構造物や施設の劣化のリスクをコントロールしつつ、構造物・施設の改修・修繕・更新や維持管理に要する経費を平準化するマネジメント

 

月並な話ですが、日本の厳しい財政状況を鑑みると、社会インフラを安定的に確保していくためには、計画的かつ効率的な施設管理を各自治体は行っていって欲しいですね。

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 09:30
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モチベーションが上がらないメカニズム

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社会人になった頃は、「すべてにおいて若かった」ためか、仕事も、趣味も「バリバリやるぞ!」と意欲的でした。

つまり「モチベーションを上げなければ・・・」と悩むことは、ほとんど皆無でした。

 

高校生の頃に愛読していた紀行作家の宮脇俊三氏の本の中に、

「編集者に定期的に催促してもらわないと本を書き上げられない」

というような一文があり、

「自分の好きな鉄道旅行の経験をもとに文章を書くのだから楽しくてしょうがないはずではないか」

と考えていたので、宮脇さんのこの「編集者に催促してもらわなければ書けない」という状況が想像できませんでした。

 

確かに「紀行文」は「これを書いて世の中に知ってもらわなければ死んでも死にきれない」という類いの文章ではない性質はあります。

また、宮脇さんは、当時、紀行作家として独立はまだされていなくて、確か出版会社の役員の立場だったと思います。

生活は安定しているわけで、わざわざ労力を費やして本を出さなくても、生活に支障はありません。

けれども、当時の私には、「編集者にケツをたたかれないと書けない」ということが想像しにくかったのです。

 

しかし、私が読んでいた本を宮脇さんが書いた当時は、50台半ば。

自分がその年齢に近づいてきて、「モチベーションが上がらない」という状況がすっかり、実感できる年齢になりました。

 

変な話、仕事でも、趣味の世界でも「やりたいこと、成し遂げたいこと」は、まだ、残っています。

けれども、自分の中の感覚論ですが、10年前と比較すると、明らかに低下している気がします。

単に歳(とし)のせい、とは思いたくないし、まだ老け込む年齢でもないです。

そこで、この「モチベーションの低下はなんなんだ」と考え、調べてみました。

 

いろいろ調べていくと、「モチベーションが低下してしまう原因」は、結論から言えば、

「ホメオスタシス」

のようです。

「ホメオスタシス」とは「現状を保とう」というからだのシステムだそうです。

 

例えば、人間の体温は、36度台が平熱です。

この体温は、暑い日、寒い日に関係なく保たれます。

風邪を引けば、抵抗力で自然に体が回復します。

これらは、すべて「現状を保とう」とするホメオスタシスの力だそうです。

 

つまり、からだは、

「ありとあらゆる手を使って、変化することを阻止」

しているわけです。

 

ホメオスタシスは、「変化することを阻止するために不安を感じさせる」わけです。

そのため、モチベーションが上がらず、三日坊主になるそうです。

「ホメオスタシス」は、それが、その人にとって、いいことか、わるいことかの判断はつきません。

単に、「少し前の自分に引きずり戻す」システムなのです。

 

したがって、「変化しよう」とすれば「モチベーションがあがらない」のは、からだのメカニズムとして、当然のようです。

私なりの解釈ですが、「現状維持でいいや」と潜在能力が考えれば、「モチベーションはさらに低下する」のは当たり前なのかもしれません。

 

「公務員ランナーの川内優輝選手」の座右の銘は「現状打破」ですが、ふつうに暮らしていれば「モチベーションが上がらないのは当然」と考えることが、まずは、大事なのでしょう。

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 11:00
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ゴーン氏逮捕はルノーとの統合阻止と社内不満分子対策による西川社長のクーデター

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20181119日の夕方に、スマートフォンにニュース速報が入ってきました。

そう、日産自動車のカルロス・ゴーン会長が「金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕」という情報です。

 

すでに、各メディアが大々的に報道しているように、この事件は、

・虚偽の報酬額を有価証券取引書に記載していた

20113月期から153月期までの計5年間の役員報酬額が実際には998000万円だった

・しかし、計498700万円と過少に記載していた

・内部通報によって日産が社内調査、それを検察に情報を提供し、事件になった

ということらしい。

 

この「有価証券報告書への虚偽記載」によるゴーン氏逮捕の報道が流れて、国民の関心は、庶民からすると巨額なの「役員報酬の過少申告」より「ゴーン氏は守銭奴だ」という感情的な怒りの声が高まっているように思います。

 

しかし、一部の有識者や評論家もニュースやワイドショーでコメントしていますが、「日産自動車取締役9人のうちの西川社長派のクーデター」に間違いないでしょう。

 

その理由として、

◆長きにわたって有価証券報告書に虚偽の報酬額が記載されていたことを取締役が知らないはずがない

◆フランスのマクロン大統領から、ゴーン氏は、ルノーCEOの任期を2022年までに延長する代わりに「ルノーと日産の関係を後戻りできない不可逆的なものにする」ことを条件にされた

◆完成車検査不正問題で現場に資源投入しないことに対して社内に不満分子が増えた

◆一部の外国人幹部が高給を得ており社内に不満分子が増えた

といった状況が生じていたからです。

 

つまり、2018年中に、ゴーン氏や虚偽記載の指南役とされる代表取締役のケリー氏を排除することで、例えば、

◆取締役解決後で、日産が保有するルノー株を買い増しして25%以上にしてルノーの日産に対する議決権を消滅させる

◆ルノーと日産の経営統合を阻止する

◆日産にとって重荷になったルノーとのアライアンスを弱める

◆ゴーン氏に支払っていた高額な役員報酬をなくすことで社内の西川社長への非難をかわす

といったことが実現できるわけです。

 

1119日の22時に、西川社長は、他の役員や弁護士などを伴わずに緊急記者会見を開きましたが、悪く言えば「自己保身」です。

肝心なことには、「調査中でお答えできない」といい、「残念という言葉ではなくて、はるかに超えて、 強い憤り、そして、わたしとしては、落胆ということを強く覚えております」との発言は、「他人事のよう」に感じました。

また、取引先や株主への謝罪はあっても、日産ユーザーへの謝罪もなく、西川社長の顔つきや表情などといった「キャラクター性」かもしれませんが、「誠意」が感じられない会見だったな、という印象です。

 

それにしても、完成車検査不正問題よりも、ゴーン氏逮捕に関して日産は、プレスリリースも迅速で、どうも違和感があります。

邪推をすれば、日産はもちろん、国(経産省)もルノーと日産の経営統合を阻止するために、裏で糸を引いていたのかもしれません。

 

ただ、そうなると、ゴーン氏のスキャンダル(有価証券虚偽記載や会社資金の私的流用など)について、「見てみぬふり」をしてきた経理部門や取締役にも、刑事訴追が及ぶ可能性があります。

そこで、「司法取引」を使って、真相の全容を解明する代わりに、情報提供者への刑事訴追を見送った、と捉えることができると思います。

 

それにしても、今回のゴーン氏逮捕によって、日産自動車に、ガバナンス機能が働いていないことが露呈しました。

監査法人は、性善説で、監査を実施していたとしか思えませんし、経理部門や取締役会が、「黙ってみぬふり」をすれば、株主など市場に公表される有価証券報告書の内容は、ごまかせることを世間に知らしめてしまいました。

 

個人的には、西川社長には、なんの恨みも個人的な関係もありませんが、「正義の味方」きどりで、ゴーン氏、ケリー氏が去った後の「日産自動車のかじ取りをなにくわぬ顔で任せる」のは、どうも納得がいきません。

ガラガラポンで、「現役取締役総退陣」ぐらいして、経営トップは、外部招聘しないと、日産自動車の社会からの信頼回復は得られないと思います。

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 14:52
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インターネットで暴露された中国五つ星ホテルの清掃実態

JUGEMテーマ:ビジネス

 

20181119日の朝のテレビ各局のワイドショーが、

「トイレも食器も同じ雑巾で清掃している高級ホテルの実態」

について報道していました。

 

各ワイドショーの情報によると、

・高級ホテルをよく利用する中国人が各地のホテルに隠しカメラを設置し、その映像を撮影していた

・隠しカメラで撮影された映像は中国版ツイッター「ウェイボー」でホテル名とともに暴露した

・この映像によると、北京や上海、南京などの高級ホテルで清掃スタッフが、シャンプーを使って食器を洗っていた(一泊3千元(約4万9千円)という上海のホテル)

・別の高級ホテル(一泊4500元(約7万3千円))では、清掃スタッフが、ゴミ箱に捨てられていた使い捨てのコップのふたを再使用していた

・また、洗面台、便座、食器を同じ雑巾で拭いていたケースもあった

・映像で取り上げられた北京のあるホテルは謝罪する一方、「あくまでも個人的な事案であり、ホテルの衛生レベルを示したものではない」と釈明した

・上海市の衛生当局は市全域のホテルで調査を行うことを決めた

そうです。

 

以前、中国では、ジャーナリストが食品工場への潜入取材で、床に落ちた肉をふたたび製造ラインに戻す行為が暴露され、中国国内はもちろん、世界中に衝撃が走りました。

今回は、「高級ホテルバージョン」の隠しカメラだったようですが、こうした映像が世界中に拡散されるたびに「中国製品やサービスは信頼できない」と評判を落とすことになるので、当局もしっかり調査して欲しいものです。

 

中国事情に詳しい中国人ジャーナリストは、このようなずさんな業務管理の原因として、

1)経済発展による人員不足

2)清掃スタッフには地方出身者が多く衛生知識が乏しい

3)業務チェック体制が甘い

という点を挙げていました。

 

この中国人ジャーナリストが言うように、「採用する人材のレベルが低い」というのは、ホテル清掃に関わらず、組織にとってはリスクです。

いわゆる「阿吽の呼吸」「言わなくても当然認識しているであろう常識」がそもそもズレている、あるいは、欠如しているわけですから、しっかり教育しなければ、業務に就かせることはできません。

 

それにしても、北京のあるホテルは、「あくまでも個人的な事案であり、ホテルの衛生レベルを示したものではない」と釈明したそうですが、これこそ、情けない話です。

いい方をかえれば「組織管理が十分にできていません」ということになります。

・清掃チェック体制の見直し

・トイレ用、食器用の専用雑巾や清掃ブラシ、洗剤を用意する

・衛生知識の徹底教育

・・・・・

など組織(ホテル)がやるべきことはたくさんあります。

 

今回は、清掃業務ですから、外部業者への外注作業だと思いますが、そうなると、

・ホテル側の業者選定は適切だったのか?

・ホテル側の清掃仕様書は適切に提供されていたのか?

・ホテル側は、定期的に、外部業者の監査を実施していたのか?

・・・・・

といったことが、できていなかったわけです。

 

話題は変わりますが、先日、神戸の旧居留地近くにあるホテルに宿泊しました。

ホテルは、シティホテルとビジネスホテルの中間ぐらいに位置づけられるクラスで、全体的には、概ね満足して過ごすことができました。

細かい話ですが、朝食会場はバイキング形式で、「味付け海苔」がありました。

この味付け海苔、「保存方法」が悪いのか、「味付け海苔自体の製品不良」なのか「そもそもそういう味付け海苔」なのか、わかりませんが、「パリパリ過ぎる」のです。

 

というのも、私は、白米を味付けのりで撒いて食べようと思いましたが、海苔を撒く前に、海苔の中央から破けてしまうのです。

食材の調達過程で、この会社の味付けのを購買する場合、サンプルを取寄せてチェックしていると思いますが、多くの利用者がするであろう「白米を撒いて食べる」を試してみれば「適切な味付けのりでない」とすぐにわかるはずです。

・・・

このように、原料調達にしろ、役務提供にしろ、「外部から購買」する場合は、しっかりとした業者および製品、またはサービスの評価をしなければ、ダメなのですが、中国の高級ホテルは、こうした体制も実際の業者評価体制もずさんなのかもしれませんね。

 

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 10:41
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